マクロビテイストの自然食


ヘルシークッキング


【楽しい薬膳講座】


【献立】

薬膳雑炊

キノコの山芋とじ

薬膳スープ

アカザの実の佃煮

レモングラスティー


【薬膳の雑炊】

秋も深まって来たので、身体を温める優しい雑炊でした。


【アカザの実の佃煮】





アカザは食用として用いられる野草です。

ちょうど実の季節だったので佃煮にしました。

プチプチした食感が美味しかったです!

油で炒めてからお酒、みりん、お砂糖、お醤油で煮たので青臭みも消えて食べやすくなりました。


【レモングラスティー】

気を通して身体を元気にしてくれます。

干したレモングラスをそのまま煎じたのでとても良い香りでした。


【今回の秋の献立のポイント】

秋も深まって来たので、温の食材、白菜などを使いました。

また、生姜、ネギなどを添えてより身体を温めるお料理をいただきました。

秋は、自然に秋の味覚、ピリピリ辛い味が美味しくなります。

ピリピリ辛い味は、呼吸器や大腸の働きを助けます。

けれども秋は、元々呼吸器や大腸の活発になる季節なので、バランスを取るために夏の味覚、苦味を摂るようにします。

夏の食材は呼吸器や大腸の働きを押さえてくれます。

季節毎のお料理が大切ですが、バランスも大切ですね。

今回はスープにゴーヤを使いました。


【雑炊のポイント】

雑炊は炊いたご飯をサッと洗って使います。

サラサラに仕上げるのが雑炊のコツです。

お粥は、お米から炊いた物です。

お粥は雑炊に比べてトロリとしています。

どちらも消化が良く胃腸に優しいですね♪

(^^)v


【a.mamaのつぶやき】

a.mamaは、マクロビの教室と前後して、野草や薬膳の講座にも参加していました。

マクロビにも陰陽五行があります。

薬膳では、中国医学の陰陽五行があります。

どちらも、基本は同じです。

食材の分け方や細部の捉え方には違いがあります。

マクロビの五行は創設者の桜沢先生が日本人にもわかりやすく伝えて下さってます。

それでもとても奥が深く、少し学んだくらいでは誤解が多いかもしれないです。

でも、大丈夫です。

季節の食材を意識的に取り入れながら、自分の体感を大切に、その時の体調で美味しいと思えるお料理をいただきましょう♪

例え1日での食品数が少なくても、春には春の、秋には、秋の食品をいただくことで年間の食品数が増えて来ます。

いろいろな食品をいろんなお料理方法でいただくことで自然にバランスが良くなります。

マクロビも中国医学も、重病を治すより、自分の体質に合わせて、日頃から体調に気を付けて、病気になりにくい身体作りを得意とします。

中国医学にも、毒を持って毒を制す的なお薬に近い物もあります。

こう言う強い物、対処療法的な物を扱う人を下医と言われたそうです。

中医の上に、上医、食医と言われる人がいたそうです。

食べ物はお薬、医食同源と言われたそうです。

これは、日頃から食べ物で体調を整えると言う意味です。

病気になって一つの症状にとらわれて、あれが効く、これが効くと言って身体に良いからと食べ続ける事ではありません。

マクロビも中国医学も身体全体を良くしていく事、食と共に、生活環境も良くしていく事を大切にしています。

日頃の食生活が大切なので、元気な人こそ、ヘルシークッキングがおすすめです(o^-^o)


by.a.mama