マクガフィン探索記 -100ページ目

断言するだけの思いが貴様にあるとでも?

僕の大好きな漫画家の日本橋ヨヲコの大好きな漫画「G線上ヘブンズドア」の中で主人公がある漫画家に問う。


「漫画家に必要なものってなんですか?」





この質問が出た時、僕はそれとなく誤魔化すのだろうと思った。

何故なら、それほど核心を突いた質問だから。

それに一つの答えを出すということは他の答えの可能性を消すこと。



そんなのなあなあでやってきた日本人にはまぁキツい。


色んなところから文句を言われるのは目に見えてるから。






でも、我らがヨヲコは言った。


その身を映し出した都という漫画家に託して。









「人格だよ」





と。









ただ、震えたね。






あぁ、日本橋ヨヲコは色んなものや人に喧嘩を売ったんだ、と思った。





でもさぁ、そういうの









かっけぇよね







ま、真夜中のひとりごと

ジラフは小粋なスペースマン

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昔誰かが言っていた。

「キリンは宇宙人だ」


幼き日の僕は叫んだ。

「確かに!」




その日の思いを僕は今でも忘れない。
キリンの話になったらいつでも誰にでも宇宙人説を唱えてきた。


あの模様はまだしも

あの首はまだわかるが









あのアンテナ!


あのアンテナ!!




紫の舌!


紫の舌!!





いやぁ、完全に地球外生命体っしょ。




怖い
恐い


でもカッコイイ




僕はキリンになら侵略されてもいいとすら思う。




あと小林ゆう氏も宇宙人だと思う。





ちなみに写真は都内某所で発見された野生化したキリンである。
この写真を撮ったカメラマンはこの直後キリンに踏まれて今も病院で死の淵をさまよっている。

がんばれ圭介!!
孤高の英雄よ!!

DNA2~どうして奈良漬けは荒いのに暖かい~第二部

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夜が来ました。
歩いて迎えに行きました。
もう何周したかわかりません。
嘘です。八周です。
人の数は更に増え、押し合いへし合いです。
でももう僕は嘔吐しません。自分を、そして人を知ったからなのです。
もうシャツは臭いませんが乾いてパキパキになっててそこはやっぱり気持ち悪かったです。
僕は(帰ったら真っ先にシャツをゴミ箱に投げ入れようかなぁ)と思いました。
そしてそんな自分に気づき、(出世する大人は使えない人を迷わず切り捨てると聞いたぞ。では自分で嘔吐したせいで黄色でパキパキになってしまったシャツをすぐに捨てようとしている僕はそんな大人になってしまったのかもしれない。いやそうに違いない)と思って悲しくも切なくもあり、ちょっとだけ安心しました。
とにかく足が痛いです。どうしてこんなに歩いたのだろう、そして、どうしてこんなに歩けたのだろうと不思議でした。


第二部「冷水号泣伝説遍」