昨日5月17日(月)は久しぶりに神奈川県の秦野市の白笹稲荷神社と出雲大社相模分祠へ参拝してきました
今回は大鳥居から中に入っての撮影をさせていただきました。
曇り空で時折の小雨もやんで清々しい空気の元で境内に入れました。
こちらでは神社の方に一声をかければ、拝殿の中の御神前で御挨拶ができます。
私はいつもの様に般若心経と稲荷祝詞を奏上させていただきました。お稲荷様は般若心経をあげると喜んでいただくみたいです。 いつもの様に御神籤も必ず良いお告げをいただきます。大吉をいただきました
摂社の御稲荷様や寿老人様も優しい感じの神様だと受け取れます。
特筆すべきところは拝殿の中の天井の龍神様の天井絵です。
ホームページからどうぞ白笹稲荷神社 -公式ページ- (shirasasa.or.jp)
すでに地名を聞いてお分かりの方がいらっしゃるとは思いますが秦野市の由来は伏見稲荷大社や八幡神社や松尾大社などを創建した 秦(はた)さん 秦氏(はたし)が大昔(3世紀後半~9世紀)の時代に相模の国のこの地にやって来て館を構えて伏見稲荷大社の御神霊をお呼びして神様と共に定住したのが始まりでそこから秦野の地名ができたらしいです。
有名な史実は 秦氏が京都の伏見稲荷大社を創建したことです。
秦氏は渡来人として日本やって来て、帰化して天皇と朝廷と共に日本の仕組みや神社仏閣を多く作っていきました、その他 医療、数学、建築、漢字、そして宗教と当時のスーパー外国人でした。
(例えればレオナルド・ダビンチとアルベルト・アインシュタインとジョン・レノンが一緒にやって来て日本を作ったといってもいい過ぎではないかと思います)その位の影響力でした。
現在の末裔はれっきとした日本人として生活されています。
名前や呼び名は色々と広がり、羽田さん、波多野さん、秦さん等、もしかしたら私達もその末裔か何かの御縁でお稲荷様の神社を訪れているのは間違いが無いと思います
元々日本人は混血民族です。 陸続きの古代のそのまた古代はアイヌ民族、琉球民族以外は他の大陸からやってきたらしいです。
それから後の9世紀には弘法大師空海様が秦氏と共に伏見稲荷大社を発展させたことです。
それからは真言宗の神宮寺としての伏見稲荷が明治維新の神仏分離令まで1000年近く続きました。
現在も伏見稲荷大社と真言宗の京都の東寺は合同で大祭を行っています。
秦氏のエピソードは日本の最大のミステリーで世界中の学者や各種の専門家が研究しています。
又名前から分かる通りに 中国の秦の始皇の末裔で中国から大勢の一族や関係者を連れて朝鮮半島を通り逃れ逃れて日本にやってきたのは最近の研究や証拠等で間違いないそうです。
そして秦氏の守護神である お稲荷様(宇迦之御魂の大神)様 (羽化の味方の大神)様を大陸から一緒に連れてきたのは間違いなさそうです。
弘法大師空海様はその点を良く分かってらして伏見稲荷を完成させて京都の東寺の守護神にお稲荷様
を勧請したのです。
まだ確証の無い話ですが、ユダヤ人説や景教(キリスト教の一派)やユダヤ教を日本に持ち込んだ渡来人が 秦氏 か当時のその他の渡来人という説です
本当はキリスト教(景教)、ユダヤ教、仏教(古代仏教)はすでに紀元前の2000年以上前から日本に入ってきていたのは事実です。
あくまでも私の見解ですがお稲荷様はダキニ天様と同様に外国から来た神様なのかもしれません。
前置きしておきますが私は修験道の一員であり、神道の実践者でもあります。
しかし仏教、神道 共に当時の政府や権力者が都合の良い様に作られたり書き換えられたりしてきたのは世界の宗教と同じ経緯です。
特に日本の古事記や日本書紀は疑問がいっぱい出てきます。日本の神話すべてではないですが。
(神道関係者の方には申し訳ありませんが、日本の神様、仏様の元で両方差別なく修行をしてみれば
分かります。)
白笹稲荷神社は本当にお勧めできる神社です。 秦さんが連れてきたお稲荷様そのものです。
次に出雲大社相模分祠です。
こちらも大鳥居から中に入って撮影させていただきました。まだ新しい出雲様ですがとても良い雰囲気です
今回は同じ境内に鎮座する沢山の神社から 御嶽神社(手前)と八坂神社(少し奥)です
摂社や末社ではありません、千年以上前から鎮座されているそうです 元々の鎮守様です。
八坂様の前のけやきが千年欅として有名です。 小さな可愛い恵比寿様もこちらにおられます。
八坂神社の須佐之男命様(牛頭天王)様と御嶽神社の日本武尊様(蔵王権現)様を一度に参拝できるのは修験道の私は元より、参拝所の方達にとっては素晴らしい御縁かと思います。
というか、ほとんどの参拝者は知らなければこちらまでは参拝にきません
『例えが正しくありませんが、野球のメジャーリーガーのイチロー選手と大谷翔平選手が2人並んでいるのと同じです』
失礼ですが神社の見た目は質素で華々しくありませんが日本を代表する疫病除け、疫病退散のスペシャリストの神様です。
少し又 苦言になりますが他のスピリチャル関係のブログの能力者さん達はなぜこういう場所があるのが
分からないのですか、高尾山薬王院の奥の院や本社もそうです。
実際は何の変哲もない質素で外観からはパワーも神仏も神気も感じないという神社仏閣があります。
誰でも区別や判断は難しいです。それでいてとても素晴らしい力を持った神仏がいらっしゃる場合があります。
神仏側から人間に対してわざと試すために御自分の神気やパワーを消している場合があります。
最近の霊能者さん、行者さん、神職、僧職は分からない人が多いです。
それでも良いと私は思います。
せめて私の様な分かる人間や行者がお伝えしなければいけない事だと思いました
こればかりは神仏混合のお山で修行をしないと分かりません。
🦊 それぞれ素晴らしい神社です。 お勧めしますのでどうぞ宜しくお願いします。
お稲荷様とダキニ天様のことをもう少し詳しくお伝えしないといけないと思っています。
鶴島大顕