この日はアウェイでのリビングストン戦。
リビングストンはリーグ戦開幕から1分け4敗の最下位で、セルティックとしてはレンジャーズ追走のため必ず勝っておきたいところ。
スタメンに目を向けてみると、新戦力のマッカーシーが移籍後初のスタメン出場。
さらに左SBのボリがなんと18か月ぶりにスタメンに復帰!!正直ポステコグルー監督は戦力としてカウントしていないと思っていたのですが、途中出場でもなくいきなり先発で起用してきましたね。
その代わりに現在絶好調のラルストンがベンチに入ったのは納得できませんが、ポステコグルー監督のこういった新たな可能性を探る姿勢は支持したいです。
試合のハイライトです。
開始からセルティックが8割以上のポゼッションで主導権を握るも、リビングストンの堅い守備に阻まれます。
今日もアバダは右WGでのスタメンでしたが、やはり最後の局面での精度は気になりますね。この日はベンチにジョンストンがいましたし、なんなら右SBのユラノビッチを代わりにWG起用してみても面白いのではないでしょうか。
リビングストンの方は右SBのデブリンが開始15秒でイエローカードをもらうなど、多少荒さはありましたが集中して守れていた印象です。
そして25分、先制したのはリビングストンでした。数少ないチャンスから、ワントップのシェニーが巧みにシュート!!
マークしていたCBウェルシュはこの日久々のスタメンということでかなり意気込んでいたと思いますが、対応の仕方をミスしてしまった感じですね。個人的には彼の方がスターフェルトよりも能力があり、なおかつユース出身者ということで活躍してほしかったので歯がゆい気持ちではあります。
マクレガー不在でキャプテンを任された新加入のハート。このシュートはさすがにノーチャンス。
前半はそのまま0-1で折り返し、その後の後半もなかなか同点ゴールが遠い展開。リビングストンの方もセルティックの攻撃に慣れ、次第にスタジアムがリビングストンムードになっていった気がします。
前回のベティス戦もそうでしたが、やはりマクレガーの不在は大きいです。代わりにアンカーの位置に入ったマッカーシーですが、パスのテンポはやはりマクレガーのそれには及ばず、ボールを安全に回すだけでチームの攻撃にリズムが生まれませんでした。そのためリビングストンの守備陣も対応しやすかったのでしょうか、セルティックの攻撃は渋滞している印象でした。
イングランドの地で長くプレーしてきたマッカーシーへの期待は大きかったのですが、正直ここまでの試合を見る限りチームにプラスをもたらしているとはいえません。ケガが多い選手なのでコンディションの問題なのでしょうか。
チームにいる数少ないビッグネームの一人、マッカーシー。すでに賞味期限切れなのでしょうか。
70分にセルティックが大胆な3人交代でジョンストン、ソロ、ビトンを投入。その直後の73分、マッカーシーの代わりに入ったソロのくさびのパスからアジェティがシュートするも、これをリビングストンのGKストライチェクがスーパーセーブ。決まったと思ったのですが…素晴らしい反応でしたね。
しかしソロからの前線へのパスの増加により、セルティックの攻撃にようやく勢いとリズムが出てきました。ただ選手交代も含め、もっと早くからそういった積極的な姿勢がほしかったところです。
その後約20分、セルティックは果敢に攻め立てるも、結局ゴールを奪うことはできず0-1でタイムアップ。これでリーグ戦3勝3敗で6位に後退(12チーム中)。不調だった昨シーズンでもシーズンを通しては5敗だったので、これはさすがにまずいですね。
古橋、マクレガーの離脱でチームの数か月前の勢いは完全に失われたわけですが、リビングストンに勝てないほどのメンバーではないわけなので、彼らの不在を言い訳するのは違うと思います。
むしろ、彼らがいないことを口実にして、敗因の追究から逃げているような気すらします。
そうではなく、今いる戦力の中でやりくりしていくことがポステコグルー監督の真の腕の見せ所ではないでしょうか。古橋、マクレガーありきの戦術ではそれが抑えられたとき結局勝てなくなってしまうわけで、彼らに頼らないプランBの存在は彼らがいるときでも必要になってくると思います。
そうしていく上で、まずは前への気持ちを強めてほしいですね。負けている状況での横パスの多さを見る限り、勝つためにできることはもっとあると思います。この試合では残り20分の時点でようやく前への姿勢が表れましたが、それをもっと前半のうちから見たいです。
選手に関しては、カーター=ヴィッカース、ロギッチは相変わらず良かったですね。特にカーター=ヴィッカースなんて加入してここまでパーフェクトな出来ではないでしょうか。屈強で、それでいてクリーンにボールを奪えるのが強みだと思います。
また久々の出場となったボリですが、思っていた以上に良い出来でしたね。一昨シーズンはSBながら自由奔放にプレーしてチームに迷惑をかけていた印象なのですが、この日は持ち味の技術が良い方向に生きていたと思います。偽SBという役柄が彼には合っているのではないでしょうか。
存在を忘れられていたボリ。彼の復帰でSBは左右ともに激戦区になる予感。
次はリーグカップ、ホームでのレイス・ローヴァーズ戦ですが、ここまで寛容だったファンの忍耐もそろそろ切れそうなので、ここまでくると控えメンバーを試すというよりもまずは手堅く勝利して安心したいところです。


