今日は8日ですがこのブログを書いている間に日付が変わり9日になってしまいました。 この大聖釈迦牟尼仏様のお誕生日を花祭りとか灌仏会、又は仏生会といってお釈迦様の像に甘茶をかけてお祝いします。
お釈迦様と読んでいますが釈尊、仏陀、釈迦牟尼仏と呼んだりします御自身は(名前や形にこだわるな、とらわれるな)と言っています。
私達仏教徒はもとより修験道には基本的な仏様です。ちょうど良い機会なので関連性のある般若心経についてお話します。
日本の仏教、真言宗、天台宗、曹洞宗、臨済宗、浄土宗など数え切れない宗派簡単に言ってしまうと日蓮宗と浄土真宗以外の宗派で唱えるお経です、勿論と言っては不思議化もしれませんが神道の神社で神職が唱える事もあります。修験道も神社では祝詞と一緒に唱えます。
一般の人は葬儀や法事の時しか聞かないかもしれませんがどんな時でもどんな場所でも唱える(読む)根本的なお経です。
現在はインターネット上では良くも悪くも色々な説明がされています。
成り立ちや詳細は大体合っている様子なので参考程度に見ていただければと思います、私が説明をしますと長く成ってしまうからです。
ですがチョット説明させてもらいますとお釈迦様の説法会で弟子達がお釈迦様の話を聞きたくてず⁓⁓と待っても始まらないので観音様が代わって話し始めた空(むなしい)とは何かについてのお経(教え)で
玄奘三蔵法師が中国からインド(天竺)に般若経という600巻(巻物が600本)ある今でいう辞典や教科書の大全を命掛けで取りに行ったお経の一部です。(孫悟空の物語りのモデル)
世界中で読まれているお経なのでサンスクリット語や漢語、日本では
漢字の音読み訓読みだけでなく節を付けたり宗派別のなまりや読むリズムも違い色々な唱え方で行われています。ある意味そのお経通りの縛られない自由なお経です。
*一番重要なのは内容はそれぞれの人達が自分で調べて内容を知って唱える事が大切なお経で、たとえ良く理解しなくても般若心経は読んで唱えるだけでも良い、どなたでも使える唱えるお経(言霊)です。
そんなお釈迦様と観音様とお弟子さん達のお話です。
次回は今危惧している事を書きたいと思います。