マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

美味しい玄米ご飯

自然食玄米の会・準備中

いつもブログを見ていただいている方から玄米をいただきました‼

いつも皆さんに美味しい玄米の炊き方を聞かれます。

皆さんは熱心にメモを取ります。

時間とかをメモしています。

実際に炊いているところを見ていただいて、
皆さんは火の大きさなどを熱心に観察されています。

実は時間はあくまで目安で火の大きさも目安なんです。

肝心なのは、鍋の温度がどの程度上がっているか❔

もっと肝心なのはどの程度水分を吸収したか❔

炊く時間も大切ですが、美味しい玄米ご飯は洗い方で決まります。

玄米の洗い方は白米の洗い方とは全然違います。

白米は表面の汚れを取るイメージで手早く洗う方が美味しく炊けますが、玄米の場合はゆっくりゆっくり水分を吸収させながら洗います。

けれどももっと美味しく炊く為には、玄米との出会いを大切にすることです。

《玄米との出会い・洗う前にやっておく事》

・玄米を観察して、目で見て、手で触れて、感覚を研ぎ澄まして見る‼
私がいつも炊いているお米は地元の盆地の棚田で出来たお米です。

畔と畔の距離が近くて面積が狭い田んぼが沢山段々に並んでいます。

山に囲まれたところでも、高い山に囲まれていて田んぼは平らで広い地域も多いと思います。

水の性質の違いはもちろんですが、水の入り方の違いもお米の性質に影響します。

広い田んぼで流れる水で育ったお米は水の吸収がしやすくなります。

こちらのお米は茨城県産です。

私がいつも炊いているお米とは乾燥の仕方が全く違うようです。

《出会い水・お米とお水との出会い》
茨城県産のお米と中津川のお水の出会いです。

ここで良く観察します。

玄米はお水の吸収を助けながら炊くことが大切です。

《温度調節・日向水》
秋のお米は冬の寒さに備えて眠る準備中です。

そのお米を柔らかく炊く為には、春の太陽で少しずつ温められた日向水にすることが必要です。

お米に直接熱いお湯が触れないようにお湯を足して温度を調節します。

《お米からのサイン・お水と仲良くなれた瞬間》
手で触れて助けてあげると、キラキラ艶が出る瞬間がありました。

お米がこのお水を受け入れてくれたサインです。

後はゆっくり時間をかけてお米の中心にお水が入るのを待ちます。

《上手く浸水したご飯》

浸水が上手く出来たご飯は外側は少し歯ごたえがありますが、中心に柔らかく炊けます。

はじめての玄米ご飯を自己流で白米同様に炊いてしまう方に多いですが、、、

外側は柔らかくても中心に芯が残ることがあります。

自分の炊いた玄米は柔らかいと思っている人の中には外側に水分が多く、中心は硬い場合があります。

炊いた玄米ご飯を切って見ると中心の色が青っぽい灰色、玄米がアルデンテ状態になっている場合があり、長く続けて食べる事が出来ない玄米ご飯になります。

家族が玄米ご飯を受け入れないと悩む人にこんな感じで中心まで糊化が上手く出来ていない場合が多いです。

まずは、洗う前に玄米と仲良くなってみましょう。

そして中心までお水を吸収させてください。

今日は玄米の会があります。

この玄米を炊いて皆さんに食べていただく予定です(*´∇`)