開幕してすぐの試合でカタール、イランが完敗した一方、その後のサウジアラビアと日本が強豪相手に見事な大金星を収めた。韓国は2010年のリベンジというのもあるが、アジア勢として自分たちもというモチベーションはかなりあるだろう。

 

ウルグアイは黄金世代の終焉が近づき衰退していくと思っていたが、ヌニェスやバルベルデなど逸材の輩出は意外と途切れない。

 

ボールを奪ったあとが肝となる試合であり、それをカウンターに繋げられるか、逆に奪い返せるかでそこに両チームともかなり迫力があった。

 

クロス、スルーパスなどのラストの精度がもう少しほしかったが、これまで見てきた試合とは違い、前後半通じて試合として引き締まっていたのがよかった。

 

過密日程の中、両チームの選手の激しさは試合終了まで止むことはなく、まるで決勝戦のようにプレーしており見ていて感心する。これこそW杯であり、そういったプレーがW杯の価値を生む。

 

ウルグアイはスアレスにキレがなかったのが気になる。全盛期は過ぎたとはいえ、少し太ったような気もする。

 

それに比べてゴディンはまだまだ通用することを示してくれた。前半CKからポストを叩く惜しいヘディングシュートがあったし、守備にも攻撃にも相変わらずの存在感である。

 

韓国に関しては正直ここまで互角に戦えるとは思わなかった。誇りをもって堂々とプレーしており、アジアのチームはもはや他の大陸の国にとってただの勝ち点の稼ぎ所ではないと感じさせてくれた。

 

だからこそカタールの開幕戦での醜態が残念であるが、そもそも開催国枠での出場なので、そういったアジアの同士としてではなく、野球の甲子園における21世紀枠のような括りで見るべきなのだろう。

 

ただ今日のようにW杯のためにこれだけ選手が魂を込めてプレーしているのを見ると、開催国もまともに戦えるということを条件に選出すべきであり、FIFAの金儲けは一線を越えてしまった気がする。