運動後にいつ何を食べるかによって、その後の運動パフォーマンスが変わります。
運動後、最初に口にするものはなんですか?
ほとんどのアスリートは運動前に食べる物にとても気を使いますが、運動後の食事に関してはそうでもないようです。
運動後に何を食べるか、何を飲むかはからだが使い切った燃料を補充すること以上の役割があります。
次の運動のためのからだを作る手助けもしてくれます。
もしあなたが定期的に激しい運動をする方だとしたら、運動後に何を口にするかで総合的なパフォーマンスに大きな差が出てきます。
もし普段の運動が、日課のウォーキングや軽く泳ぐ程度だとしたら普段のバランスの取れた健康的な食事やおやつで十分です。
ただし、水分補給は常にしてくださいね。
長時間の運動をする方は、運動前の食事以上に運動後の食事が重要となってきます。
運動後の疲労回復を助けるだけではなく、からだは次の運動の準備をする必要があります。
運動後には何を食べればいいのでしょう?
運動後は水分と塩分を補給しましょう運動時にはからだに取って不可欠なナトリウムやカリウムといった塩分が汗と一緒にからだの外へ排出されるため、それらを補給する必要があります。
ベテランのアスリートでよく見られるのが、運動前に計量してきっちり必要な水分量を運動後に補給します。
1パウンド減る毎に2-3カップの水分を取る必要があります。(又は、1キロ減る毎に1リットル)
運動後には何を飲めばいいのでしょう?
水分補給には水を飲むと良いでしょう
その後に食事をすると仮定して、食事から炭水化物や塩分(カリウム)が取れます。
普段からカロリーが高い飲み物をあまり飲まない方も、このタイミングでフルーツジュースを飲むと良いです。
フルーツジュースを飲むことで水分、炭水化物、そしてフルーツにもよりますがカリウムを摂る事ができます。スポーツドリンクを飲むのも良いでしょう。
水分と炭水化物だけではなく(少量のタンパク質が入っているものもあります)発汗時に失っている体内の塩分を補ってくれる適量の塩分が含まれています。
それに、通常のスポーツドリンクは絶妙な塩分の味で益々のどが渇きます。
運動後のからだは炭水化物が必要です
特に激しい運動後は、からだの中のエネルギーは燃え尽きています。炭水化物が筋肉の主なエネルギーとして使われます。運動後すぐに補給する事が大事になってきます。
推奨されている量は体重1kgあたり1.4gの炭水化物。
(又は、1パウンドの体重あたり0.6g)体重が75kgの方なら約100gの炭水化物が必要となります。
健康的な炭水化物ですと、フルーツ、全粒粉、そして乳製品などが運動後の軽い食事としては良い例でしょう。
運動後の体はたんぱく質が必要です
運動後の筋肉の回復と発達には少量のタンパク質も必要です。たくさんは必要ではなく、約10gが適量です。
運動後の理想的な食事は健康的な炭水化物と少量のタンパク質です。
そのためよくアスリートは運動後に、全粒粉パンのサンドイッチや、ヨーグルト&フルーツや、ミルクとフルーツを入れたプロテインシェーク、運動後用として特別に調合された飲み物などを口にしているのです。
運動後の食事のタイミングが重要です
運動後の筋肉は体内に入ってくる栄養素に対してとても敏感になっています。
筋肉が敏感なのは運動後、ある一定の期間のみです。
その為、筋肉回復の最適化を求めているアスリートは、このアナボリックウィンドウという時間に注目しています。運動直後から約30~45分間、できるだけこの間に炭水化物やタンパク質を摂るようにすると良いでしょう。
この期間中は、アミノ酸を細胞に運ぶ役割のホルモン、インスリンの分泌によってからだが敏感になっています。
インスリンは「筋グリコーゲン」と呼ばれる形で、筋肉内に貯蔵されていて炭水化物をも細胞に運ぶ役割を担っています。この筋グリコーゲンが十分筋肉に貯蔵されていれば、運動時に十分なパフォーマンスが発揮できます。
一度、この貯蔵庫にエンジンがかかれば、2時間おきに炭水化物補給をしながら最大8時間ほど持続的に運動をする事ができます。