マクロビテイストの自然食


ヘルシークッキング


【ゆるマクロビ講座】


【季節の性質と過ごし方】

・自然食の選択について

・季節の性質

・季節の食材

・季節毎のお料理方法


《自然食の選択について》

自然食の選択をしている方は、できるだけ添加物の少ない食材、調味料、有機野菜や自然農法の野菜を選ぶ方も多いです。

(中津川には自然食専門店はほとんどありませんが)自然食品店に足を運ぶ方もいます。

自分の事だと客観的に見る事が難しくても、自分と無関係の人や架空の話では客観的に考える事が出来ます。

以外と冷静に判断しやすい事があります。

Aさん、85才女性、いつも徒歩、バス、電車を使って自然食品店で買い物をしています。

自然食品店に行くのは楽しみで良い運動にもなるし、元気に過ごしていました。

ところが、いくら元気でもやはり高齢…風邪の為高熱で寝込んでしまいました。

少し落ち着いてきたけれど、家には食材が全く無くなってしまいました。

まだ少し微熱がありましたが、子供は遠くに住んでいるし、食材を買いに行く事にしました。

☆みなさんならどちらが自然と思いますか?

①できるだけ添加物の少ない食材、有機野菜を食べ続けて体調も良くなったので遠くの自然食品店に買いに行く。

②体調がまだ優れないので、無理をするより性質上保存料などは使っているけれど、隣のコンビニに買いに行く。

注》コンビニのおにぎりを土に埋めたら10カ月後も残ってたそうです。日持ちをさせる工夫はスゴいです。

だからと行ってコンビニのおにぎりがダメと言うのではありません。

スポーツの試合など、真夏でも、特に子供の場合お弁当を涼しい場所に置くなど出来ない場合が多いです。

わざわざコンビニのおにぎりを持たせるママもいます。

(めんどうだからと言うママもいますが考えてるママもいます)

先日も野球の試合でみんなはコンビニのおにぎりなのに、身体に良くないと思って必ず手作りのおにぎりのママがいました。

炎暑の日なら我が子だけお腹を壊す事もあるかも知れません!!

その日の気温を考慮、どうしても手作りなら傷まない工夫をしましょう。

手作りなら大丈夫と言う偏った考えは危険な場合もあります…とお話ししました。

身体にとっては、無添加食材、昔ながらの調味料、白砂糖、精製塩、白米よりもミネラル豊富な甘味料、天然塩、玄米や発芽玄米の方が本来は自然です。

農薬は土の力、気候的に必要な場合もありますが、食べる側は無農薬の方が身体は楽です

かといって、それにこだわると、かえって不自然な場合もあります。

みんなで客観的に考えてみました。

(逆注意…コンビニの食べ物は絶対腐らない訳ではないので、やはり炎天下での食べ物の保管は気を付けて下さいね(^^;)


《季節の性質》

春…種が水分を含み、ふんわり膨らんで発芽、伸びながら成長する季節です。
昔から上に伸びる木に例えられ、上昇の性質と言われています。

夏…稲は株が増える。植物は生い茂って広がりながら成長する季節。
昔から燃える火の性質に例えられました。

晩夏…成長してきた植物も落ち着いて来ます。
稲穂は成長して垂れ下がって来ます。
昔から、安定、動かない土の性質に例えられました。

秋…種が実ります。お米も稔りの季節です。
稲穂の中のお米は晩夏ではミルクみたいな白い液状だったのが、固いお米になります。
昔から、固い金の性質に例えられました。

冬…種が土に落ちて、雨水などに流されて土の中で眠ります。
お米は貯蔵されます。
昔から流れる水の性質に例えられました。


《季節の食材》

野菜を大まかに季節毎に分類すると

春…葉菜

夏…果菜

晩夏…球形野菜

秋…根菜

冬…豆類、貯蔵出来る野菜


《自然食》

☆地域に合わせた自然食☆

中津川の自然食について考えてみました。

・中津川は地域的にいろんな食材が入手出来ない場合がある。

・同じ食材が続く家庭も多い。

・年間の食材数で考える。

・お料理方法の工夫で季節毎のバランスをとる

☆季節毎のお料理方法☆

春…ふんわり水分を含ませる(水分の分の重さは増える)お料理していくとふんわり膨らんで見た目の量が増える(食材の質量は増えないけど、密度が減って同じ重さでも多く見える)

秋、冬よりも加熱時間が短い。

身体を少し冷やす。

夏…広がる。彩りも夏らしくカラフル。

生か、短時間加熱。

身体の余分な熱をとる。

塩分は必要以上にとらない方が良いが必要な分はとる。

外で過ごす場合と冷房の中で過ごす場合では真逆な場合もある。

晩夏…中庸、中庸の加熱時間。

秋…春と逆でお料理していくと見た目の量が減る。(食材の質量は減らないけど密度が高くなって同じ重さでも減って見える)
身体を少し温める。
やや長時間加熱。

冬…お煮しめなど水分が減る。
身体を温める。
長時間加熱。

中津川の場合…真冬は、氷点下。しずみさんの家は氷点下10℃くらいまで下がる。

真夏は、体温より高い日が何日がある。

春は、氷点下から体温以上に適応する準備の季節。

朝ご飯から春の食事を取り入れると良い。


《参加された方の感想》


ずずリンリンの感想

自然食やマクロビを自分の基準で決めていました。

この講座の話を聞いてみて、マクロ的視野が大切でバランスが大切と気付きました。

自然って素晴らしいなぁと思いました。


ゆかりこさんの感想

今回は、日常生活におけるバランスの取り方を学びました。

その時の状況によって行動したり、食べ物を選んでいく事は大事だし、1週間とか、1ヶ月、1年と長い目でみていく事も大事だと再確認しました。

バランスをとれると物事に対して柔軟に対応出来ていくと感じました。


しずみさん

今回は自然食について学びました。

人によって体質が違うので、同じ物を食べても違うと思いました。

また、体調や気候でも、違うと思いました。

家族には、私の体質にあった物を押し付けないで、また、家族の身体に良いと言っても社会性を欠くことなく、家族が自然に美味しく食べられるように工夫したいです。

まだまだ、奥の深い自然食やマクロビについて学びたいです。