前節のオールドファームで大勝し、このまま勢いに乗りたいセルティック。この日はアウェイでのマザーウェル戦。

 

左WGはジョタではなく前田が先発ですね。以前の試合で見た限り、サイドでの前田はなかなか輝けない印象なので少し不安です。

試合のハイライトです。

 

 

 

 

いつものように序盤からセルティックが攻撃を畳みかけてマザーウェルゴールを脅かしていますが、セルティックはチームして成熟してきている印象を受けました。マザーウェルよりもプレーの強度が高く、ワンランク上のレベルというのは明らかでしたね。

 

基本はマクレガー旗手の組み立てから、最後は右WGのアバダのクロスで仕留めるという攻撃の形。今のところはまだ決まっていませんが、相手ディフェンス陣の対応を見る限り、いつかは決まるという予感はあります。マザーウェルのDFのムガビヨハンセンはクロス等に対して完全にボールウォッチャーになっており、セルティックの選手に前に入られ放題でした。

 

そのマザーウェルが現在リーグ12チーム中4位というのが恐ろしいのですが、さらにリーグでセルティックとレンジャーズの2強を除けば、全体的に一試合当たりの得点数が少ないというのも気になります。この守備を崩すことのできる攻撃力をもつ選手・形がないということでもあると思うので、国内に攻守において絶対的なクオリティをもつ選手が育っていないとなると寂しいです。

 

それでもマザーウェルは20分辺りから少しずつ押し返してきましたね。右WBのオドネルが勇気をもって高い位置まで攻撃参加しており、それがセルティック陣地でのマザーウェルの時間を作り出していました。さすがはキャプテンにして現役スコットランド代表でもあります。動きの質はマザーウェルの選手の中でも特に高かった気がします。

 

マザーウェルに流れが傾きつつありましたが、そんな中28分、旗手の左サイドからのクロスに、走り込んできたアバダが合わせてセルティックが先制!前節のレンジャーズ戦と同じペア、そして同じ形での得点。旗手のセンスが光りましたね。

 

今季リーグ戦9ゴール目。意外にもチーム単独トップのアバダ

 

さらにその3分後には、ロギッチがPAの外から左足で見事なゴール。あまり自分で決めにいくようなタイプの選手ではないので意外でした。彼の場合こういったプレーはもっと見てみたいですね。

 

さらに前半終了間際の45分、アバダの良質なクロスにロギッチが合わせ3-0。勝負あり。その直前のチャンスで2人のミスから追加点を逃していただけに、なにか物語性を感じさせるゴールでした。

 

オライリーの加入で気が抜けないロギッチ。この日は大活躍。

 

 

ハーフタイム、ポステコグルー監督は躍動していた旗手、そしてアバダを交代。勝負は実質決まっていましたが、正直あまりこういった練習試合のような采配は見たくないです。活躍している選手には後半もさらに結果を残してほしいです。

 

さらに63分にジャコマキスマクレガーを交代し、代わりにジョタが投入。これに伴い左WGだった前田はCFの位置へ。それまでの前田に関してはそもそも戦術的な関係かボールがほとんど渡らず存在感が薄かったですし、ボールを持ったとしても技術不足であまり良いプレーはできていなかったと思います。なかなか使い方の難しいタイプのFWではないでしょうか。

 

また途中交代のジャコマキスに関しては、前半からムキムキの相手DFムガビとの戦いにも屈せず、上手くポストプレーをこなしていたように思います。あとはやはり目に見える結果、ゴールがほしいですね。

 

そして71分、オライリーのスルーパスに反応した前田ムガビをかわしてシュート。GKケリーに弾かれますが、軌道が変わったボールはそのまま高く弧を描き、綺麗にゴールへ吸い込まれました。

 

このシーンを見る限りやはり前田はサイドよりも中央の方が良いような気がします。ただそれはオライリーの存在あってこそですね。前田の足を活かすにはオライリーのスルーパスが欠かせません。ポステコグルー監督はそういうことも考えてオライリーを獲得し、そして前田と一緒に使っているのではないでしょうか。

 

デビュー戦での4分弾以来、169分ぶりとなるゴールの前田

 

 

さらに78分、カウンターからロギッチがゴールを狙うも、シュートは惜しくも右ポストへ。ポステコグルー監督はハットトリックを期待してピッチに残していたというのもありそうですが、これを決めていればロギッチにとってはキャリア初のハットトリックになっていたのではないでしょうか。

 

その後試合は動かず、結局セルティックが4-0でマザーウェルを粉砕。レンジャーズ戦から続く大勝ですが、特にこの試合の後半はセルティックのボール回しの時間でしたね。

 

 

 

冒頭にも述べた通り、今のセルティックはかなり成熟してきており、選手全員が共通の意識をもって明確なプレーをしている印象です。同日レンジャーズはセルティックに負けたショックから立ち直りハーツに大勝したようですが、今のままならセルティックの方がレンジャーズよりも安定しており、勝ち点を取りこぼす可能性も低いのではないでしょうか。つまり、現段階で優勝により近いのはセルティックだと思います。

 

また途中出場のジョタですが、年明けの復帰戦から得点がないというのは少し心配ですね。結果だけでなくプレー自体の出来もあまり良くなく、本人も少なからずストレスを抱えているようでした。冬のマーケットでの旗手オライリーの獲得により、セルティックの攻撃も去年までのジョタ頼りのものではなくなってきているので、その移り変わりに取り残されないでほしいですね。

 

ゴールまでもう少し。来シーズンの去就にも注目のジョタ

 

今のところブログを書くのは今シーズンまでですが、それまではしっかりと情熱をそのまま字に残していきたいと思います。特にシーズンはここからさらに佳境に入るので、ますます目が離せませんね。寝不足には気を付けましょう。