春の七草の薬草効果
昔から七日には七草粥を、食べると良いと、言われています。
七草は、薬草でもあります![]()
1、せり
肝、大腸、小腸経
精気を養って人体を壮健にする。
体に熱感のある時、絞り汁を飲むと良い。
2、なずな
肺、心、肝経
胃を健やかにする。
視力
降圧
動脈硬化
老人性便秘
3、ごぎょう=ははこぐさ
柔らかい部分は、ヨモギ以前の餅草
咳に良い、
薬用には、9~15グラム
4、はこべら=はこべ
ビタミン、ミネラル、タンパク質を含み癖のない食草として用いられる。
5、ほとけのざ=こたにたびらこ
食用
のどの止痛作用
薬用5~10グラム
6、すずな=かぶ
肺、胃経
食物を良く消化し、のぼせを下げ
渇きをとめる
常食すると健康になる
7、すずしろ=だいこん
肺、胃経
食物を良く消化し、膨満感をとり、渇きを癒す
咳、痰を鎮める
利尿
昔の日本の家庭料理は普段のケの日とお祭り等の晴れの日の食事をわけていました。
普段は一汁一菜や一汁ニ菜等の穀物を主食としてお惣菜等のおかずが1品〜2品、汁物とお漬物が普通だつたようです。
お正月を始め季節の節目の節句やお祭り等の特別の日にはいろんなご馳走を食べていました。
今では毎日がご馳走以上でお正月のおせちの方が質素でヘルシーな特別な食べ物と感じる人も多いかもしれませんね。
おせちを全く食べない家庭も増えているようですね。
昔の人は食べ慣れないおせち、ご馳走を沢山食べた後はお粥で胃腸を休める目的もあったと子供の頃聞いた覚えがある七草粥です。
ご馳走続きの現代だからこそ、七草を食べて、元気になるといいですね。
七草の前には七雑穀でお粥を炊いていたそうです。
どちらもおいしくて、体に良さそうですね。



