本日6月15日神々の御縁日です。
今日もお稲荷様のお話です。
お稲荷様というと真っ赤な鳥居と白狐様の印象が強いと思いますがそうではない場合もあります。
こちらは高輪神社です お稲荷様です 6月5日に参拝しました。
私の仕事で時々この神社のお隣のマンションでエアコン工事の仕事をさせていただいています。
なかなか落ち着いた雰囲気の神社です。
江戸時代、幕末まではお寺の神社でした
お守りしているのは狛狐様ではなくて狛犬様です。
元々は常照寺という稲荷社を管理していたお寺と稲荷神社が並んでいて明治の廃仏毀釈でお寺が廃寺されてから一緒の神社になりました。
江戸名所図会から。
現在再開発中の高輪ゲートウェイは国道を挟んで目の前です。
神社とお寺の前は江戸前の海でした
主祭神は勿論、宇迦之御魂大神様でお稲荷様です。
よく猿田彦命様はお稲荷様としてもお祀りしていますがこちらでは元の常照寺に鎮座していた庚申様、庚神(こおしん)様 正式名は青面金剛(しょうめんこんごう)様を神社になってから猿田彦命様としてお祀りしています。
誉田別命様(応神天皇様)は八幡様でもあります。さらに境内社にはこれまた常照寺に鎮座していた四天王寺から来た聖徳太子様が自ら削った聖徳太子像が太子堂から太子宮としてお祀りされています、勿論仏様です。
青面金剛様は天帝様(帝釈天様)の眷属です天部の神様として日本各地にて信仰されてます。お地蔵様と同じ位に誰でも一度はその前を通り過ぎたり、お世話になっている神仏習合の神様です。庚申信仰 - Wikipedia
上のサイトからご覧ください、とっても日本人には重要ですから。
本来のお寺を解体して無理やり神社にしていますが高輪神社は良い意味で神仏習合になっていますが後からお呼びした誉田別命(応神天皇)様以外は仏様ですが現在では人間の命令を聞いて日本の神様になっています。
上の江戸名所図会からすると元々、庚申堂と稲荷社と太子堂と並んでいたの見ると宇迦御魂命様ではなくてダキニ天様の可能性もあります。
私が参拝して感じたのはやはり神社のお稲荷様の様子でしたがあまり強い感じを受けませんでした。
いつもの様に人間の勝手な都合で神仏に向かってお前は神様になれとか、仏様になれとか命令してその通りになっていただいているのが神仏様達です。どちらが上の存在だかわかりません
これは恐れ多いという事だけではすまされません
高輪神社は稲荷神社です、元々はお寺だと分かりずらい神社ですが氏子さんや周囲の人達、参拝者が神社として大切にしていますので信仰するにあたっては何の問題もありません、素晴らしいと思います。
本題のお稲荷様に戻りますが
お稲荷様といっても色々な神仏と宗教が絡んでいます。
先ほどの猿田彦命様がとても大きな影響があります。天狗様も猿田彦様が起源だという説もあります。
猿田彦様は実は姿形から実は日本の神様ではなくて外国から来た神様だという説があり、又は以前のブログから書いている秦氏そのものとのお話があります、お稲荷様同様に猿田彦命様を日本に広めたのも秦氏一族です。
ダキニ天様達と宇迦之御魂命様、豊受大神様、猿田彦命様、大宮能売命様、等々。 多くのお稲荷様とその眷属様がいらっしゃってその分霊と分祠で何万という神社仏閣、御社や祭壇、神棚、仏棚と沢山の場所に遍満しています(遍満とはあまねく空間、次元に満ち満ちている状態)
すべてではありませんが
神仏が人間が分かり安い様に着る者から姿形と性別まで変えて見せて現れていただいています、神社の神様の姿で現れる仏様、仏様の形で現れる日本の神様、どちらも一緒の権現様等と色々な場合があります。
人間の想念や個人の印象やその時の状態で神仏や偽物の神仏を捉えて認識します。霊能者さんや私達神仏に仕える者も間違ったものを見たり感じたりすることがあります。その為には修行や経験やお大師様の様な先人の教えが無いと絶対にいけません。
少し戻りますがでは、上記の高輪神社の様な元は神仏混合の神社仏閣は参拝の際どの様なお参りの作法をしたら良いかという事になります。
基本的には現在にあたる状況のその通りの参拝の仕方で大丈夫です。
(神社名とお寺名とがはっきり区別が分かっていればです)
(先にお話しますが二礼(にれい)と三礼(さんらい)は礼拝の形が全く違います、回数が違うという意味だけではありません)
神社では二礼、柏手と祝詞、お寺では三礼、合掌とお経と法号と真言です。
私の場合は分からなっかたら、というよりも誰でも一緒だと思います
しかも神社に仏様もいるな、又はお寺に日本の神様もいるな、という場合はこちらです。。
二礼、三礼どちらでも構わないし、柏手は打たずに合掌だけと 法号と般若心経とどんな神仏がいらっしゃるか分かれば祝詞や真言をあげてからお願い事やお礼をお唱えすれば良いと思います
神仏習合のお参りの仕方です。
般若心経はとても良いです、どんな神仏にも喜ばれます。
本当に分からなかったら礼と、合掌だけ大丈夫です
最終的にはしきたりにこだわらなくても大丈夫です、その代わり次回参拝する時にはある程度勉強して知っておくべきで次は作法にのっとて参拝すれば素晴らしいと思います、それが神仏に対しての礼儀です。
私も神道大好き日本人です。しかも修験道の行者は右寄りな人間です。
この国は言論の自由がありますがそれが間違った方向に大きく広がると間違った洗脳になってしまいます。それがSNSの怖い所です
神道第一主義であたかもどこかの国の一神教の様な似非原理主義の能力者や日本の神様ファンの方達とましてや神職の方がいます、それが過去では廃仏毀釈になりました。
織田信長公の方がまだましです。何を勘違いしているのやら。
本題の日本のお稲荷様、ダキニ天様の場合がその様な目に会ってます勘違いされている様子です、霊勘違いされている様子です。
まだまだお稲荷様のお話は続きます
どうもありがとうございました 鶴島