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mcdmの隠れ家

小説裏話なんぞ…

今日はバレンタインですねぇ。
ごっさ恋愛イベントなので、番外編にそんなの詰め込みたくなりますね。

さてさて、それでは前回の続きです~。


◆水上さんについて◆

眠そうな大人の人、みたいなざっくりしたイメージで出来た人です。
ショーに必要だから~、と軽い気持ちで登場させたのですが、何やらやたら絡んでくるお兄さんになりましたね(笑)
掴みどころの無い、ふわふわとした人なので、私自身どうしたもんかこの人は、と悩むことも多々ありました。
年齢や下の名前などは今作では一切出ないのですが、その辺も書きながら私の中では形が出来ていましたので、現在「乾いた土に~」で再登場する運びとなりました。

彼はですね、実は深い所まで探っていくと非常に面白い人なんじゃないかなーと。
彼が昔からこんな人だったのかと言うと多分そうじゃないんだと思います。
この辺りについては、「乾いた土に~」の中で書いていきたいと思っているので、とりあえずここではさらっと流す感じで行こうと思っていますが……。
とにかく、一言で言えば珍味的な人です。
噛めば噛むほど味が出る。
それを今後、表現していけたらなと思っています。


◆ケイコさんについて◆

彼女はお話全体のマザ―的役割を担っています。
必要な時に必要な言葉をかけて、そらっ!と背中を押してくれるお母さんキャラですね。

幼い頃に母親と離れ離れになった葉にとっても、頼れる人だったんだと思います。
最後の方で、葉が指輪を買いにお店に行くエピソードからも、その辺りわかるかな?と。
あのエピソードについては、もうさら~っと書いちゃったんですが、あの日は葉にとって結構濃ゆい一日だったでしょうね(笑)

ただ、母的な役割を担わせ過ぎた余り、なんとなく肝っ玉母ちゃんみたいになってしまったのが、申し訳無いです…(汗)
最初に登場したときには、綺麗なお姉さん、と言った雰囲気を描いていたのですが、話が進むに連れてどんどんと……。
本当にごめんね、ケイコさん。


◆アヤネについて◆

この子はまぁ、嫌われてましたね…(^^;
月子のライバルポジだったので、嫌われて当然だとは思うのですが、ちょっと可哀想な事をしてしまったな、と思っています。
ちょっとキツイけど、すごく真っ直ぐで素直で賢い女の子として作ったキャラで、作者としてはその幼さと真剣さがとても愛しいと思っていました。


アヤネが月子と出会った事により、彼女の思春期の一時が大きく変化したのだろうと思います。
学校、塾、家庭、それだけの世界から、一歩進んだ世界へ広がったとでも言いますか……。
アヤネの家庭についてはちらっとだけ番外編で書きましたが、彼女はとても寂しいと普段から思っていたのだと思います。
だからこそ、葉の心の闇みたいな物に一番最初に気づいたんだろうと。
もしかしたら、葉に自分を重ねあわせていたのかもしれません。
ただアヤネと葉は多分根本的な性格は真逆だったので、同じような感情を持つ物として、何もしていない受身の葉に若干イラっときていたのは確かでしょうね(笑)




さてさてー。
主要登場人物についてはざっと書きたい事を書けました。
ここまで読んでくださった方に感謝!です。

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さてさて、では前回の続きをば……。


◆川崎先生について◆

隠れファン多し!だった川崎くんですが(笑)
彼は月子さんと同じ波長を持ってる人として出したかったキャラです。
穏やかで女性的、芯があって強い、とまぁ、書いてみると本当に似たような雰囲気なのですね
ストーリーを進める中で月子さんの背中をぐっと押してくれるような人として重要なポジションでした。
月子と葉の世界を第三者的に見て冷静に判断してくれる人物がいないと、やっぱりどうしてもお話は進んでくれません。
この役割は後々書いていくつもりですが、ケイコさんや水上さんにも担って頂いたのですが
もっとリアルに入り込んでいってくれる人が欲しかったのです。
あとは二面性を激しく持った人ということで、お話を少し和らげてくれる役目も果たしてくれました。
まぁ、当初想定していたよりもずっとSっぽい人になってしまったわけですが……(苦笑)

彼は特に私個人で思い入れの激しいキャラクターとなりました。
このまま終わりにしてしまうのもちょっと寂しいので
(それは繋がる手に頻繁に登場することからも理解して頂けるかと思います)
今後、何かの機会には、ぜひぜひ再登場させてあげたいなーと思っています。

◆亮太について◆

彼はですね、完全なムードメーカーとして創ったキャラクターです。
物語に直接的には関与していないのですが、彼がいなきゃ進んでくれなかった部分も往々にしてあるのです。
話の中では、単なるお調子者と言った雰囲気の彼だったのですが、実はすごく真面目で純粋な部分を多く持っているのでは、と思っています。
ストーリーの中では出てきませんでしたが、葉が通っていた塾で、多分かなり葉の心を和らげてくれたりもしていたんじゃないかと。
案外お兄さんっぽい人なので、気づけば彼の周りには人がたくさん集まってきているんじゃないかな。
意図せずみんなを仲間にしちゃうような、不思議な引力を持った男の人です。
実際、川崎さんも亮太の前でだけはリラックスして素を出せていますしね。

亮太と川崎さんの間については、高校時代のエピソードと幼少期のエピソードを繋がる手で書きました。
本当はもっといっぱい書きたい、とっても動かしやすい人たちなので、川崎さん同様、今後も登場ささえたいなーと思っています。
むしろ彼らのお話をメインに1本書けちゃいそうな気もしますね(笑)




と言うわけで本日はこのあたりで!
次回は水上さん&ケイコさんについて辺り、掘り下げていきたいなーと思っております。
ありがとうございました。



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まず最初に書きたい裏話は、やっぱり「大きな手 小さな手」についてですね。
初めて書いた長編で、完結させるまでかなり時間がかかってしまいました。

◆初期構成◆

基本的に私は最後まで筋道を立ててから書き始めるタイプではありません。
行き当たりばったり、流れに身を任せて、後は登場人物たちが勝手に動いていく…と言うパターンです。
ですので実は、葉の想い人【ユキ】は最初、私の頭の中には存在していませんでした。
葉が月子に間違いメールを送る、というエピソードをまずは作って、じゃあ本来ならばそのメールは誰のもとに届くはずだったのか、と考えていた結果、こういう形になったわけです。
言ってしまえば話の肝でもあるこのエピソードですが、私は結局何も考えておらず、葉が実はこうだったんだよ、と教えてくれたかのような結果になりました。

◆月子について◆

月子は私自身が理想とするような女の子を描きたくて生まれました。
ふわふわ小さくて、優しくて、芯が通っていて、責任感も強い…そんな老若男女誰からも好かれる女性像です。
母子家庭が隠れたテーマになっていたりするのですが、その設定は月子を創るに当たり必要不可欠な条件でした。
書いていく中でなかなかにして苦しんだキャラですが、思いの外読者の皆様から愛されたことをとても嬉しく思っています。

実は彼女を動かしていて、色々と悩む事が多かったのです。
紙一重で同性から敵視されるスレスレの行動をしてしまう子だったので、なんとかしかきゃと格闘していました(笑)
特に気をつけていたのが、「芯のある女性である事」です。
普段は危なっかしかったり、天然っぽかったりする彼女を如何にして「強く」見せるのか。
物語が進むに連れて強くなっている様を描きたかったのですが、結果として表現しきれなかったことが多く、それが心残りではあります。

◆葉について◆

月子以上に難しかったのが彼です。
と言うか、正直登場人物の中で一番難しかった……。
大人と子供の間、17歳という年齢の男子をリアルに描くのは厳しかったです。
特に月子視点で話が進んでいきますので、月子と一緒にいない時間に彼がどのように考え動いていたのか、
それが書けない事は、なかなかにしてフラストレーションでした。
しかも割と無口でふらふら~っとした根無し草体質。
読者様からも意見がニ分するキャラになりました。

彼の我侭で不器用な所は、それでもやっぱり私の中で愛すべき点ではありました。
大人から見れば「うじうじしてんじゃないよ!」と一蹴したくなる事もあったかとは思いますが
そういう必死にもがいて悩んで一進一退するっていうのも、成長には必要な事だったんじゃないかなぁ、と。

コメントで頂いた「彼がどうやって月子に惹かれて行ったのかがわかりにくかった」と言うご意見。
これ、本当にごもっともなんです。
私の中ではもやもや~っとした形はあったのですが、それを表現する力が確実に不足していました。
これは本当に反省です。
葉視点でざっくり書いたらもう少し分かりやすかったかなぁ、とも考えたのですが、それは甘えだろうと。
一応、彼が薬を飲んで病院で目を覚ます当たりから、彼の心が動いていく…という構成ではあったので
そこの部分のみ番外編でちらっと書かせて頂きました。
うーん、でも出来ることならいつか最初から書きなおしてみたいですね。




おお…なんだか長い記事になってしまった。
次回は他の登場人物についても書いていきたいと思います。
ありがとうございました。