身体に良い食べ物とは


〈身体に良い食べ物や長生き出来る食べ物はあるか?〉
 
身体に良い食べ物と言えば本当にいろんな情報があります
けれども、食べ物に良い食べ物とか悪い食べ物はありません
また「これを食べると健康になれるとか、これさえ食べれば長生き出来る」と言う食べ物も残念ながらありません
 
〈なんでも好きな物を美味しく食べて大丈夫!!〉
 
では、「なんでも食べて大丈夫か??」と言うと結論的にはなんでも食べて大丈夫なのですが、それは条件付きになります
 
自分に必要な食べ物を余分に摂らないのならなんでも食べて大丈夫なのです
(添加物も身体が自然に排泄出来る量なら便利で簡単なメリットもあるので大丈夫と言う事です)
 
それなら「好きな食べ物だけ食べていたら大丈夫か??」と言う事になりますが‥
 
①動物は本来は自分の食べるべき食べ物を知っている
 
②本来味覚とは自分の身体に害が無いかを見極める為にある
 
①〜②を考え「美味しい」と思える食べ物を食べ続けていたら安全なはずです
 
健康な人で本能で選べる人は美味しいと思える食べ物を選ぶだけで大丈夫なはずです
 
〈大好きな食べ物の食べ過ぎから病気になる?!〉
 
それでは病気の人は??
 
重い病気はもちろんちょっとした体調不良程度の人達も皆さん全員大好きな食べ物を日常的に沢山食べた結果具合が悪くなっています
そして、大嫌いな食べ物を日常的に沢山食べた人には会った事がありません
口では「それほど好きでは無い」とか「沢山は食べていない」とか‥
皆さん大好きな食べ物は沢山食べた自覚が少ないのですけど、客観的に振り返ったり、周りの人に聞いてみたりして
実は自分では食べ過ぎの自覚が無いだけで沢山食べた結果だと気付きます
 
〈客観的に自分の食べ物を選ぶクセを知ろう!!〉
 
例えば、冷え症体質の人は身体を温める食べ物よりも冷やす食べ物を多く食べています
暑がりの体質の人は身体を冷やす食べ物よりも温める食べ物を多く食べています
季節に合わせて選ぶのも1人1人選び方に違いがあります
2月には立春だからと春が旬の食べ物を取り入れる人もいれば、4月でも花冷えがあるからと身体を温める食べ物を選ぶ人もいます
自分の食べ物を選ぶ時のクセみたいな物は客観的に比較してみないとわかりません
環境や服装でも体感が変わるので客観的判断をしないと自己の思い込みの体質も少なくありません 
 
 
自分が何を食べたら良いか?
 
〈健康な食生活の提案〉
 
①客観的に自分の体質を知る
②自分が好きな食べ物を知るまたは知らず知らず多めに食べている食べ物を知る
③自分に必要な食べ物と量を知る
 
①〜③が自分で出来る為には
 
〈命ある玄米を自分に合わせて取り入れると良い〉
 
最低でも1ヶ月に1回は玄米を丁寧に炊いて、穀物中心の献立を取り入れて見ると良いです
 
その時、玄米の様子を良く見て観察しながら調理しましょう
 
お水に浸けて置くと発芽する玄米は生きている生命力溢れる食べ物です
 
食とは本来は命を頂いて自分の命を繋ぐ物です
 
その原点に向き合う事で自らの食べ物を選ぶ力、本能が蘇ります
 
そして動物全てが持っている自然治癒力が高まるので病気や体調不良が改善されていくのです
 
病気とは人も自然の一部であることを忘れてしまった現代人へのお知らせなので、自然と調和する事で病気とは無縁の身体になれると言うのが東洋的な考え方です