皆さんもコロナウィルス過の中でも12月ともなると忙しい毎日だと思います。
前回に引き続き今回も神様の違いについてです。
まずは私達の修験道(山伏)のお話をさせていただきたいと思います、なぜかというと神様の違いや神仏について理解していただくには絶対に欠かせない領域になるからです。
そして一番皆さんの大好きな興味のあるお稲荷様、ダキニ天様、お不動様に繋がるからです。
それらの事はなぜなら仏教も神道も理解している真言宗の修験道の行者だけしか分からない事がいっぱいあるからです。
弘法大師空海様と役の行者、神変大菩薩様の唯一の系統の私達しか
理解する者がいないからです。
10数年前の大峰山、山上ヶ岳での私です、(断崖絶壁の為に結構ビビッてますが同時に清々しさでいっぱいでもある妙な気持ちです)
これからお話しする神様の違いと同じ位に一般の方が分からないのが
修験道(山伏、行者)だと思います
修験得度をしてプロの修験道といっても神社仏閣に住んで生活しているわけではありません。
大きく分けると1、と2の2つのパターンがあります。
それと少し意味合いが違いますが3,の場合があります。
1、私の様な場合(一番人数が多いのかもしれません)
修験得度をして一応お坊さんと同じ加行をして勧請を受けて一定の道のりを
普段は普通の職業をしながら生活をして同時に修行や日々の簡単な行をする傍ら、関連する神社仏閣の行事や祭事の助法(お手伝い)をしたり、修行をする際の先達としてお弟子さんや行者さんを育てたり、先達によっては講という団体の信者や行者組織の代表者(講元)をして皆さんを教え導いたりしています。
(ちなみに私は本格的な弟子も講もありません、本山を卒業して個人で気ままに簡単な修行をしながらこのブログを書いています。現在は一般の方に相談や神仏ついて教えたり、たまに先輩のお寺の御助法に行ったりします。)
2、真言宗(当山派修験)と天台宗(本山派修験)の場合
(密教宗派系寺院)
お坊さんが本業の人で修行の一環の中で修験道(山伏修行)を強制ではありませんがほとんどのお坊さんが通る道で一度は体験(修行)します。
真言宗でいうと(派は関係ありません)その中から高尾山薬王院や京都の醍醐寺の様な修験道や修行中心のお山や護摩祈祷が中心の祈祷寺(きとうでら)のお坊さんはほとんどが本格的な修験道(山伏)として活躍しています。
それぞれが集団になって吉野山~大峰山系~熊野本宮の奥駈け道修行という一大修行等をを行っています。(現在も女人禁制です)
3、神道系の修験道 (神主さん達が行っているわけではありません)
今はあまり見られませんが有名なのは日本一の霊山、富士山や御岳山、
御嶽山、白山、羽黒山等です。
勿論、神仏混合、混淆ですが神道色が強いという意味です。
1、と同じ様に普通の職業で生活をしながら山での修行をしている人達が多いです。
結論から言うととても自由で、お坊さんとして山伏修行をしても良いし普段は自分本来の職業を務めながらでも大丈夫で、中には女性もいらっしゃるので主婦をしながらでも自由に選べます。仏教の宗派別のお坊さんでさえも宜しければというくらい門戸は広いです。
特に1,2、3は自分の家の代々の宗教宗派が何であろうと(キリスト教、
浄土真宗、日蓮宗)の方も自由に修験道の道に入って来た方もいました。
ここの宗派やお山に入っての修験道で修行したいと魂の御縁があった訳です。
その他
他の団体や組織に入らず、修験得度をせず個人的に山に入って修行をする人や新興宗教団体等が修験道の名で山伏修行を行っている場合もあります。
しかし何らかの知識や神仏に対しての作法や礼儀やしきたりが必要となるので密教系、修験道系のお寺にお世話になって一通りの道を歩む事は必要になってきます。上のその他はお勧めは出来ません。
神様、仏様のそれぞれの違いは頭で学んだ知識から分かるのが前提ですが、山の中や平地の神社仏閣で修行をしているうちに霊能者の様な能力が無くても本来人間の持っている能力の第六感や感性で神仏が分かる場合が増えてきます、その時の感動はなかなか言い表すことが出来ません。
以上が簡単な修験道の違いというか区別です。
殆どの皆さんはそんな修行や霊山といわれるお山の修行には行けません、日々の神仏との向き合い方や生活態度でも時間は掛かりますが分かる様になります。心配はしない下さい
すべてではありませんが、一部の方は間違った知識や自分の勝手な解釈や思いでエスカレートしていき神社仏閣参拝巡りや神仏への信仰の中で、いわゆる魔が入りやすくなり余計な事や間違った情報を教えてきます。そしてずるずると悪い方向へと進みます。
(特に熱心な方で自分自身は気づいていない場合が多いです)
私は信仰は腹八分、熱狂的になってしまえば信仰ではなく新興宗教
だと教えています。
そうならない為に正当な修行が必要なのですが多くの人達にそれは
出来ません。
それゆえに一般の方はまずは私の様な経験者からの知識を学びながら
お山や神社仏閣に行って神仏と触れ合うことが体現と修行になります
何も行者やお坊さんや霊能者にならなくても神様と仏様は平等に向き合って下さると思います。
言葉が悪くてすみませんが、次回から本当に
やっと本題に入って行けます、ごめんなさい。
前回からもお話ししたい、一番知っていただきたい仏様系の天部の神様と日本系の神道の神様についてです
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