接客・接遇について思うこと。つぶやき(接客、接遇、新人、研修中、実習生、教育係、クレーム) | マナー講師・話し方講師 ブログ

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好印象を与える接客マナー、人と接するときや人前で話すときのポイントをお伝えします

今日は独り言のようなつぶやきブログです。

接客・接遇などの仕事で、

「研修中」や「実習生」などの
名札を付けている
フレッシュなスタッフを見ると、
私はつい応援したくなります。

緊張した固い表情や、
ぎこちない言葉遣いでも、

真剣にがんばっている姿は、
美しいものです。

年齢を問わず、
新しい職場で奮闘されている方、
多くいらっしゃると思います。

新しいことをしっかりと覚えるまでは、
本当に大変かもしれませんが、

最初は少しだけ
足をふんばって、
歯を食いしばって、
がんばってみましょう。

新しい職場で仕事を覚えるポイントは、


基本に忠実に!


ということ。

まずは、基本をしっかり覚えましょう。

自分なりのオリジナリティーで
アレンジをきかせるのはその後です!

まずは・・・
ピアノで例えると、
ドレミファソラシドを
覚えるところからスタートです!

ドレミファソラシドが出来るようになったら、

曲の1小節ずつを練習します。

右手で弾けるようになり、
左手で弾けるようになり、
そして、両手で。

このように、
ようやく1曲が弾けるようになるものです。

アドリブをきかせられるようになるのは、
暗譜して、スラスラ弾けるようになってからです。


ピアノを習っていた人はよく分かると思いますが、
両手で1曲をつっかえずに弾けるようになるには、
かなりの練習が必要ですよね。

接客だけでなく、どんな仕事も、
回数を重ねてて
少しずつステップアップしていくものです。

基本の「ドレミファソラシド」を覚えるから、
1曲が弾けるようになるのです。

そして・・・
このことを、
研修中や実習中の新人スタッフだけでなく、

新人に教える先輩スタッフや、
教育係の方にも
理解していただけることを切に願います。

まずは新人さんが基本を覚えられるよう、
サポートしてあげてほしいのです。

新人さんに、すぐに応用力を求めるのは酷です。

あれもこれもと詰め込んで
基本と応用をミックスして教えると
混乱していまいます。

何年も前からこの仕事をしている先輩と同じように
新人さんが出来るわけないですよね。

現場は忙しく、即戦力が欲しいかもしれませんが、

あらゆる業界で、
「すぐに辞めてしまう」という
離職の早さ、人材不足も
深刻な課題です。

大切な仲間となるスタッフを育てていきましょう。



そして、
お客様側になる大人の皆さんは、
新人さんを温かく見守ってあげるような
そんな優しさがあると嬉しいです。


今年は、スタッフのほんのささいな言動が
大きなクレームなったという話がニュースに
なっていました。

レジスタッフが、
カードを両手で受け取らなかったから、
という理由だけで、大クレーム!


役所の職員が、来訪者に
「ご苦労様です」と言ったから、
という理由で、大クレーム!

この2件のニュースには、
なんだか残念な気持ちになりました。


接客・接遇のスタッフ側も
しっかりと基本に忠実に正しい言動をする
必要はあるかもしれませんし、


お客様・利用者様側は、
少し歩み寄る気持ち、心の余裕みたいなものを
持ってもらえると、

世の中ハッピーだな、と思いました♪

接客・接遇スタッフのマナーはもちろん、
サービスを受ける側のマナーもあってもいいのでは?
と思う今日この頃です。

日々感じていることをつぶやいてみました~。


★★★★★★

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◆会場◆
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