ずっと書きたかったことなんですが・・
だいぶ前に見たTVの話です。
そのTVでは、陸前高田市の知的障害者の方たちを取り上げていました。
その人たちは津波によってグループホームを流されてしまいました。
そして、もといた施設に戻っていきました。
施設では、スタッフたちが身の回りの世話をしてくれて不自由がありません。
そのかわりに、自分で何かをする意欲や喜びが得られないのです。
グループホームでは、仲間と協力をして生活をします。
自活の喜びや達成感を得られ、
地域の人たちとの交流があります。
このふれあいが、一番大きな”よろこび”なのです。
しかし、そのグループホームは津波で流されてしまいました。
施設に戻った後、みなさん、日に日に元気がなくなっていき、
再びストレスを溜めていってしまいました。
口数が減り、状態が悪い方へむかってしまいました。
震災から日にちが経過し、空いている団地や、仮設住宅の入居が可能になりました。
仮設住宅は、それこそ不自由のない、快適なものに見えました。
担当の方がそれぞれの要望を聞きますが、意外なことに入居の希望者が少ないのです。
(みなさん、自分から意見や希望を語るのがとても苦手なようで、
ていねいな応対と気配りがないと、なかなか本心は聞き出せないのですが。)
移住に気の進まない理由としては、地域の人たちとの交流の少ない場所だったり、
仲間と離れなければならないことだったり、
もといた施設に近いこと等があるようでした。
~仮設住宅はやはり孤独なイメージがあります。
実際に仮設に入られている高齢の方々で、何もすることがなく孤独を味わっている人が多くいます。
私が実際に目にした仮設住宅は、(あの辺りは女川だと思いますが)
まわりに何もなく、車以外の移動は不可能と思われる場所でした。~
全く別のTVでは・・、
福島県に住む知的障害者の中年女性の方なのですが、
仲間と集うセンターが震災後に閉鎖されてしまい、
やはりストレスのためか、状態が悪化してしまい、
家族の手にも負えなくなってしまい、入院してしまいました。
私の身近で最近おこった出来事から察するに、
この入院という事実が語る現実は、とてもつらいことなんです。
とくに本人にとっては。
この話をまとめる自信がなかったので、
なかなか書けなかったのですが・・
震災が弱者に与える影響は、とても大きいものです。
そして、なかなか表にでてこない話であって、
とても大切なことです。
L & P 11’