昨シーズンのCL予選で屈辱的な敗北を喫した相手、フェレンツバロシュへのリベンジマッチです。

 

セルティックのメンバーにほとんど変化はありませんが、唯一左SBに軽傷から復帰したモンゴメリーが先発。先日のマザーウェル戦で先発したボリはそもそもEL登録メンバー外らしいですね。

 

ここ最近CBは完全にカーター=ヴィッカーススターフェルトのペアで固定されてきました。スターフェルトに安定感が出てきたというのもありますが、シーズン序盤先発していたウェルシュが完全にベンチ要員になってしまったのが残念です。レンタルで放出するというのも違うと思うので、きっかけを待つしかないですね…。

 

 

試合に関しては、もちろんホームのセルティックがボールを保持するという展開ですが、前回の対戦ではそこからカウンターで負けたんですよね。不安が拭えない不気味な雰囲気です。

 

それでも序盤から周りが古橋を意識しているというのは感じました。

 

前回のマザーウェル戦、ボールタッチ数が少なすぎてチームメイトからハブられているのではないかと疑ってしまったのが申し訳ないくらい、この試合では古橋にラストパスが集中していたように思います。勝手な憶測ですが、前回の試合の後、古橋の動きをもっと見るよう監督やスタッフから選手へ指示があったのではないでしょうか。

 

それでこそ古橋だけでなくチームとしても機能すると思うので良い傾向であると思うのですが、前半は0-0で折り返し。セルティックはボールをよく繋げていましたが、1つ大胆なアクションが欲しかったですね。フェレンツバロシュのカウンターを警戒してというのもありますが、1回アンカーのマクレガーが隙を見て一気に前線へ上がったように、あと少しの積極性があればゴールの可能性は上がったように思います。

 

フェレjンツバロシュに関しては、意外とそこまでの強さは感じられませんでした。チームとしてのまとまりは決して高いとはいえず、前と後ろの意識に若干ギャップがあったようにも思います。昨シーズンの対戦はセルティックの完全な自滅だったような気もしてきました。

 

 

後半、停滞ムードが漂い始めていたところの57分、自陣でボールを奪ってから一気にカウンター。ドリブルを開始したジョタの素晴らしいロングスルーパスを、これまた素晴らしい飛び出し、そしてトラップをした古橋がゴール!!!

 

これぞクオリティのある選手、チームにしか生み出せないといった見事なゴール。前半から古橋へ向け続けいてた意識がこの先制点に繋がったように思います。

 

ゴールを決めた古橋ですが、もちろんゴールの形はトップクラス、しかし同時にこの試合守備でも大活躍でしたね。ボールを失った後の奪い返す動きの質、反応の速さがやはり他のFWとは次元が違うように思いますし、彼のそういった姿勢により、チームとしてもインターセプトのレベルは確実に昨シーズンよりも上がっています。

 

この日は特に良く機能しており、それがフェレンツバロシュに攻撃の形をほとんど作らせなかった大きな要因だったと思います。またロギッチが普段の試合では見せないくらい守備にも精を出していたのが印象的でした。

 

EL本戦初ゴールとなる貴重な先制点を決めた古橋。チームに与える影響は攻守に絶大。

 

さらにその勢いのまま61分にモンゴメリーがPA内でファウルを誘いPKを獲得しますが、マクレガーの放ったシュートはGKがセーブ。マクレガーがキッカーだと分かったとき結構な違和感があったのですが、そういえばセルティックは今シーズンPKの数が少ないですね。

 

PKを獲得してくれたモンゴメリーですが、この日はそこまで出来は良くなかった印象です。先日のアバディーン戦のような積極性を期待したのですが、いつものモンゴメリーといった感じでした。チームの戦い方が比較的慎重だったというのもありますが、守備に関して1vs1やポジショニングがあまり良くなく、ラルストンと比べると不安に思いました。

 

追加点のチャンスを逃したセルティックですが、勝利に向けて戦術や選手交代などで試合運びは上手かったと思います。前半点が取れなかったのも普段より慎重に入ったからであって、ほとんどセルティックのプラン通りに試合をもっていっていた気がします。マザーウェル戦と同様の”強さ”が感じられ、チームとしての調子の良さを印象付けました。

 

81分、ターンブルが一度空振ったボールを押し込み追加点。彼は86分にも決定機がありましたが、この日は1点止まり。それでも十分なんですけどね。

 

若干ラッキーな部分もありましたが、ターンブルが2戦連発。

 

結果、セルティックが因縁の相手との1試合目を制し、今季ELで初勝利、初勝ち点をゲット。ここで負けていたらほぼGS突破が絶望的だっただけに何とか希望を残しました。


 

選手に関して、アバダがここ数試合あまり良くない気がします。プレーの精度は悪くても無鉄砲で勢いのあるところが彼の良さだと思うのですが、最近はその勢いも失われてきました。本人の中に迷いがあるのでしょうか、チームの調子とは反対に沈んでいっている気がします。ジョンストンの調子が良さそうなだけに、レギュラーの座を失うこともあるのではないでしょうか。

 

また今季新加入でこの日途中から出場したCFジャコマキスですが、逃げ切りの時間帯に屈強な体格を生かしてボールをキープしマイボールにしてくれたのは大きかったですね。さらにPA内でアクロバティックな動でシュートを放つなど、独力でゴールをこじ開ける、古橋とはまた違った良さも披露してくれました。チームにも馴染んでいるみたいでしたし、戦力として十分期待できそうで今後が楽しみです。

 

ターンブルのゴールに大喜びのジャコマキス。ここまで祝福してくれるCFは稀な気がします。

 

 

 

次の試合は土曜日、23時キックオフのSTジョンストン戦です。

 

レンジャーズがこのところ調子を落としていますし、差を縮めるなら今かと思います。応援しましょう!!