フェレンツバロシュ戦から中3日のSTジョンストン戦。

 

セルティックのメンバーに目を向けると、左SBにはケガから復帰したユラノビッチが先発。モンゴメリーはベンチです。

 

さらにリーグ開幕から出続けてきたFWアバダがこの日初めて先発から外れ、代わりにFWジャコマキスが移籍後初先発。彼がCFの位置に入ったことで、古橋は右WGへ。古橋がサイドにいった試合はあまり機能した覚えがないので、今回はどうなるのか注目です。

 

対するSTジョンストンも決して侮れない面子ですね。3バックの右には元セルティックのアンブローズが先発しています。

 

試合のハイライトです。

 

 

 

 

 

試合序盤の印象について、STジョンストンはやはり手強いチームだと感じました。

 

セルティックを相手にした時の国内のチームというのは大抵引いて守ってカウンター一発に賭けるという戦術で来るのですが、STジョンストンはカウンターでも決して勢いに頼りませんよね。個のレベルが高いから、セルティックの陣地へ行っても奪われることなくパスを繋いでいましたし、自信を持ってプレーしているように見えました。

 

前半20分辺りまで見たところでは、互いにボールを持てば彼らのやり方でボールを繋ぐという、質の高いチーム同士の戦いのように映りました。両チームに平等に先制のチャンスがあったと思います。一度マクレガーがCKから鋭いシュートを放ちましたが、これは相手GKクラークがなんとか足に当てます。ディフレクションして可能性のあるシュートでしたが、これは彼のセーブを褒めるべきですね。

 

ただその後はやはりセルティックだったと思います。次第に自分たちのペースに持っていき、30分辺りには完全に支配していましたね。

 

その要因としてはボールを奪われた後の取り返すスピードではないでしょうか。ここ最近の試合を見る限り、古橋を筆頭にチーム全員にその意識が芽生えてきていると思います。これは古橋マクレガーのいなかった1か月前と比べると確実にレベルアップしている部分です。

 

そして34分、それまで3バック(実質5バック)で抑えてきたSTジョンストンでしたが、左WBブースがクリアミスしたボールを右SBラルストンが抑えの利いた低弾道クロス、これをジャコマキスが合わせてセルティックが先制!!

 

ジャコマキスは先発という形で与えられたチャンスをしっかりとものにしましたね。速いボールに上手く体をひねって合わせた難しいシュートだったと思います。

 

昨シーズンのエールディビジ(オランダ一部)得点王ジャコマキス、セルティック移籍後第1号。

 

 

後半に入っても同様に支配するセルティックですが、正直突破口が見つからずに渋滞していました。

 

右WGの古橋ですが、サイドに張りすぎている感がありました。あれだとゴール前での動き以前に、そもそも侵入する機会がないのでゴールを決めるのは難しい気がします。

 

セルティックは彼をフリーにさせるためにあえて左サイドのWGジョタを軸にボールを回していましたが、それは逆に右サイドの古橋の周りで行った方がいいのではないでしょうか。彼と周り選手がパス交換をすることでそこの相手の陣形に乱れを生じさせ、より古橋がフリーになりやすいシチュエーションが作れる気がします。

 

60分、古橋が生きていないことを考慮してか、ゴールを決めたジャコマキスを下げてまでWGのジョンストンを投入し、古橋を本来のCFへ。ジャコマキスがゴールのシーン以外でボールにほとんど触れていなかったのも大きいかと思います。

 

STジョンストンに関しては、後半時間が経過していっても同点狙いの攻撃的な形にはシフトせず、5バックで徹底して守っていましたね。時間を考えるとやや守備的過ぎる気もしますが、これが彼らの戦い方な気がします。一点にこだわる、いわゆる堅守を武器とするチームだからこそ昨シーズン、ノックアウト式であるカップ戦で2冠を成し遂げられたのではないでしょうか。ただ、だからこそこの日のように先制点を取られたときはかなり厳しい気もします。

 

ボールを持っても突破口が見つからないセルティックと徹底して守りを敷くSTジョンストンということで、終盤になっても膠着状態の試合でしたが、ここでセルティックのCBカーター=ヴィッカースとSTジョンストンのCFケインがちょっとしたファウルからあわや乱闘に。

 

両選手にイエローカードが提示されたことより、サポーターはケインに対してブーイングを浴びせスタジアムには殺気が立ち込めます。ただこれにより開始からずっと穏やかだった試合に熱が生まれ、結果的にはエキサイトで面白い展開になったのではないでしょうか。

 

お互いにフラストレーションが溜まっていたのでしょうか。しかしこれでこそサッカーな気もします。

 

そして80分、荒さが目立ち始めた展開ということもあってか、古橋がPA内でCBゴードンに倒されてPKを獲得。

 

このPKを、先日のフェレンツバロシュ戦で外してしまったマクレガーの代わりに、ユラノビッチが落ち着いてGKの逆に沈め、セルティックが試合を決める追加点!!

 

信頼できるユラノビッチ。彼ならマクレガーの代役としてアンカーもできるのではないでしょうか。

 

試合はそのままセルティックが2-0で勝利。リーグ戦3連勝。

 

 

個人に目を向けると、途中出場のジョンストンはなかなか良い出来だった気がします。持ち味のドリブルは冴えていましたし、ポストに当てる惜しいシュートもありました。次の試合スタメンとして出場してもまったくおかしくないと思います。

 

チームとしては、結局古橋のサイド起用は機能しませんでしたね。ジャコマキスがゴールを決めましたし、次の試合はどういう布陣にするのでしょうか。個人的には彼らの2トップを試してみたいところですが、それだとジョタの居場所がなくなってしまいますし、悩ましいところです…。

 

引いた相手に対してどのようにしてゴールをこじ開けていくかというのも今後のポイントだと思います。この日の先制点は相手のミスによるところが大きかったですし、2点目もPKでした。この試合勝ちはしましたが、まだまだ課題は多いように思います。

 

 

 

次は28日の3時45分キックオフ、ハイバーニアン戦です。

 

ここ最近は次の試合との間が3~5日しかない厳しいスケジュールですが、だからこそ控えの選手にも出て活躍してもらって、さらに勢いに乗りたいところです。

 

期待して見ましょう!!!