マクロビテイストの自然食


ヘルシークッキング


【ゆるマクロビ講座】

ゆるマクロビ講座木曜グループ第四回目でした。

ゆるマクロビ講座は一人一人に合わせた少人数制の講座です。

教わるのではなく、自分で判断し考えて選択する力をつける講座です。

(ゆるマクロビ講座参加の方)


今回は…

・季節の性質と季節の食べ物

・家族で楽しめるマクロビとは、、?

・いろんな健康法や健康に関する情報から自分にあったものを選択するには、、?

二時間茶話会形式でリラックスしながらゆっくりじっくり考えてみました。


【季節の性質と食べ物】


《春の過ごし方》

土の中で眠っていた種が水分を含んでふんわり膨らんで発芽、成長します。

昔から春は上に伸びる木のような性質と言われています。

東洋的には肝経が活発になると言われています。

肝経とは肝臓、眼、胆嚢などです。

肝臓が春に元気になるので、春が旬の食べ物や、少し体の余分な熱を逃すお料理、水分を含んでふんわりしたお料理を多く作る事で肝経が元気になります。

冬は春の性質を助ける性質を持っています。

春には少しだけ冬の食べ物も必要です。

春の性質は晩夏の性質をセーブして抑える性質を持っています。

春の食べ物を摂りすぎた場合は晩夏の食べ物を少し取り入れる事でバランスが取れます。

一人一人体質が違うので、その時その時の体感を大切に、食べたくなったら夏や秋の食べ物を少し取り入れます。

現代は旬に関係なくいろんな季節の食べ物を入手出来ますが、旬の食べ物が大切です。

かと言って、余程の事がない限り春だからと言って春の食べ物だけを食べ続けてもバランスを崩してしまいます。

美味しく楽しくいただく事が大切です。


《マクロビと家族》

ヘルシークッキングではマクロビを肯定も否定もしていません。

メリットとデメリットを知って選択することをおすすめしています。

今回は、たまたま参加者の方にマクロビをかなり真剣に!?取り入れている方が見えましたのでマクロビの資料を参考にお話ししました。


今まで食の事にあまり関心なかった人が、砂糖の性質を知ると砂糖のデメリットが気になります。

卵は栄養があって完璧な食べ物と信じていた人が、卵のメリットだけでなく、デメリットを聞くとショックなのはわかります。

そこで、2~3回の講義やお料理教室での知恵で家族に訴え、マクロビの実行を執拗に迫る方も少なくはありません。

これは、初級のテキストなので大抵の人は習っているはずですが、何故か忘れられやすい大切なことです。


どんな食べ物が身体に良いかは、体質、年齢、性別で大きく異なります。

今まで、動物性タンパク質を中心に食べて来た女性の多くが、動物性タンパク質を止めると一時的にとても体調が良くなります。

ところが、男性が動物性タンパク質を食べる事を止めると、かえって体調が悪くなる事があります。

女性も突然食卓を変えるよりも、少しずつ食材を増やす方が安心です。

身体をやや温める玄米を美味しくいただいていると自然に身体を温める動物性食品や塩気が減ってきて大豆製品が美味しくなりバランスがとれるようになります。

自然に少しずつが一番いいです。

~は身体に悪いから止めると言う考え方は危険です。

家族に自分の健康食をすすめがちですが、家族の体質に合わない事もあります。

例えば、とても肥満な女性がダイエットをするときに、ご主人が痩せ過ぎでも強要するのと同じです。

相手の状態を考慮しないといけません。

寒がりの人が身体を温める食べ物が自分に良いからと言って暑がりの子供にすすめる事もあります。

暑がりの子供は身体を冷やす食べ物が必要です。

暑がりの子供は、寒がりの人が身体にいい食べ物を嫌がります。

暑がりの子供は、寒がりの人が控えている食べ物を欲しがります。

それを「うちの子供は身体に悪い食べ物を食べたがる、反抗的」などと判断するお母さんもいます。

お母さん(子供に自分の身体に良い食べ物をすすめる事)が間違っています!!


《玄米菜食の落とし穴》

玄米菜食の方でもお料理の仕方で体質が違います。

*サラダなどを取り入れる場合*

季節に関係なくサラダを食べると身体を冷やしてしまって、風邪をひきやすくなったりします。

宗教上の理由で動物性タンパク質を一切止めて、サラダやスイーツを沢山食べて来た方で肺ガンになった方もいます。

(その宗教がいいか悪いかはその宗教を知らないのでわりませんが、教祖の人が熱帯地域の方だそうです。熱帯の食べ方を日本で実戦は危険です)

夏や、食べたい時(身体に必要な時)のサラダはとても身体に良い食べ物です。

サラダはお肉など身体に熱がこもりやすい食べ物と一緒にいただくお料理です。

お肉を食べないのに、年中サラダでは身体にいいとは言えません。

スイーツは嗜好品なので、食べすぎないことが大切です。


*身体を冷やす物を控える玄米菜食の場合*

根菜などの食材を多く食べて塩分多めの重ね煮など身体を温めるお料理を多くいただく人は風邪をひかなくなるので最初は健康です。

長年続けると秋の食べ物に片寄っているので、肝臓などが疲れてきます。

添加物は確かに身体に良いとは言えませんが現代に避けることは無理です(どんなに自然の環境での作物にも化学物質の含まれた雨が降ります)

添加物をなるべく食べない程度は良いですが異常に避けるのは肝臓の疲れが原因です。

そうなると身体全体が固くなって来ます。


《感想》

ゆるマクロビ講座第四回目、春の過ごし方を学びました。

私は今まで、自然食の取り入れ方を頭で考えて実践してきました。

食についての学習内容のみを大切にしていました。

それが良いと思って過ごしていました。

ゆるマクロビ講座を受講してからは、環境によって必要な食べ物も違うとわかりました。

自分の体感を大切にして、食生活をバランス良くすることが大切と思いました。

…………すず


今日は春の過ごし方について学びました。

春は、発芽の季節です。

春の環境を生かして上手に料理すれば肝臓を元気に出来ると思いました。

しかし、年中同じ偏った料理方法では体調不良の心配もあるかもしれないと思いました。

料理とは命と命をつなぐ方法と言う言葉が印象に残りました。

野菜の命を人の命に移しかえる作業で野菜の生体エネルギーをいただくのだと思いました。

お料理に必要なのは、自我ではなくて、自然の力を生かす素直な心だと感じました。

お料理をするときに自然の力を生かせる自分になりたいです。

………りんりん


《教室での体験談》

玄米菜食で難病を克服される方も多くいます。

元気な方まで自己流で実践しているのが心配です。

長年の玄米菜食(サラダやスイーツなし、春野菜不足)では身体が固くなってきます。

不思議な事に、身体が固くなって来ると心も考え方も固くなります。

せっかく習うために参加したのに、人の話を全く聞かずに帰る人がいます。

講義なども聞かずに自分の話をしてしまいます!!

そう言う体質の方にはヘルシーなお豆腐と甘酒のスイーツが心も身体も緩めてくれて一番いいのですけど、、

私は甘い物を食べないと言って…no thunk you┐( ̄ヘ ̄)┌固くなると本当に変わりにくくなるようです。

その方の健康を真剣に考えての事なのに、「あんなに甘い物を出してあれでマクロビの教室??」って…(ToT)

マクロビの教室???

(ヘルシークッキングはマクロビに関係なく楽しんで参加の方も多いです(*^^*))

私、a.mamaは、クシマクロビの講座は全過程修了、クッキングティーチャー試験も合格\(^o^)/

マクロビと言うと奥が深くて、誤解が多くて、頼まれた時だけ講座を開いています。

一人一人の理解に合わせて進めています。

私a.mamaは、先生ってイメージではなくて一人のママなんです♪

みんなのおかげで一緒に学んでいます。

みんなと学ぶ事が本当の勉強になってありがたいです。

日々の勉強で思うことは…

どんな健康法もやり過ぎは危険です。

体調や体質に合わせる事が大切ですねって…(^o^)v

………a.mama