”大切なこと” | Love & Peace 2011

Love & Peace 2011

3.11
あの日から変わったこと
変わらないこと
先送りできる問題なんてひとつもない!

ずっと書きたかったことなんですが・・



だいぶ前に見たTVの話です。

そのTVでは、陸前高田市の知的障害者の方たちを取り上げていました。



その人たちは津波によってグループホームを流されてしまいました。

そして、もといた施設に戻っていきました。




施設では、スタッフたちが身の回りの世話をしてくれて不自由がありません。

そのかわりに、自分で何かをする意欲や喜びが得られないのです。



グループホームでは、仲間と協力をして生活をします。

自活の喜びや達成感を得られ、

地域の人たちとの交流があります。

このふれあいが、一番大きな”よろこび”なのです。


しかし、そのグループホームは津波で流されてしまいました。


施設に戻った後、みなさん、日に日に元気がなくなっていき、

再びストレスを溜めていってしまいました。

口数が減り、状態が悪い方へむかってしまいました。



震災から日にちが経過し、空いている団地や、仮設住宅の入居が可能になりました。

仮設住宅は、それこそ不自由のない、快適なものに見えました。

担当の方がそれぞれの要望を聞きますが、意外なことに入居の希望者が少ないのです。

(みなさん、自分から意見や希望を語るのがとても苦手なようで、

ていねいな応対と気配りがないと、なかなか本心は聞き出せないのですが。)

移住に気の進まない理由としては、地域の人たちとの交流の少ない場所だったり、

仲間と離れなければならないことだったり、

もといた施設に近いこと等があるようでした。


~仮設住宅はやはり孤独なイメージがあります。

実際に仮設に入られている高齢の方々で、何もすることがなく孤独を味わっている人が多くいます。

私が実際に目にした仮設住宅は、(あの辺りは女川だと思いますが)

まわりに何もなく、車以外の移動は不可能と思われる場所でした。~


全く別のTVでは・・、

福島県に住む知的障害者の中年女性の方なのですが、

仲間と集うセンターが震災後に閉鎖されてしまい、

やはりストレスのためか、状態が悪化してしまい、

家族の手にも負えなくなってしまい、入院してしまいました。


私の身近で最近おこった出来事から察するに、

この入院という事実が語る現実は、とてもつらいことなんです。

とくに本人にとっては。



この話をまとめる自信がなかったので、

なかなか書けなかったのですが・・

震災が弱者に与える影響は、とても大きいものです。

そして、なかなか表にでてこない話であって、

とても大切なことです。






L & P  11’