マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

プライベートクッキングレッスン

ヘルシークッキング中津川では1人1人の環境や体質に合わせて個別または、グループでの少人数制のクッキングレッスンを開催しています。

今回は

・神奈川県から岐阜県の東濃地区に来てアパート暮らしでなかなか中津川の寒さ(朝晩の冷え込むみ)に適応出来ない。

・冷え性とアレルギーの体質改善

・お仕事してるので作りおきを温めるだけで食べれるお料理

と言うリクエストでした。

重ね煮のポトフはじっくり煮込むことで身体を温めるお料理になります。

作りおきを温めるのは特に身体を温めるお料理になります。


〈体質や環境で、作りおきを温めるのはおすすめ出来ないケースもあります〉

・比較的暖かい地域

・春~夏の季節

・暑がりの方(体質によっては冬も温め過ぎない方が良い)


〈特に身体を温めるお料理がおすすめの場合〉

・寒冷地の真冬(氷点下が続く)

・冷え性の方の冬

本当に極寒の地域では家の中の暖房設備が優れているらしいのでそんな環境で室内だけで過ごす場合は特別温める必要はありません。

岐阜県の長野県との県堺の中津川は真夏は人の体温を越える暑さで家の暖房設備も適当で(笑)
真冬には室内のお水が凍るような環境なのでなんとか身体を温める必要があります。

今回のポトフは弱火でコトコト煮込んだ物を作りおきして、温め直していただくお料理です。


【重ね煮のポトフ】

《材料》(5~6人分)

玉ねぎ・・・・・小8個

キャベツ・・・・1/4個

人参・・・・・・小5~6本

リンケッツ・・・1缶

(大豆たんぱくのウインナー)

生姜・・・・・・少々

ローリエ・・・・・2枚

お塩・・・・・・・茶さじ1

麦味噌・・・・・・小さじ2

オールスパイス・・少々

《作り方》

①生姜はみじん切りにします。

②玉ねぎは小さい物はそのままの大きさで根元に切り込みを入れて、中の大きさは半分に切って切り込みを入れて、大きい物は4つ切りにします。

③人参は縦半分に切ってから3~4センチに切ります。

④キャベツはくしぎりにして大きい物は半分に切ります。

⑤お鍋に生姜を並べます。

⑥玉ねぎを平らに並べて入れます。

⑦キャベツを重ねて入れます。

⑧人参を重ねて入れます。

⑨お水を2カップとローリエを入れて最初は中火にかけてコトコト煮え始めたら弱火でお野菜が柔らかくなるまで20分くらい煮ます。

⑩リンケッツを入れてさらに煮てクツクツ煮えたらお塩、お味噌、オールスパイスで味を整えます。

⑩作りおきの場合は弱火からやや弱めの中火でしっかり温めて熱々をいただきます。


〈試食されたL.Nさんの感想〉
試食したポトフは野菜の甘味がとても出ていて美味しかったです。

体がポカポカしてあったまりました。

沢山お野菜を食べることが出来て良かったです。

ほっとする味でした。


〈なおちゃんの感想〉
プライベートレッスンの感想です。

今回は、重ね煮のポトフを教えていただきました。

レシピは、野菜を切って重ね煮をして味付けをするというシンプルなものでしたが、火加減の見方やお鍋の様子の見方が変わるだけでも、お野菜の火の入り具合も変わるということがよくわかりました。

私はヘルシークッキングのレシピを参考に冬には良く煮込んだお料理など取り入れています。

少しずつは冷え性も改善されていますが、何故かまだまだ冷える事も多いです。 

今回作っている中で、お料理をしっかりと温められない、冷えるものをつくってしまうという自分の癖が、具体的によくわかる機会が何度もあったので、改めて気をつけて、直していけるよう頑張りたいです。

ありがとうございました。


今回わかった事は

今回、煮込んだつもりでもお野菜がほとんど生に近かったのはお料理の進み具合に合わせて五感を使った観察が出来て無かった事でした。

何故か何度も蓋を開けて、チラッと見るのではなくて開けっ放しで目で見て煮え具合を確認でした。

これは今回に限らず冷え性の方の多くの人の癖でもあります。

それが良いとか悪いと言うわけではありません。

自分のお料理の方法の癖を知る事が大切です。

癖を直す必要はありません、それはそれで逆の季節には役立つ場合もあるので、癖を知って、違うやり方もあると知って、いろんなお料理方法を楽しむ事が必要です。

煮え具合を見る時は、五感を使って鍋の温まり具合を手をかざして見て火加減して、クツクツと音がして煮えた香りがしてから一瞬蓋を開けてチラッ煮え具合を目で1回見れば大丈夫です。

このレシピはリクエストにお答えしているので冷え性の方にはおすすめです。

逆に少しの暖房でも暑い方、比較的暖かい地域の方は、あっさり仕上げて出来立てをいただきましょう。

by,クッキングアドバイザーa.mama