正直クロアチアは前回大会で思い残すことなくやり切ったと思っていた。

 

なので個人的に優勝候補の一角であるブラジルを前半から上回っていたのは驚いたし、もしかしたら勝利もあるのではと感じさせる出来だった。

 

クロアチアの右SBのユラノビッチはセルティック所属ということで、特に思い入れが強い。この試合良いプレーを連発しており、このまま報われてほしい。どうせならゴールを決めてしまってもいい。

 

ブラジルは屈辱だっただろう。本来のブラジルが見せるべきプレーを相手にされて押されていたし、後半もギアを上げるかと思いきやペースを握られたままだった。

 

感じることとしては、ブラジルはやはり攻撃陣のレベルが低い。

 

歴代の名手と比較するのは酷だが、彼らを知っているだけに、今のFWに違いを作れる存在が少ないのは残念である。途中から出てきたアントニーは良かったが、彼くらいである。

 

だからこそネイマールはもっとボールに触ってエゴイスティックにプレーしても良かった気がする。個があっての組織である。個が足りない状況では、個に重点を置くべきではないだろうか。

 

そのネイマールのゴールはブラジルは優勝に向けかなり大きな1点だったし、ネイマールもこれでより人々の記憶に刻まれただろう。苦しい場面で決めてこそエースであるし、こういうのが伝説として語り継がれていくのだと思う。

 

しかしクロアチアの終了間際のゴールで全てが狂ってしまった。

 

それまで中盤では負けどもゴール前ではほとんどパーフェクトに封じ込めれていたディフェンス。そして同点ゴールはマルキーニョスに当たっていなければ、恐らくアリソンが止めていた。さらにはPK戦、、、。

 

一つの失敗も許されない中、その条件を全てクリアしたとしても1つの不運によって負けてしまうことがあり、さらにそのリベンジには4年も待たなければならないという、これがまさにW杯の恐ろしいところであると実感した試合だった。

 

正直クロアチアは4年前決勝で見たので、今回はもう勘弁である。オランダの出来に納得がいっていない今、次の試合、そしてその次の試合は是が非でもアルゼンチンに勝ってもらいたい。