中国江南弾丸ツアーが終わり、日本に戻ったご報告とツアーの総括を。



8日間中華料理を食べ続け、

上海→寧波→紹興→杭州→烏鎮→桐郷→揚州→南京→無錫→蘇州→上海

を回る中身の濃いツアーであった。


中国国内の移動距離は3,000km、1日の平均歩数は16,000歩。


もうへとへとである。


しかし、中国各地を見続け、歩き続け、食べ続けて得た妙な達成感があった。



中国のキャッシュレス決済については、結論から話すと…


日本では使えなかった中国のキャッシュレス決済アプリWeChat Pay(微信支付)もAlipay(支付宝)も、中国では問題なく使うことができた。


スーパーやコンビニはもちろん、驚いたことに屋台でも。


駐車場もQRコードを読み取って微信支付で決済 (寧波の天童寺にて)



今回14年ぶりに中国を旅して特筆したい点は3点。


①徹底したゴミ回収!


街の至る所にはゴミ箱が設置され、ゴミ回収スタッフが目を光らせている。

(上海はまだそこまでではなかった)


ゴミ箱以外にゴミを捨てたらパッとはく、そのスピードはディズニーランドにも負けないほど。


ゴミ回収車も日に何度もやってくる徹底ぶりで、ゴミ0運動真っ最中といった感じ。


今や日本より街はきれいかも。


ゴミ回収車 (杭州河坊街にて)


②監視カメラの威力!


中国の治安は昔に比べて格段によくなっているという。


「スリは完全になくなった」とガイドさんは言い切るが、嘘ではなさそうだ。


その一番の要因は監視カメラ。


農村部以外の都市部には、必ずと言っていいほど監視カメラが設置されている。


そこに写った人は全て認識され、誰がどういう行動をしたかが全部わかる。


観光客の私の顔だって当然バレている。


移動中のバスにしても、車内カメラで一人一人の行動を監視している。


バスの中の監視カメラ (画面中央左の黒い装置)



主要な道路の監視カメラは、車が通る度にフラッシュを光らせる。


これは運転手の顔をシミまでわかるくらい鮮明に写すため。


ホテルも同様、部屋以外は全て監視されているから、行動履歴は隠しようがない。


犯罪はどんどん減っていく、監視社会の是非は別にして。


監視カメラ(上海外灘地区にて)



③益々進むEV化!


中国で見たバイクはほぼ100%がEV、これは以前中国を旅した14年前から。


脱炭素社会の実現に向けてEVバイクの普及に力を入れるという日本は、まだ10%にも満たない。


中国の自動車は昨年すでに2台に1台がEV。


EV車のナンバープレートはグリーン、ガソリン車はブルーである。


中国では車を購入する際、車両価格の他にナンバープレート代が必要となる。


もし社会保険(年金・医療保険)を2年間払っていれば、グリーンのプレートの価格は0。


一方でブルーのプレートは無条件に+200万円がかかる。


ハーレーのようなガソリンバイクのプレートは+500万円と耳を疑うが、これらは全てEV化に向けた国策。


ところで、中国で使われている超高速充電は「1秒1km」=「10分600km」。


10分の充電でせいぜい50kmの日本は、残念ながら中国の足元にも及ばない。


グリーンのナンバープレートはEV車



などなど、古い街並みからは想像も出来ない、一歩も二歩もいや十歩も百歩も先に行く中国を見せつけられた。


では、これから日本人はどうする?



まずは、もっと中国のことを知るべきだと私は思う。


そして、もし日本にも必要だと思うことがあるなら、下手な意地を張らずに素直に中国を真似るべきである。


欧米(特にアメリカ)ばかりを向いている時代は、もう終焉を迎えている。


中国は嫌だ、嫌いだ、恐ろしいなどという先入観は、未来の日本の何の足しにもならない筈だ。


もちろん、中国の間違った部分は遠慮なく指摘すべきである。


しかし、何事も「2 : 6 : 2の法則」。


2割は悪く、6割はフツー、そして2割はいい部分があると私は思っている。


いつまでも中国の悪い2割の部分だけを見るのではなく、そろそろ色眼鏡を外し、2割のいい部分も見るべき時なのではなかろうか。



✴︎今後の投稿は4日に1度に戻ります


最新鋭EV車のコックピット(HUAWEI旗艦店ショールームにて)


その小さな一歩が文明への大きな一歩 (男性用トイレにて)


大声で叫ぶと高く上がる噴水 (宋城テーマパークにて)


移動交番 (上海外灘にて)


どこにでもいるゴミ回収スタッフ (揚州の東関街にて)


こんなところにも監視カメラ (揚州の東関街にて)


右の球体の中を8台のバイクが高速で走り回る (上海雑技団にて)


明清時代の建築様式が残る水郷古鎮 (安昌古鎮にて)