リーグカップ優勝後のリーグ戦、相手はセント・ミレン。
古橋、ターンブル、ハートはケガ、スターフェルトは警告によりそれぞれ欠場のため、攻守にフレッシュな顔が並びましたね。特に右WGのモファットは公式戦初先発と、十分な時間の中でどのような印象を与えてくれるのか楽しみです。
対するセント・ミレンは欠場者が続出のため、16歳のCMFリード、17歳の右SMFオフォード、19歳の左SMFヘンダーソンが抜擢と、なかなか厳しいチーム状況です。
試合のハイライトです。
いつもリーグ戦と同様、攻めるセルティック、守るセント・ミレンという展開。しかしセント・ミレンはかなり深く引いて守っていた印象で、5バックということでサイドは両SB1人にそれぞれ任せ、中央は3人で守るという陣形。つまりサイドは突破されても中央で待ち構えて防げば問題ないというプランのようです。
そのためセルティックからすれば中へのクロスは数的に厳しいですが、左WGのジョンストンは単独での突破力があり1vs1の勝率が高いため、サイドからのドリブル突破というのは期待できましたね。
前半は支配率が90%を超えていたのでは、、、そう思わせるくらい圧倒的にセルティックが攻めていたと思います。セント・ミレンは本当に30分辺りまでチャンスは一つもありませんでした。
ただそれだけ攻撃しても前半セルティックが得点できなかったのは、1つに両サイドのWGとSBの連携があまり良くなかったというのがあります。あとは相手の超守備的な陣形を壊せなかったことでしょうか。
中央を固めてくる相手に対してサイドへの揺さぶりはできていたと思いますが、それだけでなく中央での選手の入れ替わりや上下動がほしかったと思います。アバダの裏に抜ける動きでもなんでもいいので、3人のCBの視界から逃げるようなものがあれば少しは相手を混乱させられたかと思います。
前半終わって0-0。セント・ミレンはGKのライネスがいくつかのファインセーブで活躍していましたね。
後半もボールはもてるセルティックですが、停滞感は否めず。
61分にモファットに代えてユラノビッチを投入。モファットに関して、局面ごとのプレーの選択というのは間違っていなかった、むしろいつもの右WGであるアバダよりは良かったと思います。ただモファットの場合はそもそものクオリティが足りなかった感じでしょうか。まだトップチームでプレーするには早かったと思います。
初先発のモファット。与えられたチャンスはものにできず。
時間が経つにつれ引き分けの色が濃くなるセルティックですが、いつも書いているようにもっと積極的に振舞っていいです。ビトンに関してはここ最近のプレーからはそういった積極性が感じられて嬉しいのですが、チームとしてはもっと行っていいと思います。
それはもちろん1vs1などのシーンにおいて仕掛けて勝利すれば単純にチャンスになりやすいという意味もありますが、例えそこでボールを失ってもセルティックにとってはプラスな気がします。
というのは、ボールを奪われてセント・ミレンのカウンターになるとしても、今のセルティックにはすぐにボールを奪い返す力があります。セント・ミレンはカウンターによりチームの陣形が守→攻へ移行する分、奪われた瞬間は守備に若干の穴が生じると思います。つまり常に大人数でゴール前を固めているときよりもトランジションの瞬間の方が守備は甘くなるということで、セルティックはあえてそれを狙うというのもありだったのではないかと思います。
71分、その理想的な流れからセルティックはチャンスを迎えますが、マクレガーのクロスはアバダにボール1個分届かず。
2度目のCF起用のアバダ。前回とは違い持ち味は発揮できず。
終盤は左右からクロスを多用して前節のラルストンの土壇場決勝ゴールの再現を狙いましたが、セント・ミレン堅守に跳ね返される一方。クロスに頼るというのは終盤ではありがちな展開ですが、それだけ今のセルティックには積極的に勝負していくような積極性が足りないということでもないでしょうか。
結局試合はそのままセント・ミレンゴールをこじ開けられず、無得点のドロー決着。
2度目の先発となった左SBのスケールズですが、この日は活躍できず。今のところの彼への見識ですが、攻撃参加のタイミングや質はテイラーよりも高いと思います。この日は内からのオーバーラップが多かった分クロスはあまり見られませんでしたが、ボールの質にも何か光るものがある気がするのでもう少し見てみたいです。
惜しいシュートもあったスケールズ。左SBは熾烈なレギュラー争いが勃発中。
またリーグ戦の連勝は6試合でストップしたわけですが、その6試合中4試合が1点差による辛勝と、今回の試合と似たような展開はこれまでもあったのでこの日の結果は特別驚きというわけではないですね。
この結果で古橋の存在の大きさが改めて提示されましたね。ただもちろんそれもあるのですが、運という要素にも注目すべきだと思います。前半いくつかあったチャンスのうち1つでも決めれていたら、恐らくこれまでのように僅差で勝利をもぎ取っていたと気がします。つまりこれまでの6試合、特に1点差の4試合にもこの日のように引き分ける可能性は十分にあったわけで、この試合だけを指摘するのではなく、これまでの試合にも目を向けるべきだということです。
これでレンジャーズとの勝ち点差は2広がって6に。
レンジャーズは監督が代わっったことで結果に波が生じると思っていたのですが、今のところは安定していますね。できれば2月の直接対決までに順位に変動を与える勝ち点差3以内には詰めておきたいところです。
この日の試合でようやくリーグ戦の前半を折り返しました。
次戦は26日(日曜日)21:30キックオフのアウェイ、STジョンストン戦。数えてみた結果、これまで36日間で11試合とほぼ3日に1試合のハードなスケジュールをこなしてきたみたいです。
この試合が終われば次の試合は1月18日のハイバーニアン戦ということで、ようやく一息つくことができます。
選手たちはもちろん、僕にとっても正直ありがたいものです。とりあえず何とか次戦を乗り切りましょう。



