東京では、江戸時代から行われている日本橋や隅田川の七福神巡りが有名だが、今回は自宅から比較的近い池上七福神巡りをすることにした。


池上といえば、まず思いつくのは『池上本門寺』。


日蓮宗の開祖日蓮聖人が入滅(臨終)された霊場である。

(創価学会とは関係がないらしい)


池上本門寺


まずはここでお参りしてから七福神巡りに繰り出すことにした。


広大な墓地の一角には昭和のプロレスラー力道山の墓もあったが、墓石の上にいたカラスは、まるで墓の番人のように大きかった。



『池上本門寺』奥には、隣接するかのように『照栄院』の『妙見堂』がある。


ここには、長寿を授ける中国の神様【寿老人】が祀られている。


後ろを振り向くと、何故か「シンガポール チャンギー 殉難者慰霊碑」と書かれた石碑が目に入る。


今はシンガポール国際空港があるチャンギのことと思われるが、第二次世界大戦後にそこで処刑が行われたのだろう。


石段を下りて左手に行くと呑川沿いに『養源寺』がある。


ここには七福神で唯一の日本の神様【恵比寿天】が祀られている。


「恵比寿天」は様々なご利益をもたらす神で有名だが、ここでは玄関の中にいらっしゃるようだ。


"見学希望の方はピンポンを押して"と書かれているが、今回は先を急ぐことに。



『池上本門寺』の門の手前には『本成院』がある。


ここには、幸福・封禄(財産)・長寿を兼ね備えた中国の神様【福禄寿】が祀られている。



その後、『厳定院』でインドの女神【弁財天】に、『本光寺』ではヒンドゥーの神【大黒天】に、『微妙庵』でインドの神【毘沙門天】に手を合わせたが、人影は思った以上にまばらだった。


最後は、『曹禅寺』で中国由来の【布袋尊】に参拝、と駆け足ながら池上七福神巡りは全て終了した。


曹禅寺の【布袋尊】


いまは移民問題が世間を騒がせているが、七福神では【恵比寿天】以外は全て移民というか移神である。


ただ、どの神も日本名が定着し、今や違和感なくすっかり日本に同化している。


それはきっと日本にとって福の神だから上手く同化できたのであろうが、日本にとって厄病神ならどうなったことやら。


同化は上手く溶け込むこと、上手く溶け込めなければ同化などまずできない。


同化できなければ、お互い不幸になるだけである。



ところで、今回の衆議院解散会見で、高市総理は移民問題について全く触れなかった。


ということは、移民政策は継続していくということになる。


123万人は受け入れるということになる。


しかし、

「日本に来ました、でも同化なんかしませんよ」

という移民を受け入れてはダメではないか?


ここは一歩引いて、

「郷に入れば、郷に従え」

という協調性がないと、上手くいくこともいかなくなる。


それが世の常であり、頑として同調を拒むなら、こちらも頑として入国させるべきではない。


何故なら、優先すべきは、これからやって来る123万人ではなく、いま日本で暮らしている国民だからだ。


それを見誤ると、日本は同化できずに分断されてしまったヨーロッパの国々の二の舞になる、と私は思う。


だから、管理は入国後ではなく入国前にしっかりするべきなのだ。


それなのに、自民党政権にはその意識が感じられない、トップが代わったにも拘らず。


大丈夫なのか、このままで?


10年後、20年後、日本は分断されずにいられるだろうか?