本日は、先日、私の身に生じた恐怖体験について書きたいと思います。
それは桜が満開の、やや花曇りの日の事です。
我が家は、長女の入学式があり、私も正装に身を包み、長女が真新しい制服に着替え、ネクタイをぎこちない手つきで
結んでいるのを、なんだか誇らしい気分で眺めておりました。
その時です。
私の目に、見慣れないものが飛び込んできました。
ベージュ色の、おそらくは革でできた四角い物体です。
「つ、つ、妻のバッグが新しくなっている・・・。」
それは、私のような服飾に疎いものでもわかるような、いわゆる高級ブランドのバックでした。
恐れおののきました。
しかし、動揺を隠しながら、勇気を振り絞り尋ねました。
「それ、どうしたの?」
そのあとの記憶は定かではありません。
来月以降のカードの支払いでも、おそらく恐怖を覚えることでしょう。