前回、新みやぎ模試の表の見方について話をしました。
宮城野高校の普通科を例にとると、偏差値は55とされていますが、偏差値55を取れば合格できるというわけではなく、実際は偏差値59以上取らないと合格できません。すなわち80%の欄の点数(340点)を越えればいけないのです。
しかも、それで必ず合格できるのかと言うと、そういうわけでもありません。
なぜならば、評定も合否に関係するからです。
要は成績表の5段階評価ですね。
私の推測ですが、80%という言い方をしているのは、残りの20%は評定で不合格にされるケースではないかと考えています。
前述した表とは別に、こういった表も存在します。
例えば受験者が本番で5教科340点ぴったり取ったとしましょう。そうすると、前回取り上げた表により偏差値が59となります。そのとき、評定の平均が3.6であればギリギリでA判定となり、合格できるということなのです。
逆に言うと評定が3.5や3.3と低くなってしまうと、340点であっても合格は厳しくなります。
じゃあ評定3.5や3.3の人はもう絶対に合格できないのかと言うと、そうでもありません。
ここは、実を言うと当日のテストの点数で補うことができます。
評定3.5だと、偏差値60、つまり349点をとっても合格は難しいですが、この349点をさらに超える点数を取れれば、チャンスはあります。具体的にどのくらいとは言えませんが、私の持っている過去の得点開示のデータからすると、推定で30点越えないといけません。
実際に私の生徒で、ほかの学校ですが評定平均が芳しくないにもかかわらず、80%の欄の点数よりも30点以上とって合格した人がいます。
ですから宮城野高校普通科なら379点ぐらいは必要です。偏差値で言ったら63です。
つまり、高校の偏差値よりもさらに3か4だけ高い偏差値が必要になります。宮城の高校普通科の偏差値は55に対して63ですから、なんと8も高いのです。
でも逆にそれだけの点数を取れれば合格のチャンスがありますので、当日での得点アップを見込めるのならば、評定平均が芳しくなくても挑戦する価値はありますし、自信がなければやはり高校のランクを落として受けた方が良いです。
前回今回の2つの記事で話したことをまとめると、
高校の偏差値よりも3か4高い偏差値をとらないと合格できない。
評定平均が芳しくない場合はそれからさらに3か4高い偏差値をとらないと合格できない。
ということです。
志望校の設定や、それに向けてどのくらい勉強すればいいのか計画立て等の参考にしていただけると幸いです。





