「3.11大震災 記者たちの眼差し」vol.2 | Love & Peace 2011

Love & Peace 2011

3.11
あの日から変わったこと
変わらないこと
先送りできる問題なんてひとつもない!

(前記事からの続きです)


~episode 3~

<宮城県石巻市>


石巻市大川小学校・・

大川小学校は7割の児童が津波の犠牲になってしまった


校庭に避難した全校生徒を襲ったのは

北上川から一瞬で押し寄せた津波だった



4月上旬

同校を取材していた記者は

海水に浮かぶ小さな遺体を発見

すぐに自衛隊を呼び遺体を引き上げていると

ひと組の夫婦が通りかかる・・


大川小学校2年生 

8歳のその女の子は

偶然そこを通りかかった夫婦の娘だった


かける言葉が見つからない記者は

頭をまっさらにしてマイクを向ける

「毎日探していた 帰ってくるところで

もう見つからないかと あきらめかけていた」

「体だけでも 見つかって うれしい・・」


その11日前 11歳の兄の遺体も発見されていた


「見つけてくれてありがとう」

子供の死と向き合い 生きる決意をした 親の強さが伝わる



後日、訪れた自宅には祖母がひとりでいた

「最高の孫だった。

なきがらをみて 怒りや悲しみを 

どこにもぶつけようがないのがつらかった・・」


「この子達が命をかけて 

地震や津波の怖さを教えてくれた

これからこの子達の短い人生の分をしっかり生きて

こどもたちに伝えていきたい」






(つづく・・)