私が使用しているお不動様専門の経品です。
聖無動尊大威怒王秘密陀羅尼経
(しょうむどうそんだいいぬおうひみつだらにきょう)
金剛手菩薩説三蔵般若遮加羅訳
(こんごうしゅぼさつのせつ、さんぞうはんにゃしゃからのやく)
と難しそうな秘密陀羅尼経が中心に
不動明王様のお経や真言などいっぱい入ってます。
そしてその中に誰でも簡単に覚えやすくてどんな場合でも使える
お経が入ってます。
その中で一番簡単で覚えやすく多く読まれている
仏説聖不動経です。 (ふどうきょうと呼んでます)
意訳と和訳とも言い現代の日本語で分かりやすくした不動経です。
上(音読み)と下(和訳)の画像の両方とも密教系寺院や真言宗や修験道と一部の神道や神社でも
お唱えします。般若心経と共にポピュラーなお経です。
仏説聖不動経は偽経(ぎきょう)と言ってお釈迦様が話したお経ではないので偽物と言われる場合があります。ですがお経の全体から見ると90%
以上がお釈迦様が直接説いた物ではありません。
仏教は他の仏様(如来様や菩薩様達)が説いた物や中国や日本で
作られたお経や陀羅尼(真言)が沢山あります。
確かに偽物もありますが、お釈迦様が現れる前からの原始仏教やヒンズー教やその後の密教、チベット密教を経て残ってきた物は1200年以上は
実際使われて力を発揮したから残って来た訳です。
真言宗は南無大聖不動明王と南無大師遍照金剛と色々な御法号と言って仏様の名前を唱えます、すべての神仏の名前を南無(なむ、実際は直訳するとオームとかオーンと発音します)を付けて例えば南無阿弥陀仏と阿弥陀様には唱えます。
特に浄土宗と浄土真宗は南無阿弥陀仏と阿弥陀様だけを唱えて、
日蓮宗は南無妙法蓮華経と法華経と言うお経に帰依するという意味で
お題目と呼んでいてそれを唱えます。
その他の仏教宗派の天台宗をはじめ禅宗の曹洞宗や大体の仏教宗派は
一つにこだわりなくすべての神仏に南無を付けて唱えて拝みます。
例えば私達修験道をはじめ仏教行者は日本の神様には
南無日本大小神祇(なむにっぽんだいしょうのじんぎ)
南無天照皇大神(なむてんしょうこうたいじん)と唱えます。
日本の宗教の神仏習合の良いところです。すべての神仏に帰依して
崇拝するという事です。
不動経は私達も色々な修法や修行に使用して大きな力を発揮してきましたのでお勧めしますので一般の方々も唱えて使われています。
お経とはお坊さんや行者や神職何れを問わず唱えても構わないものです。
上の画像で内容を読んで見るとお分かりいただけるかと思いますが
お不動様の怖い姿の理由とその魂はいつも人間自分自身の心の中に
居てくれて守ってくれて願いも叶えて下さると言う教えのお経に成ってます。心のお守りみたいだと思って下さい。
般若心経と共に活用されると良いと思います。
ここからですが現在NSN上で問題に成っている誹謗中傷問題で
ネット上では何でもありの発言で大変困っている人が大勢います。
一番陰湿なイジメです。
それとは別で以前にもブログに書きましたがSNS上でスピリチャル関係者や霊能者らしき人達が密教の印や真言(マントラ)を勝手に公表して不特定多数の人に広めたりましてや金銭を取るなどをしている場合が見受けられます。こちらも何でもありの様です。
お経は誰でも広めてもらって大勢の人に使ってもらって幸福に向かって行くのがお釈迦様や仏様の思いでその為のお経だからです。
真言(マントラ)も神社仏閣で掲載してあった物を覚えていただいた場合やお坊さんや神職に教わったり伝授していただいた場合はお経共々どんな
人達でも使ってもらって大いに構いません。
さて印の場合です、密教の山密で説明した手で色々な形を作って神仏の意味を表した印相(手印)です。その形だけでも数えきれないほど存在します。
例えば真言宗では弘法大師空海様の弟子に成って得度をして修行に入って仏様に誓いを得て許しを得て印相の意味を理解してやっと授かるのが
印です。しかも使用する時(印を組むとか結ぶと言います)は法衣の袖の中で見えない様に使用します。
修験道だけは法衣を着ていても特別に隠さずに印を組む場合があります。
私達が普段使っているいつもの両手を合わせた拝んだ時の両手も印にあたりますがこれを堅実心合掌(けんじつしんがっしょう)と言います、
真言宗ではそれに両手を合わせて右手を上にしてずらして指と指を交差しながら両手を合わせた合掌を金剛合掌(こんごうがっしょう)と言います。真言宗の寺院のお坊さんの合掌の時の手を良く見ていただくと分かります。これらの基本の印手、合掌は基本印なので誰でも使用します。
仏教以外の神道、キリスト教でもどんな宗教でもこれらの手の合わせ方をします。それぞれ印には大変重要な意味があります。
それ以外の秘密の印相をSNS上で公表してそれを見た人が覚えて真言と共に使用しても何の力や効き目が無いだけではすみません、大体は何の役にも立たないで終わりますが
越法罪(おっぽうざい)と言う仏の世界の三昧耶戒の重罪に成ります。
そこまで行くと閻魔大王様の裁きの範疇では無くてお不動様の様な明王様方の裁きに成ります。地獄へ行くよりも大変な事に成るとされています。
私も以前には、この様な事で間違った使用をした者が黒魔術的な事に成ったり、逆に魔物を呼んでしまって大変な事に成ってしっまた例を見て来ました。その大きな一例は皆さんもよく知っているカルト教団の某真理教とやらもその一例です。
私がこのブログを立ち上げた理由の一つに現在の滅茶苦茶な教えとSNS等の情報で間違った解釈と悪用で人間界の結界が破れて異次元の世界の魔物達が世界中をばかりでなくて最近は日本でも闊歩(かっぽ)する様に成ってしまいました。(本当に現実の話です)本当にSNSでの一般の方の公表はどうかやめて下さい。
これからは気を付けていただきたい事も正直に書いていきます。
瞑想、チャネリング、ヒーラー等も心配です。
今日はお不動様の御縁日なのでお経だけはと思い、大切な事をお話ししました。
南無大日大聖不動明王四大八大諸憤怒尊