リーグの開幕戦で敗れたハーツ相手にリベンジマッチ。

 

この日もセルティックパークは満員に近い状態で、かつての風景が日常に戻りつつあります。

 

まずはこの試合のハイライトです。

 

 

 

この日はエドゥアールがCFとして先発に復帰。現在絶好調の古橋は代わりに左WGとしてプレーしました。

 

試合は開始からいつも以上にセルティックが攻め込んで攻撃を畳みかけます。後半ロスタイムのような怒涛の攻めでチャンスが連続して生まれ、ハーツは息つく暇がないといっても過言ではないくらい押し込まれていました。サポーターの声援による後押しもあったかと思います。、

 

また前半のセルティックはボールを奪われても、全員が古橋並みの守備意識を持っており、瞬時にボール保持者を囲んで取り返すといったプレーが頻繁に見られ、ほとんどセルティックがボールを持っている状態でした。こういった意識の徹底はワンボランチのマクレガーの守備の負担がかなり軽減されるので今後もやっていってほしいですね。

 

そして前半の29分、エドゥアールのポストプレーから古橋が裏へ抜け出し、フォレストへ絶妙スルーパス。さらにフォレストが中へ折り返したところにエドゥアールが走り込んでゴール!!

 

こういったエドゥアールが下がってきて空いたスペースを古橋が利用するというプレーは、今後2人が共存するときには最も強力な崩しの形になるのではないかと思います。見事なゴールでしたね。

 

さらにその5分後にはCKの素早いリスタートからエドゥアールのクロスをウェルシュが合わせ2-0。ウェルシュはこれまでの試合でも度々セットプレーで脅威となっていたので、彼にとっては今シーズンようやく生まれたゴールだったのではないでしょうか。

 

183㎝くらいかと思っていたんですけど、調べてみたら191㎝もあるんですね。まだ21歳ですが、今のセルティックで最も頼りになるCBです。

 

CKからウェルシュが2点目。クラブのユース出身の選手がレギュラーなのは誇らしいですね。

 

前半のハーツはシュート数が0本だったことが示すようにひたすら攻めこまれていましたね。それだけセルティックは強かった。この45分はセルティックにとって今シーズンベストな出来だったのではないでしょうか。

 

 

後半はハーツがスピードのあるWGのジネリーを投入。この采配が当たりだったこともあり、ハーツに少しずつ反撃ムードが生まれます。

 

そして55分、そのジネリーの突破からスターフェルトがPKを与えてしまい、これをボイスが決めて2-1。

 

その後もセルティックが前半見せていたプレッシングが弱まったことで、ハーツはじりじりと追い上げてきましたが、63分に一瞬に隙から古橋が見事なシュートを決め再び2点差に。

 

古橋はWGではなかなか前方の良い位置にスペースを確保できないため、”いつもと比べると”物足りない出来だったかと思います。ゴール手前のスペースはエドゥアールに使われるということもその一因だと思います。またボールをもった状態で斜めからゴールに迫るというプレーは、正直それを形としているジョンストンなどと比べるとレベルは落ちるので、やはり彼はCFの選手だと思います。エドゥアールとの2トップも今後試していってほしいですね。

 

しかしこのゴールはハーツにとってかなり痛かったようで、ハーツの攻撃の勢いはかなり失われました。それにより残りの時間を緩く流せたのは大きかったと思います。

 

さらに75分にはロギッチとの交代で新加入のマッカーシーが夢のセルティックデビュー。

 

彼が出てきてワンボランチの位置に入ったことで、代わりにマクレガーが一列上がってより攻撃に関与できるようになったのは大きいと思います。ただもっと上の相手となるとどうしてもワンボランチは数で不安な部分があるので、そういうときはマッカーシーマクレガーのダブルボランチが理想ですね。

 

ロジャーズ監督時代も獲得が噂されていたマッカーシー。憧れのセルティックで念願デビュー。

 

また彼との交代で退いたロギッチも、この日は久々に好調だった印象です。相手をするりとかわす動きは滑らかで優雅ですね。あとはシュートの精度・意識を上げられれば、もっと脅威となれるのではないでしょうか。これからも期待して見ていきたいと思います。

 

復調のロギッチ。希少なファンタジスタタイプのプレーヤー。

 

後半ロスタイムにハーツに1点返されますが、時すでに遅し。セルティックが3-2で勝利しベスト8へ。

 

 

ハーツへのリベンジは成功したので良かったのですが、これまでの試合と同様、スターフェルトがどうしても不安ですね。この試合、1点目のPKもエリア内で完全に足を振り切っていましたし、2点目も一瞬目を離しマークが甘くなったところを決められました。武闘家タイプのCBによく見られると思うのですが、大事な場面で雑な対応をするシーンが目立ちます。ビトンの方が優れていると思うのですがどうなのでしょうか…。

 

不安材料のスターフェルト。CBでもゴールを決めれば調子は良くなると思います。

 

 

 

今日の試合の勝利で公式戦4連勝と、チームには勢いが出てきました。またハーツにリベンジできたように、チームのレベルも確実に上がっていると思います。レンジャーズが少し調子を落としているというのもあり、開幕戦黒星で早くも失いかけたリーグタイトル奪還の望みはかなり回復してきました。

 

次戦のEL予選プレーオフのAZアルクマール戦も勝利して、この勢いを維持したいですね。