プロゴルファーの永井花奈が、『ミネベアミツミレディス』 (7月9日〜7月12日 真駒内カントリークラブ)で9年ぶりの優勝を果たした。


これが2勝目となるが、よく糸を切らさず復活したものである。


「こんな道のりで2勝目が上げられるとは思っていなかった」

と本人が言うように、ここへ来るまでには紆余曲折があったことだろう。


それでも日の目を見ることが出来たのは、強靭な精神力と運を手繰り寄せる執念があったからに違いない。



実は先週、2勝目が目前にあった。


『資生堂・JALレディス』の最終日、1打リードしていた永井花奈は、最終ホールをパーで上がれば優勝できる筈だった。


それがティーショットを曲げてボギーを叩き、プレーオフの末、負けた。


プロならまず間違いないパー一つが取れずに優勝を逃した。


その悔しさを、本人は一生忘れないことだろう。



シードを喪失したこともあった。


そして、シードに復活した。

今年に入ってからは2位が3回、今回も最終日の前半ではリードを許していた。


そのとき、先週の悪夢が頭をよぎったのではないか?


だから、ここで負けてなるものかと奮い立った。


バーディを4つ取って逆転、先週の借りを返すかのように、いや9年間のモヤモヤを吹き飛ばすかのように堂々の優勝を果たした。


9年ぶりに優勝した永井花奈 (ALBA Netより)


永井花奈のお父上は、大井町でラーメン店「のりや食堂」を経営されている。


都内では珍しい和歌山ラーメンの店で、私も一度実食させてもらったことがある。


決して派手さはないが、地味でもなく、それでいて味わい深いラーメンを食べさせてくれる。


きっと今ごろ、そのラーメンには、目には見えない喜びのスパイスが足されていることだろう。


永井花奈の実家、大井町「のりや食堂」