オールドファームでの勝利から一週間、ホームに11位STジョンストンを迎えての一戦です。
スタメンは変更なし。ただケガから復帰の古橋がついにベンチ入りということで、サポーターは彼の復帰を今か今かと心待ちにしている様子です。
さらにハイライトです。
試合は序盤から完全にセルティックのペースで進み、面白いようにパスがつながっていました。
そして前半8分、ゴール前での細かいパス回しから、最後は旗手が左足でゴールネットに突き刺し、セルティックが幸先よく先制!
ゴールした瞬間の旗手は呪縛から解き放たれたような満面の笑みを見せていました。このゴールという結果が最近の停滞からの脱出の糸口になればいいですね。
ガッツポーズの旗手。チームメイトとの関係も良さそうです。
その後もセルティックのパスサッカーは続きます。この日はポステコグルー監督の代名詞というべき偽SBの戦術がいつも以上に機能しており、特に左サイドのテイラーを中心として、丁寧かつ確実にSTジョンストン陣地へ流動的に攻め込めていたと思います。
目まぐるしくポジションを入れ替えるセルティックに対してSTジョンストンはついていけておらず、セルティックの選手たちはかなり余裕をもってボールを受け、そして繋ぐことができていました。
そして22分、STジョンストンの左WBブースのGKクラークへのバックパスを奪ったジャコマキスがそのままゴールを決めて2-0。
ブースの落ち込み様が今のSTジョンストンのネガティブな雰囲気を象徴しているように思います。ジャコマキスは古橋が戻ってくる今、この試合ゴールを決めなければ次戦でベンチ落ちという可能性も十分あったと思われるだけに、価値あるゴールだったかと思います。
しかし27分、そのジャコマキスがハムストリングを痛めて負傷交代。解説のハートソンが彼に特に期待していたように、これは結構ショッキングな事態です。彼の代わりにアバダが投入されましたが、恐らくほとんどのサポーターは古橋の登場を期待していたでしょうね。
リーグ戦二桁ゴールまであと1点と迫るなか、悔しい負傷交代のジャコマキス。
セルティックが9割近く支配する中、さらに36分、左WGにポジションを移したジョタのクロスに、同じくポジションを移したCFの前田が頭で合わせて3-0。この時点でほぼほぼ勝敗は決まりましたね。ジョタはドリブルはもちろん一流ですが、こういったクロス等の精度もかなり高いですね。前半はこのままセルティックの3点リードで終了します。
後半が始まってももちろんセルティックのペース。52分、上がってきた旗手がPA内で倒されてPKを獲得。このPKを右SBユラノビッチが決めて4-0。ジャコマキスやマクレガーがPKでなかなか上手くいっていない中、彼は確実に決めてくれますね。自信の大きさが伺えます。
加入以来PK成功率100%のユラノビッチ。お馴染みのポーズ。
さらに70分、途中出場ターンブルのクロスからアバダがオーバーヘッド!これは空振りに終わりますが、流れたボールに対して同じく途中出場のMFオライリーがヘディングで決め、さらに得点差を広げます。
さらにそのわずか3分後にも再びオライリーが、今度は巧みなボールコントロールでシュートコースを作り、左足で見事な弧を描いたゴール!!途中出場ながら2ゴールと、最近先発が若干減ってきていた中で大きなアピールとなりました。
先日U-21デンマーク代表デビューも飾ったオライリー。
そしてその直後、ついに古橋がピッチへ投入されます。およそ4か月ぶりの復帰にサポーターはこの日一番の声援だったと思います。個人的な推測ですが、ケガでの離脱期間が逆にプラスに働き、さらに彼の価値・期待を高めた気がします。
加入してまだ9ヶ月、すでにレジェンド級の歓声を受ける古橋。
そして78分、その古橋の裏へのロングパスに抜け出した前田がゴール前へ侵入し、最後はそのボールをアバダが決めてついに7点目。アバダはこのゴールでついにリーグ戦10点目。継続的に出場してきたのも大きいですがチーム単独トップです。
その後は古橋の復帰ゴール待ちという雰囲気でしたが、結局ゴールは入らず、といっても大量リードしているので伸び伸びとボールを回してタイムアップ。7-0は今季最多得点差での勝利です。
そしてレンジャーズもSTミレン相手に4-0で勝利したため、今節は勝ち点差は変わらず6のままとなりました。
あまりの得点数なのでゴールシーンを振り返るだけの感想となってしまいました。
相手のSTジョンストンのレベルが低く簡単にパスが通ったというのもありますが、それはもちろんセルティック側の戦術の向上もあってのものだと思います。恐らく今シーズン一番の出来だった気がします。
数少ない懸念としては、ジャコマキスが負傷してしまったということ。クロスに合わせられる数少ないCFなだけに長期の離脱でないことを祈りますが、それでも入れ替わるようにして古橋が復帰したため、とりあえず今シーズンは何とかなりそうですね。
またこの試合アシストこそしたものの結局ゴールのなかったジョタに関しても少し心配です。最近はゴールが少ないことから、ボールを持って無理やりに自分で決めに行こうとする意識が強くなっており、そうなるとドリブラーというタイプ上、相手に止められる頻度も増え、結果的にさらに悪化するという、以前左WGのジョンストンが陥ったような事態になってしまわないか心配です。
大活躍していた中で前田の加入により左WGから右WGにコンバートされ、プレースタイル的にやりにくくなってしまったというのはさすがに可哀想だったと思いますが、もしかするとポステコグルー監督はあまりそういったボールを持ちたがるWGは好みではないのかもしれませんね。右WGのアバダが重宝されてきたのもそういう理由があるからなのかもしれません。
次の試合は4月17日(日曜日)22:00キックオフ、スコティッシュカップ準決勝のレンジャーズ戦です!
レンジャーズはその3日前にELベスト8のブラガとの2legがあり、さらに選手層が薄い分少ない戦力でやりくりしており、体力的にはセルティックの方が断然有利です。さらにホームのセルティックパークでの開催、調子でもセルティックの方が上回るということで、これはかなり勝つ可能性が高いと思います。
今日のような戦術をレンジャーズ相手でもできるかどうかが気になるところです。リーグ優勝が近づいた今、国内3冠へ向けて何としても勝利したい一戦です。





