マクロビテイストの自然食
ヘルシークッキング
今回はパーソナル講話でした。
ヘルシークッキングでは1人1人の環境やはり体質に合わせてクッキングレッスンを開催しています。
今回はクッキングレッスンの後に食のお話しをしました。
自然食・マクロビの基本
東洋思想のお話し
《パーソナル講話ウェルカムドリンク》
慣れないお料理の後で緊張している場合はリラックス出来るお飲み物をおすすめします。
子育て講話など、遊戯室で遊んだ後では逆に集中力を高めるお飲み物をおすすめします。
集中力を高めるお飲み物で皆さん本当に集中して聞いてくださいます。
今回のお話し
・東洋思想と西洋思想の違い
・東洋医学と西洋医学の大切さ
西洋医学は科学的根拠をもとに、新しい治療方法が開発され、科学的、理論的に分析されるものです。
一方東洋思想は東洋に伝わる伝統です。
昔、東洋では人を自然界の一部ととらえ、どんな時にどんな食べ物を食べると良いか、またどんな食べ物を食べるとどんな体質になるか、食べ物の性質とバランスを伝承してきました。
中国医学は5000年の歴史があります。
5000年かけてご先祖様が伝えてくださった体験医学です。
慢性疾患で、東洋医学で治すのか、西洋医学で治すのかを患者自身が選べる国もあります。
現代の日本では医師法や薬事法があり西洋医学が大切にされています。
病気を治すのは人の自然治癒力ですが、病気を治す為の医療行為が出来るのは医師だけです。
・中国医学の取り入れ方
中国医学では、上医、中医、下医と言う言葉があります。
上医は食べ物で体質を改善して病気を予防、または病気の手前の体調不良を改善する物です。
中医は慢性的な症状を食べ物や薬草などで体質改善する物です。
下医は薬草の中でも強い物を使い、毒をもって毒を制すと言う考え方で、対処療法的なのは現代の西洋医学と同じです。
西洋医学は症状に合わせて処方されるのに対して、中国医学は1人1人の体質に合わせて薬(薬草など)を選びます。
・ヘルシークッキングでは、
食べ物の性質を、知ってもらい、自分で自分の体調に合った食べ物を選べるようになっていただく事を目標に学んでいただいています。
・西洋医学と東洋医学の取り入れ方
自分の身体なので自己責任でいろんな体調改善を行うのは自由ですが、決して人にすすめてはいけません。
体質は1人1人違います。
また、例え食べ物でも薬のように
~の病気が治る等と人に奨めるのは薬事法違反です。(それが本当に効いてもです)
マクロビは東洋の考え方をもとに日本人にもわかりやすく簡単にされた物です。
上手く取り入れて楽しい生活を送りましょう。
《病気を治す事》
マクロビでは、子供が良く鼻血を出すのは身体が緩み過ぎているからと言われています。
ちょっとした鼻血が良く出る場合はゴマ塩(市販のゴマ塩ではなくてマクロビでのゴマ塩です)を舐めさせたり、日頃から緩み過ぎないように食生活を気を付けます。
このように、身体と食生活を結びつけて、その時の体質を見てバランスを取るのがマクロビの得意分野です。
もしも、沢山鼻血が出たり、ケガで出血が多い時には絶対にゴマ塩を舐めさせて、対処した気にならないでください。
そんな時には病院に行きましょう。
今回参加のお一人は、子供の頃から長年アレルギーでずっとずっと病院に通っていたけれど、たまたまその病院が止めてしまったので薬を止めてみた。
それを機会に、根本的に体質から変えたいと思って、これまで気にせずアレルギー食品も食べて来たから、アレルギー食品を除去したお料理を学びたいと言う方です。
アレルギーの体質改善に食生活を見直すのはとても大切ですが、いつもと違う症状や重い症状で危険な場合は病院に行きましょう。
《日本に伝わる食の言葉》
・適応食
・身土不二
・一物全体食
〈適応食〉
動物の食べるべき物は歯の割合に現れています。
肉食動物は牙や犬歯などの肉を噛むための歯が発達しています。
草食動物は前歯など、草を噛むための歯が発達しています。
穀物を食べる動物は臼歯が発達しています。
人間の歯は臼歯20本前歯8本犬歯4本です。
穀物:動物性食品:植物性食品→20:8:4=5:2:1の割合が身体に優しい食べ物の割合です
〈身土不二〉
自分の住んでいる地域の季節の食べ物が身体に自然な食べ物です。
〈一物全体食〉
食は命をいただいて自分の命を繋ぐことが原点です。
出来るだけ全体をいただきましょう。
捨てるところを出来るだけ無くしましょう。
野菜など、皮に栄養があります。
動物性食品も魚などは手のひらに乗る全体をいただける物が身体にとって自然です。
動物の食べるべき物は歯の割合に現れています。
肉食動物は牙や犬歯などの肉を噛むための歯が発達しています。
草食動物は前歯など、草を噛むための歯が発達しています。
穀物を食べる動物は臼歯が発達しています。
人間の歯は臼歯20本前歯8本犬歯4本です。
穀物:動物性食品:植物性食品→20:8:4=5:2:1の割合が身体に優しい食べ物の割合です
〈身土不二〉
自分の住んでいる地域の季節の食べ物が身体に自然な食べ物です。
〈一物全体食〉
食は命をいただいて自分の命を繋ぐことが原点です。
出来るだけ全体をいただきましょう。
捨てるところを出来るだけ無くしましょう。
野菜など、皮に栄養があります。
動物性食品も魚などは手のひらに乗る全体をいただける物が身体にとって自然です。
・食事と生活
マクロビオテッックの創設者の桜沢先生は
「人間は食べ物のオバケである」と言って見えました。
人は食べる事で生きていけるし、身体も食べ物で出来ている。行動や発言も食べる事で行えるのだから、全ては食べ物が影響していると言う意味合いです。
自分の生き方を考えた時には、食べ物についても見直すと良いかもしれません。
【マクロビ講話 感想】
初めてマクロビ講話を受けさせていただきました。
私はこれまで一人暮らしで、バタバタと会社に行く生活が長く、あわただしく生活してきました。
それを言い訳に、なんとなく食べてきた物が、体だけではなく考え方や生き方にも大きく影響してきた事が改めて理解できました。
食べる物に丁寧に向き合っていくチャンスをいただいた事に感謝して、まだまだ入り口ですが、少しずつ教わっていきたいと思いました。
by,Nah.OG
パーソナルクッキング講話
今回の講話は、「適応食」「身土不二」「一物全体食」について、そしてどんな食事をしているかがどんな生き方をするのかということに繋がるというお話でした。
わたしたちは毎日の食事で命を頂いて生きているということ、その命が新しい命に繋がっていくということを、改めて理解できました。
クッキングレッスンでお料理を実際に作りながら、その幅の広さを少しずつですが学んできたことで、食事が生き方に繋がるということがより深く理解できるようになった気がします。
ありがとうございました。
なおちゃん