マクロビテイストの自然食
ヘルシークッキング
・お料理の基本・
【重ね煮とは】
重ね煮とは、野菜本来の味わいを引き出す調理方法です。
お野菜の種類によって、性質に合わせて、お鍋に順番に下から平らに並べて層になるように積み重ねていきます。
水も油も使わず、“重ね塩”でお鍋の重ねた上にお塩を入れて弱火で煮ます。
水も油も使わず、“重ね塩”でお鍋の重ねた上にお塩を入れて弱火で煮ます。
この塩は味付けではなく、野菜本来の力を引き出す為です。
お野菜の本来の美味しい味を引き出す調理方法です。
お野菜の本来の美味しい味を引き出す調理方法です。
重ね煮の重ね方はお野菜の性質に合わせて2通りの方法があります。
季節毎のお料理のやり方があります。
今回は比較的簡単で覚えやすい重ね方をご紹介します。
《重ね方の順番》
下から
きのこ類、果菜、芋類、球形野菜、根菜
《季節毎のお料理方法》
〈晩夏の重ね煮レシピ〉
《材料》(作りやすい分量)
玉ねぎ・・・・2個
キャベツ・・・1/8個
人参・・・・・1/2本
お塩・・・・・小さじ1/8
《作り方》
①玉ねぎ、キャベツは回し切り、人参は斜め千切りに、お野菜を出来るだけ薄く切ります。
②お鍋に玉ねぎ、キャベツ、人参の順に重ねます。
③弱めの中火で5分ぐらい煮ます。
短時間で強めの火加減で煮るのでお塩は最後に煮えてから重ねます。
余分に煮えないように塗れ布巾の上に鍋を乗せます。
《秋冬のレシピ》(作りやすい分量)
玉ねぎ・・・・1個
キャベツ・・・1/8個
人参・・・・・1本
お塩・・・・・小さじ1
《作り方》
①お野菜は大きめに切ります。
②玉ねぎ、キャベツ人参の順に重ねてお塩をふって弱火でじっくりコトコト煮ます。
加熱時間はコトコト煮え始めた時から計って20分以上が目安です。
《季節毎のアレンジ》
春・・・・葉菜など春のお野菜を入れて煮ます。
重ね塩、味付けのタイミングはお野菜が煮えた時です。
秋冬に比べて塩分は少なくします。
夏・・・・・果菜など夏野菜を入れて煮ます。
味付けは出来るだけ最後の方でします。
塩分は控えめにします。
屋外での活動量が多くて汗をかく人には塩分を増やします。
加熱時間は2分~10分を目安に体調や気候に合わせていろんなお料理方法を楽しみましょう。
晩夏・・・・・球形野菜を入れて煮ます。
味付け、加熱時間共に中庸にします。
火加減も中庸で全体の加熱調理時間が10分~15分ぐらいを目安に煮すぎないようにします。
秋・・・・・根菜を中心に、秋野菜、きのこなど食材の種類も増やしてコクのある味に仕上げます。
重ね塩、味付けはお野菜が柔らかくなる前に入れて、塩分とお野菜を少し馴染ませて身体を少し温めるお料理にします。
コトコト煮えている状態で計って15~20分加熱が目安です。
冬・・・・・根菜や戻した乾物、豆類など多くの食材を塩分と馴染ませて深みのある重ね煮にします。
重ね煮塩、味付けは最初に入れて、しっかり味に深みを出します。
加熱時間は15分~60分を目安にコトコトとろ火でじっくり煮ます。
真冬、寒冷地では30分~60分以上蛍火で加熱して特別身体の温まるお料理にします。
ベジタリアンで寒冷地に住んでいて、冷え性の方の真冬のお料理は、気のすむまでなが~くなが~く加熱がおすすめです。
暑がりの体質の方は、重ね煮は控えめに取り入れましょう。
《感想》
教室に参加して、自分の料理の段取りの悪さや、自己流になっているところがよくわかりました。
私は、これまで、炒め物など、もう炒まったかな❔と思っても念のためもっと炒めるなど、火を通すほど良いと言うイメージでお料理してきたので、夏のお料理の火を通し過ぎないことが、とても難しく感じています。
少しずつでも食生活がバランス良くなるように、素直に耳を傾けられるようにしていきたいです。
ありがとうございました。
by・・・kumi
いつもありがとうございます。
ずっと美味しくいただしました。
甘さもあり、生の感覚もあり、特に野菜の甘さに感動しました。
by・・・よっちん