今日は
岡山市内の
ルネスホールへ。
このホールは
おかやま旧日銀ホール。
かつて
日本銀行 岡山支店だった
建物で…
現在では300席ほどの
ホールとなっています。
喫茶店が
金庫の中に
あったりね。
(^_^)
そのホールの
特別企画事業である…
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ
岡山の誇るピアニスト
有森博・川島基・松本和将による
全曲連続演奏会
第6回 松本和将
を聴きに来ました。
この企画は
一昨年から3年間で
3人のピアニストにより
ベートーヴェンの
ピアノ・ソナタを
全曲演奏しようというもの。
今回は松本和将 氏により
第24番 Op.78「テレーゼ」
第11番 Op.22
第1番 Op.2-1
第26番 Op.81「告別」
が演奏されました。
演者も
今年初めての演奏会で、
僕にとっても
聴き初め。
実に
華やかで
軽やかで、
真っ直ぐに
折り目正しくも、
遊び心の効いた
聴きごたえのある
ステキな演奏でした。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
であるにもかかわらず
「告別」が
少し地味な曲目だったからと、
サービス精神旺盛な
松本先生は
アンコールに
ビッグなお年玉を!
「月光」ソナタ 全楽章
をプレゼント
して下さいました。
!(◎_◎;)ワォ!
その「月光」の
あまりの美しさと
情熱的な演奏に
溢れる涙が
止まらない…
(T ^ T)。
僕の
名演奏会
ベスト10を
塗り替える
素敵なステキな演奏会でした。
♪───O(≧∇≦)O────♪
ただ
あえて言うなら…
演者の演奏は
申し分なかった
のですが…
スタインウェイ D-274の
コンディションが
非常に悪く、
演奏中に調律が狂い
Cis4、D4あたりが
明らかに
ハズれた音
だったこと。
(。-_-。)
しかも、
「月光」ソナタは
第1楽章 嬰ハ短調
第2楽章 変ニ長調
第3楽章 嬰ハ短調
なので
キメの音で
しょっちゅう
ハズれた音が…。
σ^_^;
演奏会後に
ホールスタッフへ
「こんなのは
ベートーヴェンじゃない!
ありえない!」
と抗議してる人も居るほど。
調律師さんも
かなり苦戦してたようで、
演奏会直前までも
インターミッションでても
「こんなに?!」
と思えるほど
1度弦をかなり弛めて
再度締め直す作業を
繰り返して
いました。
インターミッションでは
照明からの熱を
変えようとしたのか、
楽器の位置を1m以上も
上手側に
動かしてもいました。
演奏会中に
あれほどまでも
楽器を
いじくり回している
調律師さんは
見たことがありません。
(=゚ω゚)ノ
この
スタインウェイは
どうしちゃったんでしょう?
知人で
往年の名調律師によると、
スタインウェイを
本当に調律できる
調律師は
ほとんど日本には居ない
とのこと。
日本の楽器とは
大きく性質が
異なるそうです。
恐るべし?
スタインウェイ…。
(;゜0゜)