スタメンに関してはここ数試合と比べて特に大きな変化はなく、唯一気になったのはCBのウェルシュとスターフェルトがいつもと左右逆になったということくらいでしょうか。
ウェルシュが左CB、スターフェルトが右CBになったのですが、考えてみると確かにセルティックの攻撃は基本左サイドで作られるので、よりビルドアップ能力の高いウェルシュが左に入った方が良いということなのかもしれません。
試合は前半5分に相手に決定的なシュートを打たれますが、ハートが何とか右足を伸ばし、ボールを辛うじてポストへ逃がします。
相手からしたらかなりのビッグチャンスだったのですが、まったく歓声は起こらず。セルティックパークがセルティックのサポーターのみで埋め尽くされていたためです。コロナにより相手サポーターが来れないためだと思いますが、今シーズンはホームとアウェイの温度差も試合により影響してきそうですね。
前半11分、ゴール前の混戦からロギッチのクロスを古橋が上手く合わせて先制!!
今のセルティックには向かうところ敵なしといった、ポジティブな雰囲気で覆われています。やることなすこと全てが上手くいきそうな最高の状態ではないでしょうか。古橋の影響力はすごいですね。
今のところ絶好調の彼ですが、それはチームメイトから信頼されているからだと思います。昨シーズン退団したクリマラは、FWとして同じタイプでも、そもそもパスが来ずシュートすら打てていなかった印象なので、やはり早い段階で信頼を得るというのは、ボールを呼び込み自分のプレーを示すうえで重要な要素なんだなと感じました。
その後、守備に関してはスターフェルトが関与するシーンは相変わらずひやひやしましたが、それ以外は特に問題なし。AZアルクマールはそこそこ技術は高いですが、それが脅威に繋がっているというわけでもなかった印象です。
それでも後半はAZアルクマールがペースを握り、いくつか危ないシーンを作られたのですが、61分にPA内で古橋のパスを受けたフォレストのシュートが相手に当たり、コースが変わってゴールネットへ吸い込まれます。ラッキーな、とても価値のあるゴールでした。
フォレストはこの試合左WGで先発だったのですが、クリスティと比べるとボール捌きに若干ぎこちなさがあるため、ボールの流動の多い左サイドではやや浮いている印象がありました。やはり彼やアバダのような瞬発力で勝負するタイプの選手はスペースの多い右サイドだと思います。それでも出た試合では必ず結果を残すフォレストはさすがですね。
今シーズン出来は良くなくても結果は残すフォレスト。もう30歳。
また古橋も、左WGが普段ボールを供給してくれるクリスティではなかったため、なかなかボールが入ってこず、ゴールシーン以外は攻撃に関してはそこまで見せ場がありませんでした。
それでも代わりに左WGに入った2-0の後半途中からは、セルティックが守りに入っていたこともあり、相手のサイド攻撃に対する守備の開始点として非常によく利いていました。攻撃での貢献度は下がりますが、こういった試合を終わらせる際や強豪相手の場合はサイドの方が良いのかもしれませんね。
試合はそのまま終了し、セルティックが2-0で先勝。セルティックはアウェイが苦手なイメージがあるのでもう1点くらいほしかったですが、それでも2-0で今日の試合内容は上出来ではないでしょうか。
今日の試合も右SBのラルストンは大活躍でした。プレシーズンマッチの段階から評価が一変、まさかここまで成長するとは思っていませんでした。
古橋の守備意識と同様、彼の勇敢で激しいプレースタイルは観客を盛り上がらせるうえで重要ですね。有観客になった今シーズンではなおさらです。同じ右SBでクロアチア人のユラノビッチの獲得が濃厚なセルティックですが、正直理解ができません。ここまで絶好調のラルストンは信頼されて使われるべきですし、控えにはウルギデもいます。他国籍の選手を入れてまで層を厚くする必要はないと思うのですが…。
昨シーズンの鬱憤を晴らすラルストン。ユース出身であるため思い入れも特別強くなります。
なんにせよセルティックが今絶好調であることに変わりはありません。
8月の最後にはオールドファームが待っているので、それまでなんとかこの調子・雰囲気を保ってほしいですね。

