久しぶりにこのシリーズ。
高校英文法、覚えにくくて混乱するものもありますが、今日はそういったものを扱います。
no more than
no lest than
not more than
not less than
この4つ、それぞれ全部意味が異なります。
でも覚えるコツはあります。
前半2つ、noで始まる方は、「数値の大きさ小ささを強調する表現」となります。
後半2つ、notで始まる方は「上限、下限を表す表現」となります。
まずは前半2つについて。
no more thanですが、moreは、「多い」を意味するmany、muchの比較級で、そこにnoがついているので、打ち消されて逆に「少ない」というニュアンスになると考えます。
つまり、onlyのように、数値の小ささを強調する表現となります。
I have no more than 100 yen.
私は100円しか持ってない。
一方no less thanについてですが、 lessは、「少ない」を意味するlittle の比較級で、そこにnoがついているので、打ち消されて逆に「多い」というニュアンスになると考えます。
つまり、数値の大きさを強調する表現となります。
I have no less than 10,000 yen.
私は1万円も持っている。
さてそうすると後半2つは…
not more thanは、これもmoreは打ち消されますが、ここで「〜より多くない」という捉え方をすることで、イメージできると思います。
I have not more than 100 yen.
この文章、直訳すると、「私は100円より多くない(お金を)持っている」となります。それはつまり、「私が持っているお金は、最大でも100円までしかない」ということになりますので、これは上限を表す表現となります。
なお、not more than でひとかたまりの表現なので、これをくずしてはいけません。ですので、一般動詞の文だからといって
I don't have more than 100 yen. ×
とはしないでください。
同様に、not less thanは、「〜より少なくない」という捉え方をすることで…
I have not less than 100 yen.
直訳すると、「私は100円より少なくない(お金を)持っている」となります。それはつまり、「私が持っているお金は、最低でも100円はある」ということになりますので、これは下限を表す表現となります。
これで少しは覚えやすくなったでしょうか?
比較級は覚えにくい表現が多いです。ですが、不定詞、動名詞、分詞といった準動詞や、関係詞、仮定法の影に隠れて、なにげに大事な表現です。
学校再開応援キャンペーン実施中!
誠心誠意授業いたします!


