リーグ戦で2試合勝利がないセルティックはアウェイでのアバディーン戦。

 

アバディーンも開幕前に周囲が期待していたほどの成果は今のところ出ておらず、リーグ戦8位(12チーム中)と低迷しています。

 

セルティックは最近はスタメンとして出続けていたロギッチがベンチスタートで、代わりにビトンがアンカーとして出場、それにより元々アンカーだったマクレガーが一列上がり、より攻撃的な役割を担っていました。

 

試合のハイライトです。

 

 

 

 

 

 

11分、ターンブルのクロスを古橋が胸で合わせセルティックが幸先よく先制!!

 

古橋のマークを外す動き、そして胸での正確なシュートも見事ですが、このゴールはターンブルのクロスで決まったような気がします。アバダからでは想像できない、本当に芸術的なボールでしたね。

 

序盤からボールを支配するセルティックに対して、アバディーンは引いてゴール前を固めるのではなく、積極的に前からプレスをかけてセルティックのDFラインでのパス回しを遮断しようとしていたと思います。

 

ショートカウンターを狙っているような、他のチームと比べると攻撃的な姿勢ではあったと思うのですが、残念ながらそれは機能しているようには見えませんでした。

 

アバディーンもセルティックと同様今シーズンから監督が代わり、さらにセルティックから新加入のスコット・ブラウンがリーダーとしてチームを引っ張っています。様変わりしたメンバー・戦術で変革の最中であることから、まだ今のところはチームとしての動きが嚙み合っていなかったように思います。

 

それにより前線からプレスがあまり機能しておらず、逆にセルティックに前へと上手くボールを運ばれ、層の薄くなった守備陣がピンチを迎えるといった前半だったと思います。


それでもセルティックも先制後の前半の好機は40分にジョタがシュートをバーに当てたくらいで、1-0のまま折り返します。

 

 

後半、同点に追いつこうとするも攻めあぐねてなかなかチャンスのないアバディーンでしたが、56分、CKからMFファーガソンのヘディングでついに同点。

 

セルティックとしては少し受け身の時間が長かったのが響いたと思います。あとは失点シーンはもう少しモンゴメリーの身長が高ければといったところでしょうか…。

 

これでスタジアムの雰囲気は一変。セルティックが逆に追い込まれます。

 

前半からですが、マクレガーのボールに絡むシーンが少ないのが少し気になりました。

 

いつもより攻撃的なポジションを取ったせいで、逆にビトンなどの他の選手が作ったパスの流れの仲介役に終始している印象で、彼自身のゲームを作る組み立ての能力がほとんど生きていなかったと思います。彼は走力も魅力なので、それならやはりアンカーの位置で広くピッチをカバーした方がいいのではないでしょうか。ビトンのビルドアップ能力ではやはり物足りませんでした。

 

同点ゴールを決めた後のアバディーンは通常のチームと同様にゴール前を固め始め、完全に引き分け狙いの布陣へとシフトしました。

 

また勝ち点を落とすのかといった悲哀な空気が漂い始めるセルティック。

 

それでも84分、左SBのモンゴメリーが途中出場のロギッチからパスを受けて中へクロス、これをジョタが押し込みセルティックがゴール!!!

 

ゴールを決めて吠えるジョタ。いまや替えの利かない存在。

 

この日のモンゴメリーはいつもの彼ではなかったと思います。守備は相変わらずあまり頼りなかったですが、攻撃、特に自分がボールをもってからの積極性には目を引きました。相手が前にいてもぐんぐん前へドリブルで突き進み、何というか彼の中に自信が芽生えたような気がします。その姿勢が結果的にこのゴールを生んだのではないでしょうか。今日のパフォ-マンスを今後も維持できれば何の問題もないと思います。

 

決勝点をアシストしたモンゴメリー。ドリブルで持ち上がるその姿勢はティアニーを彷彿。

 

試合はそのままセルティックが逃げ切り2-1でフィニッシュ。ただ勝ったのではなく競り勝ったということが大きいですね。

 

最後にスコット・ブラウンに関してですが、愛着のある古巣ということで馴れ馴れしく元チームメイトと接するのではなく、試合が始まれば真剣勝負、手を抜かず常に全力でプレーしていた姿が格好良かったです。途中で交代してしまいましたが、CKから惜しいシュートも1本ありました。年齢による衰えもありますが、今日の試合を見るとやはり彼にはずっとセルティックにいてほしかったなと思いました。

 

セルティックの元主将スコット・ブラウンと現主将マクレガーのマッチアップ。見慣れない光景。

 

 

 

次の試合は代表ウィークを挟み10月16日(土曜日)23時のマザーウェル戦。

 

個人的にはスコットランド代表のワールドカップ本戦出場をかけての大一番イスラエル戦は目が離せません。

 

そんなわけでマザーウェル戦は今夏のユーロ戦士の1人であるオドネルとの再会が楽しみです。

 

それではまた2週間後。