--- 青柳いづみこ 『ピアニストは指先で考える』p. 286. 中央公論新社 (2007)
目の前の音楽から心を切り離し、身体運動のみに集中して弾いたノーミス演奏というのは、演奏家の心理はすでに切り離しているので横に置いたとしても、その時の聴衆の心理はどのようなものになるのでしょうか。
その瞬間のコミュニケーションの質が答えになるような気がします。
時代性や聴衆側の価値観も反映されますが、私が聴衆なら、今のコンペティションで若い才能の差別化を図るという音楽商業主義の匂いを嗅ぎ付けるでしょう。
また、メンタルコーチとしての私としては、音楽に対する自分の内発的な喜びや動機を完全無視して演奏したその音楽家のメンタルがとても気になります。。。
ピアニストは指先で考える/青柳 いづみこ

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