キャプテンのMFマクレガーが前回の試合での負傷により欠場、またFW前田、MFロギッチも代表戦のため離脱と、なかなかベストメンバーの揃わないセルティック。

 

この試合は新加入のMFオレイリーが早速先発。正直将来性を見込んでの補強だと勘違いしていたので、いきなり出場するとはビックリです。スタメンは以下の通り。

そして試合のハイライトです。

 

 

 

 

予想以上に序盤からホームのハーツが互角に戦ってきますね。サポーターや選手の表情から、この試合を本気で勝ちにきているというのが伝わってきます。

 

セルティックがボールを奪われた後に素早く回収しに来ても、所々上手くいなして前へとボールを繋いできており、セルティックにも劣らぬ、得点の可能性を感じさせます。

 

それでも先制したのはセルティック。27分、中盤でパスをカットしたビトン旗手へと繋ぎ、その旗手がゴールへ突進、そのまま右足を振り抜いてゴール!!

 

強烈なミドルシュートでしたね。正直GKゴードンのミスのような気もするのですが、シュートがゴードンの想定を超えるものだったというのも事実です。旗手はその前にも1本シュートを自らこじ開けて放っており、パサーに徹した前節から、この日はシュートを強く意識していたと思います。それが見事結果に繋がりましたね。

 

MOMを獲得した前節に続き、この日はゴールを決めた旗手

 

 

さらに35分、右サイドでボールを受けた新加入のオライリーが利き足ではない右足でクロス、そのボールに合わせたのはジャコマキス。セルティックが2-0と早くも差を広げました。

 

ジャコマキスは公式戦2試合連続のスタメンから2試合連続のゴール。ようやく味方からボールが集まりだしたという印象です。相手をフィジカルで抑え込みボールを押し込むような、得意な形のゴールではないでしょうか。若干オフサイドではありましたが気にしないことにしましょう。

 

ようやく波に乗ってきたジャコマキス。前線からの守備でも貢献。

 

序盤の勢いから一変、立て続けの失点により勝利が遠のいたはハーツは、45分にMFデブリンジョタとの小競り合いからイエローカード。久々にガッツがあってプレーに勢いのある、ティアニーロバートソンに続く選手がスコットランドに現れたと思ったのですが、後で調べてみるとオーストラリア人の選手ですね。残念ですがまだ23歳と若いので、個人的に今後も注目していきたいと思います。

 

 

後半はセルティックの2点がかなり大きく試合に影響していましたね。おかげでセルティックの選手たちはゆとりを持ってプレーできていましたし、逆にハーツに前半の勢いはほとんど残っていませんでした。

 

62分、ケガから復帰後この日初先発だったジョタに代えてアバダを投入。ジョタはこの日得意のドリブル突破こそ失敗続きでしたが、トップクラスの選手であることに変わりはありません。攻撃の軸としてよくプレーしていたと思います。ただ、だからこそこの交代がこの後の展開にかなり影響を及ぼしたとも思います。

 

この交代直後、ハーツが久々の厚みのある攻めからCFボイスのゴールで1-2。先程のジャコマキスのゴール以上にオフサイドではありましたが、これでおあいこということですね。個人的にはVARには反対なので、この2つのゴールが今後VAR導入のきっかけにならないことを祈ります。

 

1点を返したことにより、ハーツは勢いを取り戻しました。逆にセルティックは攻撃の核であるジョタを早々と下げてしまったことによりリズムを失いました。後半の頭と立場が入れ替わってしまいましたね。

 

そして72分、ハーツがCKの混戦からビトンオライリーのダブルハンド?を誘いPKを獲得。キッカーは先程ゴールを決めたボイス。彼の蹴ったボールはGKハートの逆を突きましたが、惜しくもポストへ。跳ね返ったボールの軌道を見る限り、あとわずか数㎝内側へ蹴っていれば入っていましたね。ボイスには気の毒ですが、セルティックは命拾い。

 

86分、足を攣ったオライリーマッカーシーと交代。初出場のオライリーでしたが、いきなりCKのキッカーを任されるなど、左足からのキックのキレや精度には自信があるようですね。この日はパスを無難に回していましたが、まだまだこれでは物足りないですし、試合後の彼の表情からもそれが伺えました。

 

セルティックデビューのオライリー。これで中盤は増々激戦区。

 

やはりPK失敗が大きかったしょうか。その後は6分のロスタイムも含めたハーツの猛攻を耐え抜き、セルティックがなんとか勝ち点3を獲得。

 

ただ1点を返されてからは試合終了まで完全にハーツのペースであったために、やはりその前のジョタの交代はすべきではなかったと思います。度々書いてきたことですが、ポステコグルー監督は主力の選手を下げるのが少し早いです。僅差でも勝っていれば下げてしまうので、点を返された場合、今日の試合のようにそれまでの穏やかな雰囲気から一変して勝利が危うくなるという流れを何度も見てきました。

 

まだ戦術的に馴染んでいないであろうオライリーをいきなり起用してきた点や、SBに先日の試合で活躍したスケールズや普段スタメンのラルストンではなくテイラーを起用してくるあたりも含めて、正直ポステコグルー監督は相手を侮りすぎている気がします。

 

確かにセルティックとレンジャーズ以外のチームのレベルは決して高くはありませんが、だからこそレンジャーズ以外の相手との試合でどれだけ勝ち点を取りこぼさないかが重要になってくるリーグです。正直もうこういったターンオーバーのような采配は控えるべきかと思います。

 

またそのSBテイラーに関して、今季からユラノビッチスケールズが加入してポジション争いが激化したというのもありますが、彼らと比較するとこの日の出来ではレギュラーは厳しいかと思います。クロスの質はスケールズには及びませんし、足下も特別上手いわけではないので相手に囲まれるとどうしようもなくなっていました。この日同じく調子の良くなかったフォレストも含め、さらなるレベルアップに期待したいです。

 

一方この日欠場したマクレガーの代わりにキャプテンとして出場したビトンについて、素晴らしかったと思います。。12月あたりから見せる前への積極的なプレーがこの日も光っていましたね。守備面ではインターセプト、攻撃面ではボールを持った状態で相手に囲まれても、大きな体と俊敏な動きを上手く融合させて見事に脱出し、スムーズにボールを前へと運んでくれました。今季から加入の選手が大半を占める今のセルティックにとって、彼のような古参の活躍は嬉しいですね。

 

旗手も良かったですが、この試合の個人的MOMはビトン

 

 

 

次の試合は1月30日(日曜日)0時キックオフのホーム、ダンディーU戦。

 

最新の情報ですが、レンジャーズがロスカウンティとの試合を3-3で引き分けて勝ち点を落としました。生ける伝説、GKマクレガーがやらかしてしまったようですね…

 

なので次のダンディーU戦でセルティックが勝利すれば、レンジャーズとの勝ち点差を2まで縮めることができ、その次の直接対決に向けてかなり前進することになります。試合としてもより白熱した、面白い試合になるのではないでしょうか。楽しみです。

 

まずは目の前のダンディーU戦に集中して確実に勝利してほしいですね。期待しましょう。