攻め続けていたポルトガルが後半にようやくウルグアイの堅守を破った。

 

無所属という政治家のような肩書で登場したC・ロナウドだが、やはり大スターである。実力的にはもちろんだが、キャラクター的にも、昨日のカメルーン代表のような特別な魅力を感じる。

 

日本代表を見ていても思うのだが、最近は実力が先行し過ぎて彼のような唯一無二の存在は絶滅しかけている気がするので、引退も近いであろう彼の雄姿を今のうちに目に焼き付けておきたいところである。

 

1点目は結局フェルナンデスのゴールとなったが、触ったと主張し自らのゴールとして祝っているのも彼らしくていい。その辺のエゴも近年のサッカー界で失われつつあるので、今彼を不要だと思っている人々も、引退後には恋しく感じるのではないだろうか。

 

正しいか正しくないかでいうと正しくないことをしていると思うのだが、そういったことを自らのスタイルとして貫いて周囲に認めさせてしまう選手こそ、個人的に大好物である。そういう存在は自分の見るサッカーには常にいてほしい。

 

C・ロナウド以外でいうとポルトガルは左SBのメンデスが良かった。

 

前半はまだ力を温存し、後半に一気に爆発してくれる予感があったが、結局ケガで元から十分に動けなかったようだ。ケガでの交代中に泣いていた辺り、若いのに気取らず純粋な選手なんだと、対照的な自分に哀れみを感じる。

 

ウルグアイに関しては、最後まで何がやりたかったのかよく分からなかった。

 

前の試合ではスアレスが空気だったが、今日の試合ではカバーニが空気となってしまった。

 

彼らの後ろのMFは良質な選手が揃っているのだが、いかんせんサイドの選手が物足りない。FWと全く息が合っていない印象で、早急な改善が必要だろう。あれだけのFWを揃えて無得点での敗退となれば失態である。

 

いよいよ第3戦が始まるが、正直消化が追い付かないくらい大会の進みが早い。

 

カメルーン代表やC・ロナウドなど、正直自分の好みのサッカーは上に行けば行くほど少なくなってくると思うので、これからの4日間はより力を注ぐべきだろう。