みなさま、真にお久しぶりでございます。
たったの3本で挫折していたとは…
三日坊主とはこのことですね。
またお付き合いいただければ幸いです。
さて、
久方ぶりの更新となりますので、
少し恐めのお話でもいたしましょう。
これは、
私の母校であるS高校にまつわる逸話でございます
私が高校1年のときに
7年前のこととして聞かされた話ですから
もう13年も前の体験談ということになりますか
とまれ、
この体験談を語ってくださったM先生という方は
寮の監督を担当していらした方で
この夜は
宿直当番ということで
男子寮に泊まっていらしたんですね
たしか
日付が変わる前の出来事として聞いたはずです
0時前
宿直室の電話が
突然に鳴り出したみたいなんですね
もしや生徒に何かあったのでは…
M先生はすぐに応対したそうです
が、
電話の向こうから聞こえてくるのは
か細い女性の声
見やる…
表示は外線だったそうです
とかく、
受話器の向こうから聞こえてくる声は
「遊ぼうよぉ。遊ぼうよぉ」
こればかりを繰り返していたそうです
M先生は
「ふざけないでください」
と
すぐに電話を切ったそうですが
またしばらくして…電話
受話器をとる
「遊ぼうよぉ。遊ぼうよぉ」
このあたりは割愛しましょうか…
何度も同じような電話がかかってき
M先生も
ベルが鳴っていようとも無視をしていたそうなんです
すると
電話が鳴る
切れる
電話が鳴る
切れる
の
繰り返しになったそうですが
しばらくして
ピタリと
鳴りやんだそうなんです
ああ、やっとイタズラがやんだか
と
安心して床に入った矢先
また
電話が鳴り始める
もうこれで最後にしよう
そう考えて応対に出て…
聞こえてきた台詞は
「今から行くよぉ…」
さすがにM先生もおかしいと思い、
だが今度は向こうから電話が切られました
と、
数分もしないうちにまたかかり、
出ると、
「いま×××まで来たよぉ…」
で、
切れる…
またかかる
「いま△△△…」
切れる
どんどん近づいてきている!!
M先生は布団をかぶり
電話が鳴っても無視することにしたそうです
出ないままでいると、何度かコールしてすぐ切れる…
でもまたすぐかかる…
そして何度目かの着信…
今度は放っといても切れない
いつまででも鳴り続ける
M先生は
半泣きになりながら
電話に出たそうです
M先生が電話を取ると
受話器から
「着いたよぉ…」
そして、
バン!!
と、
大きな爆発音とともに部屋全体が揺れたそうです
そしてガタガタと
徐々に
大きな地震でも起きたかのように部屋全体が揺れる
四方の壁からバンバンと何かを叩きつける音が聞こえる
M先生は半狂乱になりながら布団にくるまったそうですが
やがて、
ピタリと
音も揺れもやみ、
静けさが戻ったそうなんですね
そこで布団から這い出し…
M先生は、
窓に張りつく女と目があったそうです
髪は地面につくほどにのび
口は大きく開き
目は濁っていたとか
M先生は翌朝
全裸で受話器を握りしめて気絶しているところを
生徒に発見されたそうです…
M先生本人は
「欲求不満の幽霊」とおどけて話を終わりにしましたが
その目は笑っていなかったことが
私の印象に残っています
少々
長くなってしまいましたね
また次の夜にも
お越しになってください