--- 小澤幹雄 『対談と写真 小澤征爾』 p. 181. 新潮文庫 (1982)
音楽は本と同じで、心と心の一対一のコミュニケーションで成り立っていると。
一流の音楽家が、音楽は心のコミュニケーションが土台として成り立っていて、だからその音楽家も(聴衆も)個人としての心が大事だと言っています。
私が不思議に思うのは、30年前にこのように言われていて、今読んでも「その通りだなぁ」と思えることなのに、芸術家、特に音楽家の心を扱うメンタルトレーニングはスポーツほど発達はしていませんね。
なぜでしょう。。。
簡単に答えは出そうもありませんが、芸術は成果が分かりにくいということが理由の一つとして言えるかもしれませんね。
メントレを実施して、敵に勝つ率が増えればそれはすぐに成果と言えますが(スポーツの目的はもちろんそれだけではないですが)、目に見えない感情のコミュニケーションが基礎である音楽は成果を測る事自体難しくなってしまいます。
小澤征爾―対談と写真 新潮文庫/小澤 幹雄

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