マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

令和特別講話
東洋には昔から陰陽で物事をみる考え方があります。

マクロビオテックの創設者桜沢先生の陰陽理論と久司先生の陰陽五行を元に楽しみながらバランスの良い食生活を送りましょう。

《陰陽とは》

陰陽とはマクロビオティックの原理であり、また東洋の伝統的な世界観でもあります。 ... ごく簡単にいえば、「陽」とは収縮していく求心的なエネルギー(またはそうした状態)、「陰」とは拡散していく遠心的なエネルギー(またはそうした状態)を指します。


《マクロビ陰陽分類表》

《味覚の中庸》

味において、中庸は「甘い」ということになっていますが、この甘さというのは砂糖の甘さではなく、ご飯をずっと噛んでいたら感じる甘さや、時間をかけてニンジンを蒸したときに感じる甘さなど、多糖類の甘さを意味しています。



陰陽は相対的

ただし、絶対的な「陰」、「陽」というものはありません。陰性なものの中にも陽性な部分はあるし、その逆もまたしかりです。

たとえば「北海道」は冷涼な気候なので「沖縄より陰性」と言えますが、「アラスカより陽性」とも言えます。

また、同じ北海道でも、冬は「陰性」ですし夏は「陽性」です。

このように、陰性、陽性は「絶対的なもの」ではなく、比べるものに応じて変化する「相対的なもの」で、「陰陽の中にもさらに陰陽がある」と理解しておく必要があります。

《生物の陰陽》

生物を陰陽に分けると、植物は動物よりも陰性で動物は植物より陽性です。

陰と陽はお互いに補い合う物です。動物は植物を食べる事でバランスが取れると言うのがマクロビオテックの考え方です。

《男女の違い》

女性は男性に比べて陰性で、男性は女性に比べて陽性です。陰と陽ははっきり2つに分かれる物ではなくて、比べる対象によっても変わります。また、全くの中庸もありません。男性でも陰性の人もいれば女性でも陽性の人もいます。例えば3人の人間を比べて見ると陰性の人、陽性の人、中庸の人と別れます。その陽性の人を違うタイプの3人で比べてみると3人の中では一番陰性だったりもします。身長が高い人と低い人と真ん中の人に分けられても他の3人で比べてみると順番が変わるのと同じです。

女性にしては身長が高いとか、バレーボールの選手にしては身長が低め等と使うように、陰陽も目的や環境によっても変わります。

《男女の違いとは》

女性らしさとか、男性らしさとは社会が作り上げた概念に過ぎません。現代は自分が女性なのか男性なのかは自分で決めるようになっていますが、陰陽でみるとより分かりやすいと思います。

今回はいろんな事柄を陰陽で考えてみましょう。

そして新しい令和の時代がどんな時代になるのかをそれぞれの人で考えてみましょう。


【皆さんの令和予想と意見

・陰陽表の時間は陽性、これまで時間に追われて余裕がなくて、空間作りは後回しなのに子供は空間が大切でバランスが取れているのだと感じました。バランスが取れて陰性の空間が大切になると嬉しいです。

・子供が未来を作るので、今子供の芽を摘まないように、気を付けようと思いました。

・私達大人も、1人1人の個人を大切にしながら調和して行く事が必要と思いました。

・政治の世界は高齢者がほとんどなので若い世代が政治家になってバランスが取れると良いと思いました。

・女性の時代といいながらも田舎では特に女性がまだまだ強いたげられています。それも、男性よりも女性が女性を古い概念で縛り付けています。実の母親から介護を強要されています。「私は嫁として姑めさんにつかえてきたのに、あなたは嫁に行かず婿養子(戸籍の養子ではなくて昔の概念の長女が苗字を継いだと言う意味の婿養子)なんだから、半人前の人間だ、だから、私の世話をしながら少しは勉強しないとね!」母親のワガママを受け入れられない自分を責めていましたが、自分を責めなくて良いとわかりました。

古い考え方のお母さんがいてびっくりしました。令和より先ずは明治から大正、昭和の考え方に変えないと平成の考え方も理解出来ないかもしれないと思いました‼私の明治生まれの祖母は若い頃姑めさんにつかえて来たのに、昭和元年生まれのお嫁さんには気を使っていたので、それよりも古い考え方なのでびっくりしました‼

令和天皇がもしも生前退位された場合、令和の時代が平成よりも長いとは思えません。私達昭和生まれの大人でも次の時代も見届ける可能性もあると思います。

新しい時代を中心に考えると、平成が胎児の時代、令和は陣痛が来て、骨盤の中を通り抜ける時代、産む側も、生まれる側も、どちらも一番大変だけれども一番大切な時代になるかな~って思いました‼

いらない物(古くて不要な概念も)を早く手放して軽くなることが必要と思いました。

《感想及び小学生の女の子とママのお話し》

令和特別講座は少し難しく、何かを感じながらも、何か掴み損ねているんだな、と思いました。

昭和に生まれ、平成で青春、社会人、結婚&出産を経験しました。正直平成は私にとって苦しい時代でした。でも大切な事を沢山学ばせてもらったので、心からありがとう!という感じです!!

令和は、さぁ!始まるぞーとウキウキしています。

講座を終えてから娘と令和になったねーと話しました。

今はまだ小学生なので、学校という社会にいます。

学校生活の中で本人も息苦しさ、堅苦しさ、理不尽な厳しさを感じているようです。(←家の娘にとってです。母も感じております…)

でも、学校が悪いわけではないんだよ。と話してくれました。自分がどんな思いで、何を大切にして、何かを感じ心も体も成長していくことが大事なことなのかな!?と感じました。子供はどこでも柔軟な考え方や、適応力があるから、その芽を摘んでしまわないように見守りたいと思いました。

娘と話していて、何かを感じ掴みかけた瞬間、もう終わり!という感じで話を終了されちゃいました^^;

今までの考え方や生き方とありがとうして、様々な状況に対応出来るようになっていきたいな、こうでなければという常識にとらわれない違った選択もオッケーな自分にもなりたいな!と思いました!

高校生の娘は、平成の時代は個性を大切にしてきたけれど、個性を大切にするあまり何かをする事を大切になってきました。何もしない個性もあると思います。何か特別な事をやる人だけを大切にするのではなくて全ての人、何かをしなくても大切にする時代になるといいと思うと言っていました‼