マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

玄米の会・秋の玄米ご飯を炊きました‼️

《美味しく玄米を炊くその②・玄米の洗い方》

玄米の洗い方は予想以上に炊き上がりに影響します。

洗った時の様子で、これはパラパラした炊き上がりになるのか、もっちりした炊き上がりになるのか決まります。

季節毎に美味しく感じる玄米ご飯が変わります。

またお料理によっても、お寿司やチャーハンにはパラパラした玄米ご飯の方が仕上がりも上手く出来ます。


《玄米の洗い方》

《秋~冬におすすめ・もっちり玄米になる洗い方》
・お水は少なめに細く少しずつ入れます。

・手のひらは丸くして洗います。

・真ん中にまとめるイメージです。

・少しのお水で玄米をツヤツヤに優しく研くイメージです。

・玄米のキラキラした艶が出るまで洗います。


《春~夏におすすめ・あっさりした玄米ご飯になる洗い方》
・たっぷりのお水を長し入れて洗います。

・浄水器のシャワーで優しい自然の雨のイメージで入れると玄米はふんわりしてきます。

・手を広げてボールの底からすくい上げるように洗います。

・玄米と玄米の粒の間に沢山隙間が出来るように洗います。

・玄米がふっくらして粒が大きくなるまで洗います。

《小さい盆ザル》
・水切りに使います。

《圧力鍋》
・圧力鍋を布巾で拭いて清めます。

・これをやった方が、玄米が生きている事を忘れないので美味しく炊けます。

・優しい動きで、神聖な気持ちで落ち着いてやることが大切です。


《鍋に移す》
・清潔な濡れ布巾を使うと表面に傷がつきにくく、玄米と玄米の間に空気が入りやすくなります。

《玄米を鍋に入れた状態》
・空気が沢山入りました。

・このままお水を入れると玄米全体にお水が行き渡り美味しく炊けます。

《お水の計量》
・直接鍋に入れるよりは、一旦ボールに入れた方が間違えにくくなります。

・計量の途中で何かの都合で中断しても直接入れていないなら簡単です。

《お水の浸水》

玄米がゆったりゆっくりお水を吸収するために一晩お水に浸けておきます。


《美味しくない玄米ご飯の洗い方》

参考までに、美味しくない玄米ご飯の洗い方を、、、

知っておくことで、逆にすると良いとわかるかもしれません。

小さいボールで手のひらがゆったり入らないでチマチマ洗う洗い方

お水が充分に入らないし、手も動かしにくいので、そもそもちゃんと洗えてない場合がほとんどです。

・急いでせっかちに洗う洗い方

急いでいると身体や腕、手にも力が入りやすくなります。

玄米の表面に見えない傷がつきやすくなります。

表面には傷があるので水分が多くなり、急ぐ為に中心には水分が吸収されていない状態になります。

急いで洗った玄米を炊くと、回りは柔らかく、中心は硬い玄米ご飯になります。

食べにくく消化しにくい玄米ご飯になります。

なかには、表面だけを見て、ベタベタ水分が多いからお水を減らすと言う思いきった判断をする人がいます。

中心は硬いので、表面がちょうど良くて中心はカチカチの玄米ご飯になります。

家族の中で一番胃腸が敏感な人から、玄米ご飯を拒絶されるようになることも少なくありません。

玄米を炊く人のほとんどは

「玄米は身体に良い」と思って炊くので、まさか自分の洗い方が原因で、家族にとっては、不健康になる玄米ご飯を炊いてしまっているとか思いません。

逆に玄米ご飯は、洗い方を変えるだけで、本当に美味しくなります。