この試合の前に行われた試合で、ダンディーUがレンジャーズに1-0で勝利したことで、レンジャーズのリーグ戦無敗記録が40でストップしました。
まだ2節ではありますが、この試合セルティックが勝てばレンジャーズと勝ち点で並び、今後優勝に向けてモチベーションを保つことができます。
まずはその試合、セルティックvsダンディーのハイライトをどうぞ。
DMFであるソロではなくOMFのロギッチが先発したことで、マクレガーがワンボランチの状態となり、その結果セルティックはかなり攻撃的な布陣で試合に臨みました。
それにより開始から攻め立ててはいたのですが、案外点は入らないものですね。
ダンディーの方も、元レンジャーズのベテランMFアダムを中心として、彼の左足による鮮やかなキックやロングスローから、いくつか惜しいシーンを作り出していました。もう35歳ですが、技術はまだまだ錆びついていませんね。クオリティはダンディーでベストに見えましたし、やはり特別な選手であるというとこを改めて感じました。
かつてはリバプールにも在籍したアダム。見た目はかなり老けましたがプレーは健在。
そしてそろそろ決めてほしいと思っていた前半20分、ついにアバダのクロスから古橋のゴールでセルティックが先制。彼はその前に一つ大きなチャンスを外していたので、これで帳消しですね。
さらにその5分後には、左サイドのクリスティからのクロスを再び古橋がゴール!!相変わらずのポジショニングですね。外国人選手との体格差によるハンデをまったく感じさせない出来です。
2-0で前半は終了するのですが、2点目の時点でダンディーはもう試合を諦めてしまっていました。正直、単純に実力不足だったと思います。攻撃はパワー、守備は荒く激しいと、一昔前のチームの印象を受けました。それでも好感は持てます。
後半もセルティックの勢いは止まらず、開始直後にロギッチが3点目。彼にとっては久々のゴールなので嬉しいですね。
ケガもあってか全盛期と比べるとここ数年はあまり出来は良くなく、残念ながらこの試合もプレーの質や存在感はいまいちでしたが、見る人をワクワクさせてくれる選手に変わりはありません。いつまでもセルティックに在籍していてほしい選手です。
その後、勝利が濃厚であることによる安堵からかスタジアムは静まるシーンが増えるのですが、67分、この日一番のハイライトが待っていました。
クリスティのスルーパスから古橋がハットトリック!!!
観客もそれを待っていたと言わんばかりの大歓声で、クラブに新たな英雄が誕生したかのような瞬間でした。古橋は早くも観客の心を鷲掴みにした印象です。
彼は頻繁に動いて上手くスペースを作ってくれるので、前線で渋滞が起こらずに済みかなりありがたいです。その直後彼との交代で出てきたエドゥアールはこれまでスタメンが確約されていましたが、これで危機感が生じたのではないでしょうか。チームにとっては良い状態ですね。
ハットトリックをきめた古橋。チームメイトからの信頼も既に勝ち取ったようだ。
その後は再びスタジアムに落ち着いた雰囲気が戻るのですが、84分にラルストンがリーグ戦2試合連続ゴール。
プレシーズンマッチの時点ではレギュラーを守り抜くのは厳しいと思っていたのですが、ここにきて一回り成長した印象があります。攻撃力が上がり、攻めの流れを持続させることができるし、単独での突破力も増した気がします。これなら右SBで獲得が噂されているブッタやユラノビッチは必要ないですし、彼がレギュラーでむしろ頼もしいくらいです。
さらに90分にはアバダがPKを獲得し、これをエドゥアールが落ち着いてゴール。PKをどちらが蹴るかで少し揉めていましたが、先程も述べましたようにチーム内で健全な競争が行われている良い状態ですね。
正直ダンディーは実力が一段下がる相手だったので勝って当然だったと思いますが、最近はそういったチームに対してジャイキリされる試合が多かったので、大勝ということも含め、勢いに乗る上ではかなり価値のある勝利だったのではないでしょうか。
唯一の懸念事項は新戦力のCBのスターフェルトだと思います。
前の試合と同様に、この試合でもパスのずれが散見され、とてもビルドアップに貢献できるとは思いません。さらに肝心の守備でも不注意により危ないシーンを作られるなど、前任者のアイヤーと比べるのは酷ですが、それでも外れの補強だったのではと感じざるを得ません。
CBに限らず国内には優秀な選手がたくさんいると思うので、セルティックは海外の選手に固執せずに補強を進めていってほしいですね。
