前回のリーグカップ戦で久々の勝利を手にしたセルティックですが、シーズン開幕時の勢いは取り戻せていません。
この日はダンディーUをホームに迎えての一戦。
調子は良くないにもかかわらず、ポステコグルー監督はあまりスタメンをいじってきませんね。
まずは試合のハイライトです。
本来の実力では下の相手、しかもホームということで、ある程度は攻めの形が作れているセルティックですが、対するダンディーUもなかなかのサッカーを見せてきます。
やはりレンジャーズの無敗をストップしただけのことはあるようですね。実力は本物です。
それでも前半16分、ジョタのクロスをアバダがヘディングで綺麗に合わせ、セルティックが先制!!
ボールを持った時のプレーに対しては色々残念に思う部分があるアバダですが、今回のゴールのように、オフザボール時のポジショニング、ゴールへの嗅覚というのはなかなか優れたものをもっているのではないかと感じました。古橋との2トップで使ってみるというのも面白いのではないでしょうか。
アバダのゴールでセルティックが好スタート。これによりリーグ戦7試合で3ゴール3アシスト。
しかし喜びもつかの間、そのすぐ2分後にハークスのドンピシャヘッドでダンディーUがあっという間に同点。
急な失点にしょげるスタジアムですが、その直後にセルティックもCFアジェティがゴール手前からフリーでシュート!しかしボールはまさかの枠外へ。
アジェティはまったくパスが集まらなかったこれまでの試合とは逆に、この試合では試合開始から良い感じでボールが集まってきていました。しかしその期待に応えられませんでしたね。与えられたチャンスを生かせないようだと、古橋が復帰したら再びベンチが定位置になってしまうのではないでしょうか。先発したここ数試合でいくつかゴールは決めてくれましたが、信頼を掴むには至らなかったと思います。
役不足感の出てきたアジェティ。絶好のチャンスは枠の外へ。
その後は試合も落ち着き、1-1で折り返した両チーム。
基本支配していたのはセルティックですが、ゴールを奪うにはもう少し連携面を向上させたいですね。複数人によるダイレクトパス、3人目の動きが入ったシーンでは高い確率でチャンスが生まれていたので、そのシーンをもっと多く作りたいです。
古橋とマクレガーの不在で実現困難なのは承知していますが、トップレベルのチームであるのならば、それにふさわしいプレーを見せてほしいです。
ダンディーUに関しては、守備の時間は長いとは言えど、いざ攻撃に出れば中盤の選手を中心とした自分たちのやりたい、意思の通じ合ったパスサッカーができていたように思います。正直連携面ではセルティックよりもレベルが高く、美しいサッカーを披露していたのはどちらかというとダンディーUの方ではなかったでしょうか。
後半も同様に支配しますが、なかなか決め手を欠くセルティック。寛容なサポーターもさすがにしびれを切らしていました。
特に試合終盤、是が非でも点が欲しい場面でのバックパスについては、スタジアムから不満の声がかなり深く響きました。
百歩譲ってリーグ戦の連敗を逃れられればOKだとしても、ここはホームなんですよね。ホームでの引き分けというのはセルティックにとっては負けに近いものです。選手たちにそういった認識があるのか、彼らのプレーからはあまり伝わってきませんでした。
前半ロスタイムのターンブルのシュートと同様に、86分にはロギッチのヘディングが、さらに92分にはジョタのカットインからのシュートがバーを叩き、結果セルティックはこの試合3回もシュートがバーに嫌われました。これはさすがに不運でしたね。
結局試合は1-1でドロー決着。レンジャーズとは早くも勝ち点差6に。
ジョタはこの試合も良いパフォーマンスを示せていたのではないでしょうか。個人突破は良し、味方を生かすプレーも良しと、不満に感じる点はほとんどありません。強いて挙げるなら、もっと自分のシュートまでの形というのを極めてほしいですね。ロッベンのカットインシュートのような、一人でも高確率でシュートまでもっていけるような形を磨いておけば、もっと脅威な存在になれるのではないでしょうか。
好調を維持するジョタ。シュートまでもっていったロスタイムのような形をもっと見たいです。
次は金曜日、元セルティックのフリンポンが在籍するレバークーゼンとのEL2試合目。
ベティス戦に続いての連敗となるとさすがに突破が厳しくなってしまうので、古橋、マクレガーが戻ってくる可能性もありますし、強敵ではあれどなんとか奮闘して勝ち点がほしいですね。
”バックパス”の少ない、勇敢なセルティックを見せてほしいと思います。


