話が少し飛びますが、父が永眠しました。

ハロウィンがお祭りで済まない年、それが2023年の10月末になった。

追って、亡くなる前後の話もお葬式の話も、語れる話はひとつひとつ書くと思います。

 

父がこの世にいない。生まれて初めてのできごと。

 

既に看取った母は私の人生に存在感ありありで、いるといないとでは私の人生に地球有無レベルの問題でした。

そのため10代に「母が亡くなるかもしれない」という危機と遭遇してから、実際に起こった母の死を受け入れつつ、日常に支障をさほどきたさないとこに来るまで、学生時代から30年くらい時間を費やしてきましたが…

 

父の場合、黙ってても魂ではつながってる、何かあれば口にしないけどちゃんとわかってくれるとか、物理的にも心理的にもちょっと距離あって信頼は忘れないような関係だったので「いない」ことに実感がわかないのです。

ひたすら嘘でしょ、いないとか嘘っぽい、えー、私が見たあの亡骸は父じゃないとかねー。むっくり起きてスタスタ歩く本当の父がちゃんといるのかも。だって私の知ってる父は少しまるい顔してて食べもの大好きで、帰ればいつでも私の作ったご飯をなんでも食べちゃう、それが父だもの。

 

…何年前の父の話か。

 

頼む、私の娘心よ。勝手な父イメージ。バージョンアップはどうした。

少し若い頃の父の姿が、私の中で歳を取らない。

若い頃のキャラに可哀想感少なかったせいもある。

また、父がそう見て欲しかっただろうから、ずっと父として見続けようとしたのもある。等身大のヒーロー。姪がいても、私が父を「おじいちゃん」と呼ぶことはほぼなかった。

 

それにしても亡くなる前後通じて全く夢に出ないし、連絡がない。霊界通信の方。

インスピレーション的な通信がほぼないのです。

母が倒れる時には予兆めくものが頻発し、その度に私が怯えてきたのですけれど、そうした間接連絡が父の時にはあんまり機能していない。実の親子で素っ気ないでしょうと思うくらい。

何も発信されてないのか、私と電波接続の悪さなのか、生前は私が人生ピンチになると遠隔でもちゃんとSOS電波をキャッチしてたはずの父が、自分の死については気配ない。

 

愛されてる「はず」という自信が、娘としてだんだんぐらつきそう。

 

唯一、病院通いをする中で、ふと気になってひいたタロットアプリがあった。

その時までは生死を彷徨う親の体調を占うなど怖くて絶対にできなかったのに、なぜかその時だけ抵抗なくひけた。「DEATH」。やめてよちょっと、と思った。

占いは占い。それを見ただけでは命の終焉だと思っていなかった。その日、亡くなった後から「そういうことか」と思った。

その日が命日になった。

それがテーマにならざるを得ない段階で引けば、やはり死を物語ることもある。

微々たる虫の知らせの1つが、私に負担がない形で届けられたのかも。普段からタロットを引く習慣があったら、1回DEATHが出ても死の象徴とは思わないので。

 

虫の知らせはそのくらい。

本当に亡くなる日の朝に一瞬届いたお知らせ。

 

そうじゃない、父よ、なんかこう、もっと心通じるコミュニケーションというか…?愛情表現というか?

母の時には亡くなって東京についてから、フワッと「娘かわいい」の感覚が配達されたのです。これは感覚的にその瞬間強く沸き起こったもの。

亡くなった父からも、そうした何かが配達される…気がしていた。

けど、今のところ、何もない。夢にも出てこない。

 

父、私の存在感は!?

(´・ω・`)

 

父が亡くなった日からずっと、時々上を向いて、天にひっそり叫んでる。

 

まだ連絡は、ない。

 

 

 

2023/11/02 14:30追記

ん!?今、部屋の中に入ってきた虫!?

ブゥウウン!と言って入ってきたけど、Gかと思って叩きそうになった。けど違った。何虫か知らないけど逃げない。

洗濯ネットでやさしくキャッチして「なんでこの虫、私に思いっきりキャッチされてるのに、チャンスあっても網から逃げないのかな?」とか思いながら、フリフリしてベランダにリリース。

手すりに自力でつかまったけど、しっかり歩いてるからいっか!と思って網戸をしめた。

 

もし会いにきた父をアッサリ私が追い出した感じだったらどうしましょう。

エーッ、もっとわかりやすい風に来て欲しい。

 

今、もう一度開けたら、その虫はいなかった。

 

締め切った中で、どこからその虫が入ったのかはわからない。