いよいよリーグ戦も佳境に突入してきました、ロス・カウンティをホームに迎えての一戦です。
MFターンブルが昨年12月のリーグカップ決勝での負傷から、およそ3か月ぶりにベンチに戻ってきました。
またECL敗退後はローテーション制も終わったようで、スタメンに関しては結構面子が固まってきた印象です。
試合のハイライトです。
前半11分、ジョタの左サイドからのクロスにジャコマキスが勢いよく頭で合わせて、セルティックが幸先よく先制!チームメイト、サポーターからのジャコマキスへの信頼は日に日に高まってきている気がします。今季公式戦10ゴール目。
さらに17分、右SBユラノビッチからのクロスを前田が頭で折り返し、それをジャコマキスがさらに頭でシュート。一度は防がれますが、跳ね返ったところを再び頭で詰めて2点目!!
どちらのゴールもクロスからのものなので、それに合ったプレースタイルであるジャコマキスの存在はやはり大きいですね。
シーズン前半の不遇・不調から一変、活躍中のジャコマキス。
その後もマクレガーの浮き球スルーパスから前田のヘディングシュート、PA付近からのマクレガーのミドルシュートなど、乗りに乗っているセルティック。
そして26分、CKからジャコマキスが頭で繋いだボールに、前田が足を伸ばしてコースを変え、執念のゴール!!!
この試合の前田に関して、クロスの精度は若干改善されたようにも思いますが、それでもまだまだ物足りないという印象です。前田がこれまで決めてきたゴールについても、流れの中でのゴールというよりは、今回のようなCKでのセカンドボールに対する、ポジショニングや反応の良さを活かしたゴールがほとんどなので、ジョタが相変わらずやりづらそうに右サイドでプレーし孤立している分、やはりジョタを本来の左サイドに持ってきて、前田はCFでないならばせめて右サイドでプレーするべきではないかと思います。
ゴールを決め大の字の前田。スターフェルトは珍しく半袖。
ロス・カウンティに関しては守備がボールウォッチャーになっており、集中力が完全に欠如していた印象です。失点によるストレスもあったのでしょうか、どんどんプレーが荒くなっていきました。
そして28分、右SBのラムジーがロギッチへのタックルで一発レッド。本人はイエロー覚悟で行ったつもりでしょうが、その前にも似たような荒いファウルも犯していたので、それも審判の判定に影響したのではないでしょうか。まだ試合の3分の1も消化していませんが、早くも試合としては終わってしまいました。
これによりロギッチは負傷、代わりにオライリーが投入。
その後は完全にモチベーションを失い残りの10人全員で守るロス・カウンティに対して、セルティックのパスサッカーがいつも以上に威力を発揮していました。特に左サイドで、普段は目立った活躍をしない前田やテイラーがその恩恵を受けていた印象です。
後半も同様に、ただただゴール前を固めるロス・カウンティと余裕をもってじっくり攻めるセルティックの構図は変わらず。セルティックの勝利は確定していましたが、その分試合の盛り上がりが欠けてしまったのが残念でした。
61分、PA内で相手CBイアコビッチがハンドを犯しPKを獲得。普段はユラノビッチが蹴るところですが、この日はジャコマキスへボールを譲ってくれました。
このPKをジャコマキスが落ち着いて決めハットトリック!!!先日のダンディー戦に続き、今シーズン2度目のハットトリックを記録。
ユラノビッチのゴールパフォーマンスでお祝いするジャコマキス。
古橋がそろそろケガから復帰してくるようですが、そうなった場合FWに誰をどこで使うかというのはかなり悩ましいですね。ようやく波に乗ってきたジャコマキスが再びベンチに置かれてしまうような事態は避けたいです。前田やアバダはWGよりもCFの方が活きると思いますし、CFが本職の背番号10アジェティの存在も忘れてはいけません。一度は2トップを試してみてもいいのではないでしょうか。
試合は74分、旗手に代わり、ターンブルがついにピッチへカムバック。サポーターも温かい拍手で迎え入れます。
退いた旗手ですが、この日もチームが好調だった一方でその波に乗り切れず。相手のボールの取りどころとして標的になっていた印象で、ボールを持てばすぐに体をぶつけられ奪われていました。
サポーターが彼へオリジナルの応援歌を歌ってくれていたのはまだ期待してくれているという証でしょうが、この調子のままでは加入当初言われていたプレミア移籍は厳しいように思います。
ターンブルはレギュラー奪取へ。旗手も安泰ではありません。
終盤の15~20分はセルティックがボールを優雅に回し、これといったハイライトもなく終了。セルティックはほぼノーダメージで勝ち点3を手にしました。ロス・カウンティはロングスローくらいしか攻撃の機会がなく、正直注目していたWGのチャールズ=クックも含め、期待外れでしかありませんでした。
この試合途中出場で入った右SBラルストンですが、ここ最近は控えという印象が強くなってきました。シーズン前半はレギュラーとして出ていましたが、それはただゴールをよく決めたから評価されていたというだけなのでしょうか。
確かにタイプ的にはユラノビッチの方がポステコグルー監督のサッカーに合っている気はしますが、左のテイラーと比べればSBとしてはまだラルストンの方が上だと思うので、個人的にはユラノビッチを左に持ってきて、右にラルストンを使った方がいいと思います。仮に右をユラノビッチで固定するにしても、左SBはテイラーではなくスケールズの方が攻守どちらに関しても優れていると思うので、その辺りがここ最近では納得のいかない、気がかりな点ではあります。
次はいよいよ運命のオールドファーム、4月3日(日曜日)20:00キックオフです。
ELでドルトムントやレッドスターを倒しベスト8まで勝ち上がっているレンジャーズは羨ましいですし、正直このままの勢いで優勝してほしいと思っています。ただその代わりにリーグは何としてもセルティックに優勝してもらいたいということで、次の試合はお互い大敗という深い傷を負わないよう、競った良い試合を見たいです。





