断言するだけの思いが貴様にあるとでも?
僕の大好きな漫画家の日本橋ヨヲコの大好きな漫画「G線上ヘブンズドア」の中で主人公がある漫画家に問う。
「漫画家に必要なものってなんですか?」
この質問が出た時、僕はそれとなく誤魔化すのだろうと思った。
何故なら、それほど核心を突いた質問だから。
それに一つの答えを出すということは他の答えの可能性を消すこと。
そんなのなあなあでやってきた日本人にはまぁキツい。
色んなところから文句を言われるのは目に見えてるから。
でも、我らがヨヲコは言った。
その身を映し出した都という漫画家に託して。
「人格だよ」
と。
ただ、震えたね。
あぁ、日本橋ヨヲコは色んなものや人に喧嘩を売ったんだ、と思った。
でもさぁ、そういうの
かっけぇよね
ま、真夜中のひとりごと
「漫画家に必要なものってなんですか?」
この質問が出た時、僕はそれとなく誤魔化すのだろうと思った。
何故なら、それほど核心を突いた質問だから。
それに一つの答えを出すということは他の答えの可能性を消すこと。
そんなのなあなあでやってきた日本人にはまぁキツい。
色んなところから文句を言われるのは目に見えてるから。
でも、我らがヨヲコは言った。
その身を映し出した都という漫画家に託して。
「人格だよ」
と。
ただ、震えたね。
あぁ、日本橋ヨヲコは色んなものや人に喧嘩を売ったんだ、と思った。
でもさぁ、そういうの
かっけぇよね
ま、真夜中のひとりごと
DNA2~どうして奈良漬けは荒いのに暖かい~第二部

夜が来ました。
歩いて迎えに行きました。
もう何周したかわかりません。
嘘です。八周です。
人の数は更に増え、押し合いへし合いです。
でももう僕は嘔吐しません。自分を、そして人を知ったからなのです。
もうシャツは臭いませんが乾いてパキパキになっててそこはやっぱり気持ち悪かったです。
僕は(帰ったら真っ先にシャツをゴミ箱に投げ入れようかなぁ)と思いました。
そしてそんな自分に気づき、(出世する大人は使えない人を迷わず切り捨てると聞いたぞ。では自分で嘔吐したせいで黄色でパキパキになってしまったシャツをすぐに捨てようとしている僕はそんな大人になってしまったのかもしれない。いやそうに違いない)と思って悲しくも切なくもあり、ちょっとだけ安心しました。
とにかく足が痛いです。どうしてこんなに歩いたのだろう、そして、どうしてこんなに歩けたのだろうと不思議でした。
第二部「冷水号泣伝説遍」
完
