マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

いろんな穀物

玄米のおむすび

ヘルシークッキングのブログを見てくださっている方から、ブログを見て穀物の事で質問がありました。

スーパー等では雑穀は、白米に混ぜて炊くようにいろんな穀物がブレンドされているのでどれがどれだかわからない方もいると思います。

今回は雑穀についてお話ししますね。

《高きび》
名前の通り高く伸びる穀物です。

穀物は食べ物全体の中では中庸です。

高きびは穀物の中では、夏の性質が強いです。

高く伸びる、成長が早め、穂が広がっているからです。

《炊いた高きび》
高きびは、粒が大きめなので、玄米の炊き方同様に、浸水してから土鍋またはホウロウの鍋で炊く、炊飯器で炊く、圧力鍋で炊く等いろんな炊き方があります。

お料理としての使い方はハンバーグにしたり、炒めて甘辛くそぼろにしてり、ひき肉感覚のお料理ならなんでも出来ます。

《もちあわ》
穀物は食べ物の中では中庸です。

穀物の中でももちあわは特に中庸の性質です。

晩夏の性質が強い穀物です。

実り方も丸く実がついているからです。

《もちあわの炊き方》
裏ごし器のように目の細かいザルを使って洗います。

ステンレスかホウロウの鍋でフツフツ沸騰してきたら10分前後で炊けます。

少し蒸らしてから上下返します。

大根と一緒に炊いたり、シチューに入れてとろみを出したり、餃子の具やもちあわナゲットにも出来ます。

水を多めでトロリと炊いたもちあわはグラタンにトッピングしたり、ピザにトッピングしたり
チーズ感覚でも使えます。

少し固めに炊いてもちあわのいなり寿司も美味しいです。


《もちきび》
穀物は食べ物の中では中庸の性質です。

もち米もちあわもちきびは穀物の中でもどれも中庸の性質です。

もちあわに比べて少し広がるつき方です。

《もちきびの炊き方》

裏ごし器のような目の細かいザルを使って洗います。

1.5~1.8倍のお水で炊くとトロリとした炊き上がりです。

少量炊くときはお水は2倍にします。

粒つぶ感が好きなら固めに炊きます。

小さな子供はもちきびを好む傾向がありますが、もちあわ同様にお料理出来ます。

《ひえ》
穀物は食べ物の中では中庸です。

穀物の中でひえは冬の性質が強いです。

低温に強くて、実り方もひき締まっているからです。

後期高齢者世代ではひえは貧乏の人の食べ物などと言われていますが、現代ではひえは穀物の中でも高級な食べ物です。

冬の性質が強いので冷えにも良いひえです。

(早口言葉ではありませんがw)

《ひえのお料理》

ひえももちあわ同様に炊けます。

炊き上がりは白くて白身魚のすり身感覚で使えます。

ブログにもひえのレシピがあるので、参考にしてみてくださいね。

ひえのエビフライ風🍴


《実そば》

穀物は食べ物の中では中庸の性質です。

実そばは穀物の中では、冬の性質が強いです。

そばはやや乾燥気味の土地でも遠くのお水をひいて成長する力があり、腎臓の働きを助けると言われています。

《実そばの炊き方》
から入りしてから、ステンレスやホウロウの鍋でフツフツしてから15分ぐらい炊きます。

精白された実そばはから入りしなくても白米同様に炊けます。

ゴボウ等の根菜と一緒に炊いたり出来ます。

小さな粒つぶパスタ感覚でお料理出来ます。

パスタソースをからめて食べても美味しいです。

甘辛く煮てそぼろにしても美味しいです。